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★日本の職人技★ 天皇家につらなる伏見宮家の皇女・日榮（能筆家）自筆「法華経 柿右衛門様式
4.3
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商品詳細情報
| 管理番号 |
新品 ：28458484713
中古 ：28458484713-1 |
メーカー | be5ff7b | 発売日 | 2025-05-22 06:50 | 定価 | 25000円 | ||
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| カテゴリ | |||||||||
柿右衛門様式の作品リスト
レディースの製品
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筆者は、現在の天皇家につながる伏見宮邦家親王の皇女・日榮の自筆（本物）です。
三千塵点劫という長遠な過去における大通智勝如来という仏がおり、
この仏には16人の王子が16番目の王子が釈迦牟尼仏です。仏の道のりは険しく長い。
導く為の手立てとして平安を説き、神通力で作られた大きな城で休息を終えた者に
法華経をいたのが「化城喩品（けじょうゆほん）」です。
出品した商品は、京都嵯峨・瑞龍寺門跡（皇族が出家し代々入寺する寺）で、伏見宮の皇女・日榮の自筆「法華経(妙法蓮華経)」の古切（断簡）です。瑞龍寺は後、近江八幡八幡城本丸跡に村雲瑞龍寺として移築している。日榮は、瑞龍寺の第十世である。村雲日榮とも呼ばれる。
伏見宮は、現在の天皇家につながる系統であり、明治天皇・大正天皇、そして、今上天皇も「伏見宮貞成親王」の男系子孫であり、日榮は「伏見宮邦家親王」の皇女です。
記された文字は細字で女性特有のやわからい楷書体で一文字ずつ長い時間をかけて丁寧に記されております。日榮は、美しい文字を記す能筆家として有名であり、書道史にも名が残されております。
海外展示に際し、「額縁の周囲と中心部の金色（黄色）」の額縁が使用されております。これは、「黄巻朱軸（黄金巻赤軸ともいう）」に由来するものです。日本に仏教が伝来するはるか以前の西暦67年に中国に仏教が伝来しております。この頃、金色（黄色）の紙に「法華経」を書き記し、朱色を軸としたことから「黄巻（黄金）朱軸」の言葉が残っております。日本の仏教の経典の表紙に「黄色（金色）」が多いのは「黄巻（黄金）朱軸」に由来しております。
中国唐代以降の「法華経」の断簡が「黄色（黄金）」の縁どりの「額」に書き記されていることがあります。出品いたしました「法華経」自筆は、海外展示の際、千年以上も時代を遡った「法華経」の形式に準拠し、「周囲と中心部の金色（黄色）の額縁」の中に納め展示されたものです。
信仰の対象として強く深くあがめられ唱えられてきたが、同時に美しい比喩や巧み
な説話の数々が文学・芸術の世界にも豊かなものをもたらした」と記しております。
「法華経」の自筆が海外において額縁で展示されるのはこうした理由によるものです。
写真下の印が日榮の落款、
「自筆原本」
出品した自筆の「原文（漢文）」は次の通りです。
《妙法蓮華経 化城喩品（けじょうゆほん）第七》
光明照曜倍於常明。諸梵天王各作是念。
今者宮殿光明。◆錵◆2 十三代 酒井田柿右衛門作 濁手 赤濃文香合 共箱 唐物骨董 [S360]RS/23.9廻/TB/(60)。B77 十四代 柿右衛門 人間国宝 濁手蔦文香炉 共箱 真作。人間国宝 十三代酒井田柿右衛門 錦菊花香合 美しい作品ｋ965。大型図録本 古柿右衛門古伊万里カラー写真解説204点江戸時代茶道具色絵磁器赤絵色絵壺輪花鉢絵皿大皿色絵人形香炉色絵獅子水注銚子徳利酒器。古伊万里 酒井田柿右衛門 18cm 染付 皿 渦福 02。牡丹鳳凰文茶碗 蓋付 江戸頃 倹：深川 香蘭 柿今源右衛門 唐津 有田 鍋島 志野 備前 茶道具 古伊万里 常滑 リモージュ ジノリ ミントン。伊万里 江戸中期 柿右衛門 酒井田柿右衛門 八角鉢 角鉢 合箱。☆有田焼／館林古琳庵／色絵／柿右衛門様式／葡萄栗鼠文／瓢箪型／花瓶☆☆。十三代酒井田柿右衛門 錦岩梅文大皿 美しい作品☆ｃ882。未使用に近い 第十三代 酒井田柿右衛門 錦花鳥文 牡丹 花瓶 花器 1224。【閑】江戸期 古伊万里焼 赤色絵『祥瑞鳳凰文』変形豆皿(五客) 小皿 茶事/茶道具★時代物★希少品★5D1214。A256 十三代 柿右衛門 錦 岩牡丹文 皿 五客セット 共箱 人間国宝 プレート。柿右衛門窯造 菊花紋花器 箱無し。栄耀栄華を極めた藤の花の華麗な開花のような源氏一族の繁栄を記した・自筆「源氏物語」藤裏葉（ふじうらのは）原文・茶道4-B。完売図録本人間国宝十四代酒井田柿右衛門作品集写真集濁手山つつじ文鉢濁手苺文花瓶濁手桜文花瓶濁手藤文鉢額皿蓋物大皿他日本伝統工芸展作。【千寿】十二代 今泉今右衛門 錦桐絵酒器揃 j12◆共箱/茶道具/古美術/時代品/100016318。【小】3771 明治時代 希少 十一代柿右衛門 柿右衛門鍋島様式花文皿 柿鍋 保管箱有 柿右衛門鍋島。13代柿右衛門作 錦牡丹文花瓶 共箱 Y977。★十四代酒井田柿右衛門 牡丹鳥文花瓶 美しい景色ｔ810。B14556 十二代柿右衛門 錦葡萄画果物鉢 人間国宝：真作。【有田焼】『 12代 酒井田柿右衛門 (さかいだかきえもん) 色絵小鉢 渦福 5客 15743 』 有田焼 焼物 色絵 料亭 日本料理 和食器 懐石 会席。【茶】茶道具 十三代 酒井田柿右衛門 作 錦鉄線文 菓子器 手付 菓子鉢。酒井田柿右衛門 丸胴 壺 高さ 23.5cm 口径 11.8cm 花瓶 骨董 磁器。【未使用】13代 酒井田柿右衛門 染錦地紋松竹梅画 夫婦湯呑 蓋付き 有田焼 2客セット ペア。美品 柿右衛門 錦柿文湯呑 2点セット 約6.2×8cm程度。十四代 酒井田柿右衛門 柿葉形 箸置 五客 共箱 / 有田焼 染錦 箸置き。533 十三代酒井田柿右衛門染錦柿文ぐい呑五客セット 検 酒器酒盃ぐい呑み人間国宝重要無形文化財人気作家伝統工芸美しい綺麗日本酒お酒。【SAKURAYA】時代ある珍しい作品【錦手花文ビアマグ ジョッキ/人間国宝 十三代 酒井田柿右衛門】細密絵付 酒器 杯 盃 作家 在銘 高さ14cm。C135*柿右衛門窯* 角福 錦 柘榴絵 酒器揃 /欠け有り /古物 /銚子【送料込】。T10225 十三代柿右衛門 錦菊鳥文陶額 人間国宝：本物保証 送料無料。１２代 酒井田柿右衛門 丸紋鳳凰画小鉢二客 上品な絵付け r566。●酒井田柿右衛門 花鳥文 花瓶 花入れ 壺 焼き物 和風 飾り物 レトロ アンティーク【20380294】。八の宮（桐壺天皇の皇子で朱雀天皇の皇太子）匂宮（今上天皇の皇子）と薫の君を歓待・自筆「源氏物語」椎本(しいがもと)原文/茶道24-B。C08394 十四代柿右衛門 錦菊鳥文額皿1枚 水仙文小皿1枚：真作。十三代柿右衛門《花瓶》 錦 菊鳥文 極美。C06489 十三代柿右衛門 錦牡丹文茶壷：真作。人間国宝 十四代 酒井田柿右衛門 作 濁手 麦文 瓶 / 本人作 軽井沢シングルモルトウィスキー 30年 蓋付 耳付 面取 空き瓶 デキャンタ 酒器。【3SEP05 五】十三代 柿右衛門作 染錦 松竹梅地文 煎茶器7点セット 共箱 栞付き 本物保証 煎茶道具茶道具。T09662 十三代柿右衛門 錦秋菊鶉文 陶額 ：真作。B14743 十四代柿右衛門 濁手菖蒲文 香合：本物保証 送料無料。自筆「源氏物語」源氏の君と親友の頭（とうの）中将が愛した美しい夕顔の君とをめぐる恋の物語/夕顔の巻・大炊御門宗氏・茶道4-B。☆古陶磁 古伊万里 美しい色絵金彩 花文の鉢。【真筆保証】 13代 酒井田柿右衛門 直筆 珍品 人間国宝 コレクター放出品 (奥川忠右衛門 井上萬二 中村清六) 佐賀 色紙作品何点でも同梱可。◇伝統ある日本の美◇人間国宝 酒井田柿右衛門【染錦牡丹文 夫婦組湯呑 内蓋 二客 】伊万里 有田 N07120。源氏の君と親友の頭（とうの）中将が愛した美しい夕顔の君とをめぐる恋の物語「源氏物語」夕顔の巻・大炊御門宗氏・自筆・茶道9-B。☆奥川俊右衛門作／現代の名工／父 人間国宝 奥川忠右衛門／色絵／柿右衛門様式／花鳥草花文／花瓶☆。T10373 十三代柿右衛門 染錦初代画 額皿：真作。C09616 柿右衛門 鹿文向付8個：真作。個展示即売図録本十四代酒井田柿右衛門作品集写真集1988年56点色絵濁手山葡萄文苺文桜文紅葉文山つつじ文花瓶鉢皿壺香炉香合伊万里焼有田焼。【MADE IN OCCUPIED JAPAN／柿右衛門手の花生／メイド・イン・オキュパイド・ジャパン／歴史的な品】。十三代 酒井田柿右衛門 錦絵 陶額 絵皿 飾り皿 鶉図。10OH6033 豪華!! 古有田 柿右衛門写し 香泉作 花鳥紋 食器９点セット ３段器/醤油差し/深皿etc。T11602 十三代柿右衛門 錦松竹梅文 額皿：真作。桃の実文四方縁皿 柿右衛門手 門巨話古製 お雛様 倹：深川、香蘭、柿今右衛門 唐津 有田 鍋島 志野 備前 茶道具 古伊万里 常滑 リモージュ。C08685 十三代柿右衛門 松竹梅文陶額：真作。18世紀江戸 色絵蕎麦猪口 酒井田柿右衛門。酒井田柿右衛門 13代 ★ 錦 椿文 燗瓶セット ★ 共箱 栞 ★ 造形の素晴らしい雅な逸品 ★ 徳利 酒次 酒注 チョカ カラカラ ★伊万里焼。【送料無料】古伊万里 金彩色絵 珍獣 花鳥図 飾貝皿 ウブ品 伝世品 入手困難 骨董 コレクション (旧家蔵出し) WWTT161。G589 十四代 酒井田柿右衛門 錦牡丹文酒器 銚子 猪口 三点揃 共箱 柿右衛門窯 真作保証。u-2440 十四代 酒井田柿右衛門 錦菊鳥文 一輪生 花瓶 共箱。和と欧！／[十四代柿右衛門濁手酒瓶・合箱(柿右衛門・コニャック(cognac)入り)]／1989年制作／人間国宝。☆十二代 酒井田柿右衛門 造 染錦 松竹梅文 竹持ち手付 土瓶 共箱 急須。【 十二代 今泉今右衛門 柿右衛門様式皿 】。【真作】■第13代・酒井田柿右衛門■松竹梅図皿２枚■共箱■昭和時代の陶芸家■。CA617 江戸時代 【古柿右衛門】 色絵 龍虎文 大皿 径30.5㎝／箱付 美品T！ｚ。■ 日本古陶磁 ■ 江戸中期（貞享～元禄頃） 古柿右衛門 濁手（乳白手） 色絵 鳳凰に花宝物文 輪花鉢 ＜221121053＞。桐壺帝の皇子で朱雀天皇の元皇太子・八の宮の娘・大君と中の君の合奏後、薫の君・出生の昔語りを聞く・自筆「源氏物語」橋姫・茶道24-B。柿右衛門様式・象。3430 人間国宝 十三代 酒井田柿右衛門 錦 牡丹 文皿 五客 共箱。柿右衛門 染錦 松竹梅絵 地文 急須 茶注 水注 水差 赤絵 色絵 花文 茶器 茶道具 煎茶器 人間国宝 酒井田柿右衛門 柿右衛門窯。【真作保証】 13代 酒井田柿右衛門 錦桐鳳凰文花瓶 人間国宝 コレクター放出品 (奥川忠右衛門 井上萬二 中村清六) 佐賀県。[未使用]酒器 十三代 酒井田柿右衛門作 重要無形文化財 草花文 色絵 徳利1 お猪口2 しおり★02V-478。●未使用と思われる 美品● 【マッジョーレ美術】 柿右衛門窯 染錦柿文酒盃 共箱 本物保証 [検]ぐい呑 14代 十四代。【和】(6150) 人間国宝 十三代酒井柿右衛門作 色絵錦花文小鉢 五客揃 皿 共箱有。十三代酒井田柿右衛門（造）乳白手花鳥図瓶 花入 花瓶 花生 花器 小瓶 一輪挿し 有田焼 古陶磁 重要無形文化財 美品 z3072o。古伊万里 柿右衛門様式 染付 金彩 色絵 草花文 12cm 輪花 小鉢 ５客組 其の一 bcat-27b2753。古伊万里花入 染付色絵花瓶 一輪挿 一対 検）骨董 中国古玩 古美術。e078 技工名品 人間国宝 十四代 酒井田柿右衛門 錦 葡萄リス文 瓢箪 花瓶 共箱 栞付 未使用 美品 本物保証 日本美術。d767 技工名品 時代物 人間国宝 十二代 酒井田柿右衛門 錦 鳳凰絵 瓢箪形 花入 花瓶 飾壷 高23.5cm 箱無 美品 本物保証 日本美術。【真作保証】 14代 酒井田柿右衛門 錦牡丹鳥文花瓶 人間国宝 日本工芸会副理事長 コレクター放出品 (奥川忠右衛門 井上萬二 中村清六) 佐賀。TA26 花瓶 十四代 酒井田柿右衛門 瓢形 錦 葡萄りす文 一輪生 高16.9㎝ 共箱付。【閑】人間国宝 十三代酒井田柿右衛門作 錦『粟鶉文』宝瓶/湯冷まし/煎茶碗(五客) 共箱 煎茶器揃い美品4D0927■。柿右衛門窯 (酒井田柿右衛門) 花瓶 一輪挿し。【昊】古伊万里 十二代酒井田柿右衛門 梅図花形皿 22.5㎝ 古美術品 旧家蔵出[JJ41Ys]。十三代酒井田柿右衛門（造）乳白手花文図瓶 花入 花瓶 花生 花器 小瓶 一輪挿し 有田焼 古陶磁 重要無形文化財 美品 z3071o。。十二代酒井田柿右衛門 白磁鶏置物 美しい作品☆ｃ877。【小】4043 江戸後期 古伊万里柿右衛門 色絵菊花文香炉 保管箱有 茶道具。【真作保証】『十三代酒井田柿右衛門（人間国宝）』作/染錦 牡丹文 花瓶 ＜231031001＞。R-072300 人間国宝 十三代 酒井田柿右衛門 染錦 初代図 約29cm 9.4寸 飾皿(輪花、稜花、桔梗縁、額皿、共箱付き)。源右衛門造 粉彩『萬歴風人物文』六角花入 花瓶 共箱 栞 花器 茶道具 時代物。希少三田旧家より未使用 ６客 中鉢ー１７，５柿右衛門様式 成化年製１客おまけ。源氏の君と親友の頭（とうの）中将が愛した美しい夕顔の君とをめぐる恋の物語「源氏物語」夕顔の巻・大炊御門宗氏・自筆・茶道29-B。★※★※十三代 柿右衛門 錦 菊鳳凰文 菓子器 旧家 初心だし★※★※。十三代 酒井田柿右衛門 錦岩牡丹文蓋物 五客 共箱 本物保証[59108ep]。※即決※ 十二代酒井田柿右衛門 染錦柿香合★上品で美しい花図★u745。B51 十三代 柿右衛門 陶板画 錦 菊鳳凰文 陶額 壁掛け 人間国宝 真作。柿右衛門 小皿 2枚 十四代 倹：深川 香蘭 柿今源右衛門 唐津 有田 鍋島 志野 備前 茶道具 古伊万里 常滑 リモージュ ジノリ ミントン。十三代酒井田柿右衛門 菊鳥文花瓶 美しい作品☆ｚ918。柿右衛門 花瓶 渦福銘。即決 送料無料 未使用 保管品★十四代 酒井田柿右衛門 「錦 椿文 一輪生」 共箱 人間国宝 色絵 花器 一輪挿し。I879 十四代 酒井田柿右衛門 錦唐花文湯呑 二客揃 共箱 柿右衛門窯 真作保証。古美術 十二代 酒井田柿右衛門 額皿 共箱 時代物 極上品 初だし品 C3255。A258 十三代 柿右衛門 錦 岩牡丹文 小鉢 五客セット 共箱 人間国宝 茶碗。【福】元禄期色絵柿右衛門花紋様図中皿。B78 十四代 柿右衛門 人間国宝 濁手柘榴文一輪生 花器 共箱 真作。魁◆人間国宝 十四代酒井田柿右衛門 本人作 秀逸個展代表作品 濁手松文香炉 共箱 摘み碧 龍を模した松枝図 晩年最後の香炉作。自筆「源氏物語」源氏の君と親友の頭（とうの）中将が愛した美しい夕顔の君とをめぐる恋の物語・夕顔の巻・茶道34-B。【和】(7522) 人間国宝 十三代柿右衛門作 色絵錦牡丹文湯揃 夫婦湯呑 共箱有。十四代 酒井田柿右衛門 火屋付 灰皿 灰器 香炉 共箱入 色絵 有田焼 直径22.8cm タバコ 煙草道具 莨道具。。昔所未有。
以何因縁而現此相。是時諸梵天王。
即各相詣共議此事。時彼衆中。有一大梵天王。
名救一切。為諸梵衆。而説偈言。
我等諸宮殿。光明昔未有。
此是何因縁。宜各共求之。
為大徳天生。為仏出世間。
而此大光明。遍照於十方。
爾時五百万億国土諸梵天王。與宮殿倶。
各以衣盛諸天華。共詣西方推尋是相。
見大通智勝如来処于道場菩提樹下坐師子座。
諸天龍王乾闥婆緊那羅摩羅伽人非人等恭敬圍繞。
及見十六王子請仏轉法輪。即時諸梵天王。頭面・・・《禮仏》
（文責・出品者）
《妙法蓮華経 化城喩品（けじょうゆほん）第七》
《国土の中の梵天の宮殿、》・・・・光明照曜して常の明に倍れり。
諸（もろもろ）の梵天王各かくの念を作（な）す、今者宮殿の光明昔より未だ有らざる所なり。
何の因縁を以（もっ）て、この相を現ずる。
かくの時に諸（もろもろ）の梵天王即（すなわ）ち各相詣って共にこの事を議す。
而（しか）も彼（釈迦）の衆の中に一りの大梵天王あり、救一切と名（なづ）く。
諸（もろもろ）の梵衆の為に偈（げ）を説（と）いて言わく、
我等が諸（もろもろ）の宮殿 光明昔より未だ有らず。此れはこれ何の因縁ぞ
宜（よろ）しく各共に之（これ）を求むべし。大徳の天の生ぜるとやせん
仏の世間に出でたまえるとやせん而（しか）もこの大光明 遍く十方を照す。
爾（そ）の時に五百万億の国土の諸（もろもろ）の梵天王、宮殿と倶（とも）に、
各衣・を以（もっ）て諸（もろもろ）の天華を盛って、
共に西方に詣いてかくの相を推尋するに、大通智勝如来の道場菩提樹下に処し師子座に坐して、
諸天・龍王・乾闥婆（けんだつば）・緊那羅・摩・羅伽・人非人等の
恭敬（くぎょう）圍遶（いにょう）せるを見、及び十六王子の仏（ほとけ）に
転法輪を請するを見る。即（すなわち）、
時に諸（もろもろ）の梵天王、頭面に・・・・《仏を礼し繞ること》
（文責・出品者）
《梵天の宮殿が》・・・・・明るく光り輝き、平常の明るさの倍もあった。
諸（もろもろ）の梵天王たちは各々このように思った。
『このような宮殿の光明は、未だかつて無かったことだ。
何の因縁があってこの相が現れたのだろうか』と。
そこで、諸（もろもろ）の梵天王たちはすぐに相訪ねあって、この現象を共に議論した。
その集まりの中に一人の大梵天王がいた。
名を救一切といい、諸（もろもろ）の梵衆の為に偈（げ）を以て説いた。
我等の諸宮殿がこのように光明することは、昔から未だ有ったことがない。
この現象は何の因縁で生じたのだろうか、宜しく各々共にこの因縁を追求しようではないか。
大徳天が生じられた為か、仏が世間に出現された為か。
しかもこの大光明は、十方をあまねく照らしている。
そこで、五百万億国土の諸（もろもろ）の梵天王たちは、宮殿を携え全員が連れだって、
各々多くの天華を盛った衣〈えこく・花器〉を持って、
共に西方に行きこの相の因縁を探し尋ねた。
大通智勝如来が道場の菩提樹下に身を置き、師子座に坐し、
諸（もろもろ）の天・龍王・乾闥婆（けんだつば）・緊那羅（きんなら）・
摩羅伽（まごらか）などの人非人が恭敬・囲繞しているのを見、それとまた、
十六人の王子が仏に法輪を転ずるように懇請しているのを見て、
即時に諸（もろもろ）の梵天王たちは、頭面・・・・《礼仏し仏を廻ること
百・千回し、天華を仏上に散じた。》
（訳・出典「法華経」三枝充悳・筑波大学名誉教授）
写真上段の右の写真が、日榮・自筆「法華経」自筆署名と花押。
法華経の文字の右に「日榮」の花押。左下の印は「日榮」の落款（白文）。
上段左の写真は、「日榮」の署名部分の拡大写真。
写真下段右は、日榮・自筆「法華経」化城喩品第七の表紙部分
下段左は、表紙の拡大部分で、印は日榮の落款
下の角印は、「竹に雀」の絵柄で伊達家（仙台藩）の家紋
額縁の裏面に下記の「表示ラベル」を貼付しております。
日榮は、伏見宮邦家親王の皇女として「日栄女王」と称された。
上の写真は、日榮が天皇家の血筋を持つ門跡「村雲瑞龍寺」
「断層画像写真」上部に「Le Lotus de la Bon Loi・ Princess Nichiei」と表示されております。
この表記は、欧米などでの海外展示のための「仕様基準」に準拠し表記されているものです。
（断層画像写真番号 R03731―7―7）
上の写真の印は、皇女「日榮」の落款。
出品した「法華経」は、伏見宮邦家親王の皇女・日榮の自筆です。
２・皇女・日榮と現在の天皇家との関係
皇女・日榮の祖先「伏見宮」は、室町時代の「貞成親王（さだふさしんのう）」の第一王子であり、後に後花園天皇として即位し、第二王子の貞常親王は兄の後花園天皇から永世「伏見殿」と称することを勅許され、以後、代々「伏見宮」と名乗るようになった。「伏見宮」は、現在の皇室につながる系統であり、明治天皇・大正天皇、そして、今上天皇も「伏見宮貞成親王」の男系子孫である。
皇女・日榮は、伏見宮邦家親王の皇女で、文久２(1862)年、8歳で叔母の瑞正文院日尊尼を師として得度受戒。尼門跡村雲瑞竜寺の第10世。和歌や書に堪能であった。
（出典・『近世女流書道名家史伝』）
３・額縁裏面の説明ラベルについて
額縁裏面ラベルの「Le Lotus de la Bon Loi・ Princess Nichiei」〔和訳・法華経(妙法蓮華経)皇女・日榮〕は海外展示仕様に基づく表記です。
出品画像は「海外展示」の際の写真です。日本に戻る際、約款に基づき「額縁」は「新品」に交換されて戻ってきます。この際、額縁ラベルも「日本語表記」として交換されます。
出品している書の「断層（MRI）写真」の原板は、レントゲン写真と同じ新聞の半分ほどの大きさのフィルムです。肉眼では見ることのできない和紙の繊維の一本一本のミクロの世界を見ることができます。日本国内では医療用以外には見ることのできない書の「断層写真」です。
古切の書は、一旦表装を剥離し分析と鑑定検査のために「断層写真撮影」されている。撮影後、展示のために再表装をしている。掛軸や屏風にすることが可能なように、「Removable Paste（再剥離用糊）」を使用しているため、自筆の書に影響をあたえずに、容易に「剥離」することができるよう特殊な表装となっている。