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ARCHIV・PHILIPS・DG
「ザ・ジョン・エリオット・ガーディナー・コレクション」と題されたこの30枚組ボックスには、アルヒーフ、フィリップス、ドイツグラモフォンへのレコーディングから、各国で評価の高かった傑作が中心に収められています。
それぞれのディスクはオリジナル・ジャケット・デザインによる紙ジャケットに封入されています。108ページの欧文ブックレット付きの限定盤。
【初期】
1943年4月20日、イングランド南部のドーセットシャー州で生まれたジョン・エリオット・ガーディナーは幼少の頃に聖歌隊に入り、15歳からは聖歌隊の指揮者を務めていました。その後ケンブリッジ大学では、音楽に直接関係の無い歴史学とアラビア語を専攻していますが、サーストン・ダートやナディア・ブーランジェ、アンタル・ドラティなどに師事し、音楽の広範な専門知識を学んでもいます。そして、在学中に聴いたモンテヴェルディの『聖母マリアの夕べの祈り』がきっかけとなり、1964年にモンテヴェルディ合唱団を結成してプロの音楽家の道を歩むことになりました。
【デビュー】
ガーディナーは1967年にモンテヴェルディ『聖母マリアの夕べの祈り』の演奏によって正式なデビューを飾っていますが、本格的な活動はモダン楽器によるモンテヴェルディ管弦楽団を設立した1968年からで、その年に初の演奏旅行をヨーロッパ各地で行い、BBCヘンリーウッド・プロムナード・コンサート(通称プロムス)に史上最年少の指揮者として出演するなど注目を集めました。翌年にはイングリッシュ・ナショナル・オペラで『魔笛』を指揮してオペラ・デビューも果たしています。
【レコーディング開始】
1974年には念願とも言えるモンテヴェルディ『聖母マリアの夕べの祈り』の最初の録音を英デッカで行いますが、同年にロドリーゴ『アランフェス協奏曲』、翌年にバークリーの新作『ギター協奏曲』をジュリアン・ブリームと録音するなど、すでに彼の多彩なレパートリーの片鱗を覗かせています。
【イングリッシュ・バロック・ソロイスツ創設】
1977年にはモンテヴェルディ管弦楽団を改組し、オリジナル楽器によるイングリッシュ・バロック・ソロイスツを創設。録音活動も活発化し、アルヒーフやエラート・レーベルで、ヘンデルの『イェフタ』(Disc8-10)などオラトリオやオペラを中心に、高い評価を受けたパーセル『妖精の女王』(Disc3-4)など、斬新な試みに満ちたディスクを多数作り上げました。古楽以外でもマスネの『管弦楽曲集』など、録音に恵まれなかった作品における優れた録音を生み出してもいます。
【オペラに本格進出】
また、1983年にはリヨン歌劇場の音楽監督に就任し、忘れられかけていた珍しいオペラ作品の上演に努め、その時期に、グルック:『タウリスのイフィゲニア』(Disc11-12)、シャブリエ『エトワール』、オッフェンバック『山賊』、ロッシーニ『オリー伯爵』などの録音が残されました。
【バッハなどのバロック録音が続々登場】
この頃からいよいよ本格的にバッハの録音に着手し、カール・リヒター亡き後のアルヒーフ・レーベルを代表するバッハ指揮者として、声楽大作のほか、カンタータやモテット、管弦楽組曲などで大活躍。1988年の『マタイ受難曲』(Disc5-7)でも、重厚なリヒターの演奏とは対照的な、現代的センスによるスマートな『マタイ』像を鮮やかに打ち立て、洗練された美しい合唱と優秀なソリストたちにより清々しい美しさを引き出し感動的です。
1989年にはモンテヴェルディ『聖母マリアの夕べの祈り』の2度目の録音を行い(Disc1-2)、バロック音楽の録音はこの時点でひと区切りといった感じでした。
この『聖母マリアの夕べの祈り』は、1991年度レコード・アカデミー賞大賞受賞の名盤として知られてもいます。「6声のマニフィカト」を含む全14曲が収録されており、細部の表現に一層磨きが掛けられた、現代において考え得る最も理想的な演奏を聴かせた演奏として評判になりました。チャンスやターフェルなど声楽陣も充実を極め、モンテヴェルディ合唱団と少年合唱の織り成す天国的な美しさが格別な感動をもたらします。
【古典派作品のピリオド録音】
バロックから古典派へと進んだガーディナーは、1986年にモーツァルトのピアノ協奏曲第20&21番(Disc16)、1989年にベートーヴェン:ミサ・ソレムニス(Disc21)、1990年にモーツァルト:『イドメネオ』(Disc13-15)、ハイドン『四季』(Disc17-18)などの録音を手がけ、イングリッシュ・バロック・ソロイスツのピリオド・オーケストラとしての実力を世に示してもいました。
【オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティーク創設】
そのガーディナーが、1990年には、古典派以降の作品をオリジナル楽器でさら徹底した形で演奏するために「オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティーク」を組織し、ベルリオーズの幻想交響曲(Disc22)、ベートーヴェン:『レオノーレ』全曲(Disc19-20)、シューマン:『楽園とぺリ』、交響曲ほか(Disc23-24)、ヴェルディ:レクィエム(Disc26)などを録音してピリオド・アプローチでのレパートリーをロマン派にまで拡大。
【ウィーン・フィルとの録音】
一方では、伝統的オーケストラの代表格であるウィーン・フィルを指揮して、レハール、シャブリエ、シューベルト、メンデルスゾーンのレコーディングもおこなって芸風の幅広さも見せており、中でも、1994年のレハールの『メリー・ウィドウ』(Disc25)では、ガーディナーの豊富な経験を反映した多彩な表情の演奏が素晴らしく、1998年のエルガー管弦楽作品集(Disc27)も抑えた中に複雑な響きの魅力を反映した見事な演奏を聴かせていたのが印象的です。
【その他のオケとの録音】
同じ頃、1993年にはクルト・ワイルの『七つの大罪』全曲(Disc29)を北ドイツ放送響と録音して、シニカルな作品での相性の良さもみせ、1995年にはガーディナー家とも関わりのあったパーシー・グレインジャーの作品(Disc28)に本格的に取り組み、モンテヴェルディ管弦楽団の名前を復活させて合唱作品を録音するという力の入った録音で高い評価を得ていました。また、1999年には、ロンドン交響楽団を指揮したストラヴィンスキーのアルバム(Disc30)で、師ナディア・ブーランジェの実の妹で若くして亡くなったリリ・ブーランジェの作品の心のこもった美しい演奏を聴かせていました。
●海外正規輸入盤。未開封新品。
①振込先 ゆうちょ銀行、楽天銀行等
②発送法 クロネコメール便、冊子小包、ゆうパック、定形外郵便など
エアキャップで梱包のうえ、発送いたします。
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