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クリスマス特集2024 正月の二十日、女三の宮、紫の上、明石女御による女楽のために和書

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商品詳細情報

管理番号	新品：22786282932 中古：22786282932-1	メーカー	54d170e83c9926	発売日	2025-05-20 09:49	定価	25000円
カテゴリ	古書、古文書和書正月の二十日、女三の宮、紫の上、明石女御による女楽のために

クリスマス特集2024 正月の二十日、女三の宮、紫の上、明石女御による女楽のために和書

正月の二十日、女三の宮、紫の上、明石女御による女楽のために。Amazon | 正月、女三の宮、紫の上、明石女御による女楽を開催し。源氏の君、夕霧と女三の宮、紫の上、明石御方、明石女御の。山崎12年 SUNTORY 700ml 古酒ラベル破れサントリー未開栓。閉じる

不昧公の正室・方子と娘・玉映の落款

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「懸其所仕之車置諸廟」漢詩文の落款

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仙台藩医・木村寿禎の落款

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断層画像写真

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左が源氏の君、右が明石の君

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右が紫の上、左が女三の宮の模型

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右から紫の上、明石の女御、女三の宮の演奏

令和6年から「源氏物語」の作者・紫式部をモデルにしたNHK大河ドラマ「光る君へ」が放送されております。＠昭和28年木簡集英検索:支那美術書道書法考古漢文拓本竹簡漢簡甲骨文金文金石篆刻鐘鼎文敦煌碑刻法帖拓本書簡玻璃版。
したがって、出品した自筆「源氏物語」は、天皇の曽祖父の貴重な自筆です。喜多村信節『嬉遊笑覧』（全18冊揃）明治15年我自刊我書屋/甫喜山景雄刊江戸時代の文化風俗全書明治時代和本（和装活字本）。約140頁。ページ袋とじ破れ10頁ほど有。二人の皇女・熙子（ひろこ）は、甲府藩主・徳川綱豊と結婚。塗籠本／「伊勢物語」／池田亀鑑解説／古文学秘籍複製会編／昭和9年／古文学秘籍複製会発行／複製。茶会の際、基熙が所蔵する藤原定家・自筆の「定家色紙」を持参した記録がある。@1937年朝鮮総督府鉄道局交通図検索: 軍閥李朝李王朝古建築生写真日朝併合満州軍事地図台湾妓生美人京城司令部関東軍平壌。
自筆「源氏物語」の書の特徴から高松宮系統と称されるものです。「源氏物語」には、応永五年（1398）～応永十三年（1406）までの複数の年号の記載があることから、少なくとも応永五年から8年間にわたり書かれていることがわかる。★【希少品松尾芭蕉/俳句関連書物/古書】蕉門頭陀物語★送料180円～。従って、応永五年とは、書き始めの年である。孫子十家註 4冊揃ジャンク　諸子百家　兵法書春秋戦国時代　中国中華王朝　漢文漢学漢詩儒学　江戸期検）古書和書古文書写本古本 NY。

大炊御門家は、平安時代末期摂政関白藤原師実の子経実・治暦4年（1068）～天承元年（1131）を祖として創立された。松本サイ柯『俳諧多識編』（全二冊揃）文政10年序青雲堂英文蔵版谷干城旧蔵書か江戸時代和本俳諧書俳書俳句。また、二条天皇の外戚として勢威をふるい、左大臣に昇った。長谷川伸旧蔵書西川友孝『随筆集庭を想ふ心』昭和12年旺玄荘刊（滋賀県大津市）造園家庭園設計家日本庭園。備前権守、参議、権中納言、権大納言などを歴任し、応永27年（1420年）に内大臣に昇任した。写本喜多川義比口演『有機化学』明治26年京都府立医学校（現・京都府立医科大学）有機化学講義録京都府立医科大学附属病院薬剤部長。近衛基熙が所蔵する自筆・「源氏物語」の中で、最も美しく繊細な筆致で記された平安時代の文字に最も近いとされております。写真集満洲検索:満蒙新京奉天関東軍閥溥儀総督府蒋介石馬賊土匪張学良馬占山生写真古建築民国支那美人帝国川島芳子張作霖。若菜・下の巻名は朱雀院（前朱雀天皇）の五十の御賀があり、源氏の君はその賀宴を「このたび足りたまはん年、若菜など調（てう）じてや」に因む。貝原好古『和漢事始』（8冊＝「和事始」五巻附録一巻+「漢事始」全六巻）元禄10年序刊江戸時代和本日本・中国辞典青山花茂本店旧蔵書。冷泉天皇は在位十八年にして東宮に譲位し今上天皇として即位した。泉花堂三蝶『諸鳥飼伝百千鳥』寛政11年序塩屋喜助刊江戸時代和本飼い鳥の餌の製法や病気治療法など鳥の飼育全般を解説した博物学書。柏木は、女三の宮の姉・女二の宮を正室に迎えたが、女三の宮への未練を断ち切れずにいる。破提宇子　（はでうす）　木活字本　ハビアン著　迂菴老人跋。（女三の宮の子がのちの薫の君）源氏の君、41歳から47歳までを描いている。弓矢と習射/桑村常之助/村尾圭介・若槻礼次郎・鳩山一郎序/昭和7年/廣く文献を聚め不素の薀蓄を傾け之を洗練せる筆によって纏められたもの。）

大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」近衛基熙・旧蔵の来歴については下記「説明欄」に記載

《「源氏物語」若菜（わかな）下の巻》
「若菜・下」の巻は英文で「New Herbs Part Two」と表記されます。鄭和航路考検索:地図水路図航海図鄭成功明朝武備志茅元儀宝船武将航海者三寶太監下西洋永楽宣徳西洋番国志華僑明時代明史。「若菜・下」では在位十八年の冷泉帝が譲位し、これにつれて太政大臣が致仕する。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵保管　毛利　　小笠原　　古文書　歴史的逸品。）

「自筆原本」
自筆下の二つの印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室・方子・と娘の幾千姫（玉映）の落款。【★】「講談全集　全12巻」非売品　昭和3年発行　＊年代物のため外箱など写真の様に傷みはあります。ｈ∞∞　古今妖魅考　1～3　全3冊揃い　発行年不明　/A05。古切に至る詳細な経緯は下記「希少価値欄」に記載

（１）・自筆の「原文の読み下し文」は次の通りです。ｈ∞　明治期　農業三事　上下　2冊揃い　津田仙・著　明治7年　和本　古書　絵入　/A06。
明石の御方のは、ことことしからて、紅梅ふたり、櫻ふたり、
青磁のかきりにて、袙、濃く薄く、うち目なとえならて、着せ給へり。串田孫一自筆書簡5通・葉書4枚セット（真筆保証品）結城信一宛昭和43年-55年。
ひさし（廂）の、中の御さうし（障子）を・・・・《はなちて、》

（文責・出品者）
「原文の読み下し文」は、読みやすいように「通行訳」としております。真宗要論　肥後比丘覚山　元禄5年　浄土真宗　親鸞　仏教　江戸期　古書和書古本　　NC。
明石の女御（今上天皇の后）の女童(めのわらわ)は、
青》・・・・・・色の表着に蘇芳襲(すおうがさね)の汗衫、唐の綾織の表袴、
衵は山吹色の唐(から)の綺(き)を、同じようにおそろいで着ている。伊勢年季奉公請状之事。
青丹(あおに)色の表着に、柳襲の汗衫、葡萄染(えびぞめ)の衵など、
特に趣向をこらした目新しい装束というのではないけれど、おおよその気分が、
重々しく気高いところもあって、それがまったくほかに比べようもない。
　廂(ひさし)の間(ま)の隔ての襖(ふすま)を・・・・・《取り払って、あちらとこちらと
ただ御几帳(みきちよう)だけを隔てにして、その中の間(ま)には院の殿（源氏の君）が
おすわりになるための御座をしつらえてある。久松義典編訳『泰西革命史鑑』（5冊)明治15-17年巌々堂刊ヨーロッパ革命史フランス革命ほか銅版画口絵入。

現代語訳の出典・「源氏物語」小学館刊・阿部秋生・東大名誉教授（1999年没）

備考・出品した自筆は、大炊御門宗氏・自筆で近衛基熙の旧・所蔵になるものです。史記十傳纂評　全５冊揃　著・漢司馬遷　　和綴じ本。

《New Herbs Part Two（若菜・下）》
Her women quite outdid themselves.
Her little girls too were in uniform dress,
green robes, cloaks of pink lined with crimson, trousers of figured Chinese satin,
and jackets of a yellow Chinese brocade.
The Akashi lady had her little girls dressed in quiet but unexceptionable taste:
two wore rose plum and two were in white robes lined with red,
and all four had on celadon-green cloaks and purple jackets
and chemises aglow with the marks of the fulling blocks.
The Third Princess, upon being informed that she was to be hostess to such a gathering,
put her little girls into robes of a rich yellowish green,
white cloaks lined with green, and jackets of magenta.
Though there was nothing overdone about this finery,
the effect was of remarkable richness and elegance.

英語訳文（英文）の出典：『The Tale of Genji』
Edward George Seidensticker（エドワード・ジョージ・サイデンステッカー）コロンビア大学教授（2007年没）

（２）・自筆の「中国語訳」は次の通りです。0028586 俳諧饒舌録上下元木阿弥・著江都書林・北島長四郎文化13年。三公主得多人将会集于此，
便用心把几个女童打扮得特漂亮。清代各地将軍都統大臣年表検索:初版盛京奉天府清朝清時代道光嘉慶乾隆同治順治宣統光緒軍機処江南製造局康煕咸豊八旗。
房中的隔扇尽行撤去，各但用帷屏遮隔。214-2辰巳ヨシヒロ「和本てんぐ堂主人」肉筆カラー口絵付、和本シリーズ①紅書房/ドンコミック未読本、限定版26/50部。冬姫は内大臣・通誠の養女。即決　1689（元禄2）年『天文図解　巻3』運気論、中国星座、星図、太陽月二十八宿、七十二候、日蝕アンティーク、天文暦学書、江戸期和本。2つとも貞子の印。明治34年発行　南華眞經巻第六～十　郭象子玄註陸徳明音義　有井範平訓點　瀧錬太郎校　中川明善堂。漢詩文の右の２つの印のうち、下は出雲藩主・松平治郷（不昧公）の正室・方子（よりこ）の印。希少天保九年倭漢偉人番付表江戸期木版画レターパックライト可 0407U7G。右端の写真上は仙台藩主（伊達家）正室一覧表の表紙。0033921 続字彙補 7冊(子、丑、末、申、酉、辰、戌) 清・呉任臣。筆者は近衛関白政家公。時局資料　小型パラピンポスター。左の写真は、桐壺の巻の奥付。アンティーク(明治から大正)　希少　長唄　勧進帳他多数収録　和綴じ本。出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子（よりこ）の落款（印譜）、下の印は仙台藩医・木村寿禎の落款（印譜）

「自筆の画像断層(MRI)写真」

（出品した自筆の「断層画像写真」（若菜・下の巻）MRI 35―27B
自筆下二つの印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室・方子（よりこ）と娘・幾千姫（玉映）の落款

「天皇の曽祖父・大炊御門宗氏の系図」「額縁裏面表記ラベル」
「近衛基熙の肖像」「後西院天皇主賓の茶会の記録」

1番上の写真は、第103代後土御門天皇と曽祖父・大炊御門宗氏の系図（公家事典303頁）
2番目の写真は「額縁裏面」に表記されるラベル。名所小鏡。近衛基熙は、「源氏物語」に造詣が深く、「源氏物語」の注釈書『一簣抄』（いっきしょう）を書いてある。中村覚太夫・信家鐔集/秋山久作/大正15年/今此の拓本に出て居る鐔を見るに傑作として合点される物が多く其の鑑識眼は敬服の外ない/和装本。これは、中国の皇帝が譲位した場合、高位の高官も職を致仕（退官）するという「白氏文集」の漢詩文に由来するものです。■『海内無雙/東京文證大全(上下巻揃)』青木輔清著述。須原屋枩成堂發兌。原文には、「かしこき帝の君も位を去りたまひぬるに、年ふかき身の冠（かふふり）を懸（か）けむ」と記されており、「白氏文集」の漢詩文からの引用である。662091「新撰大日本永代節用無盡藏全2巻揃」河邊桑楊舊堀源入齊須原屋茂兵衛文久4年。

漢詩の落款の意味原本上部の漢詩の落款は、「讃」と称されるもので、古来、掛軸の書画に第三者がお褒めの言葉を書き込むもので元々は自筆でした。1927年日本童謡集初版西條八十初山滋画検索:吉江喬松谷崎精二広津和郎川路柳虹日夏耿之介秋田雨雀芥川竜之介有島武郎宇野浩二。　「茶事」は、「ヨーロッパの晩餐会（ばんさんかい）」とも言われます。収集家のコレクション　阿南順徳　児玉作治郎　遼東兵站消印　軍事郵便封筒　レターパックライト可　0501Q2h。茶道では「掛け軸は最高のごちそう」といわれております。通俗插画　小學外史　五巻　　小林清親画。　落款の「讃」の元になるその原文の個所には、
「懸其所仕之車置諸廟（其仕ふる所の車を懸（か）けて諸（これ）を廟（城門）に置く）」という漢詩文の落款が押捺されている。清朝木版水印花箋秀文齋周少白漢文古籍唐本漢籍支那玉扣紙善本線装木刻本筒子頁殿本套印宣紙白棉紙清朝内府石涛徐渭。茶会の際に落款に記された由来を知った客が広くそのことを社会に広めたために結果的に、多くの茶会に開催される「最高のごちそう」として原文に関係する漢詩の落款を付したものです。@1799年印譜本朝武将印将軍印篆刻印存支那豊臣秀吉武田信玄印信拓本織田信長空海花押印存朱印空洞信海官印彫印印影。上の「拡大断層（MRI）写真」でわかる通り、極めて薄い和紙の上に墨の文字がくっきりと浮き上がるように「源氏物語」の文字が記されております。1920年近代支那史検索:絵本挿絵絵図太平天国義和拳白蓮教鴉片戦争乾隆帝康煕大帝大清帝国西藏生写真古建築紫禁城故宮清朝。日本国内では医療用以外には見ることのできない書の「断層（MRI）写真」です。加茂郡南戸村地引絵図　戸長千賀氏署名黒印。掛軸や屏風にすることが可能なように、「Removable Paste（再剥離用糊）」を使用しているため、自筆の書に影響をあたえずに、容易に「剥離」することができるような特殊な表装となっております。寛永三筆　松花堂本　伊勢物語　松花堂昭乗自筆本　南山瀧本坊乗淳奥書。本物を見分けるための欧米の進んだ分析・解析技術を見ることができます。1946年初版本温泉宿川端康成文芸評論家ノーブル文学賞新感覚派雪国芥川賞直木賞文学士抒情歌千羽鶴古都山の音ちよ浅草紅団。額縁は新品です。池田東籬亭編中村有楽斎画『天保刻成京都順覧記』（2冊セット）江戸時代和本幕末期の京都ガイドブック。数値解析は、文字の筆順に従いX、Y座標を読み、そのX、Y座標をコンピューターへ入力後、コンピューターによって多変量解析を行うものです。@1970年初版手塚治虫漫画集検索:マンガメトロポリス鉄腕アトムごめんねママよろめき動物記野郎と断崖ペックス万才原画選原色版。その後、「筆者識別（Handwriting Analysis）」と呼ばれる文字解析と並行し、奥書の「宗」の字の下の文字が判読できずにいた。昭和13年白蓮庵詩鈔蓮井知城蓮井露香尾形楓峡非売品中川成秀章齋山人中川泉三検索: 伊吹山房線装本和綴漢詩漢学者書道家真作。宗氏は、正二位・内大臣まで昇進したのち、応永28年（1421）４７歳で没している。1927年梁啓超唐本漢籍史学與地学双忽雷影本唐代琵琶漢文古籍張蔭麟中華民国初版検索: 善本新文学珂羅版玻璃版梁任公王庸。

４・近衛基熙（このえもとひろ）について
近衛基熙は、慶安元年（1648年）3月6日、近衛尚嗣（関白・左大臣）の長男として誕生。北亞墨利加小舶之圖　マンハッタン號　筒井肥前之守（筒井政憲）舊藏　幕府御用繪師畫。幼名は多治丸。徳川政談　遠山両面鑑・淨瑠璃坂・國定忠治・延命院春雨傘・小堀騒動　八百屋お七　徳川政談第百編（末尾）。以後、摂関家の当主として累進し、翌年明暦元年（1655年）従三位に上り公卿に列せられる。木村蒹葭堂小伝/高梨光司/大正15年/大坂以外にも諸方の名士が彼のもとを訪れ当時の知識人のサロンの主宰者のような立場にあった人物/和装本。舊邦堂陳人校正。。出品以外の所蔵品を紹介した出品者のホームページ「源氏物語の世界」をご覧ください。森本儀太夫加藤家十勇士　　玉田玉秀斎立川文明堂　明治　木版画。。

京都の公卿・大炊御門宗氏（おおいのみかどむねうじ）自筆「源氏物語」近衛基熙・旧所蔵

自筆「源氏物語」の「若菜（わかな）下」の巻は、禁裏（京都御所）において書かれたものです。

自筆「源氏物語」の筆者である「大炊御門宗氏（おおいのみかどむねうじ）」は、室町時代の第103代天皇である後土御門天皇（ごつちみかどてんのう）の曽祖父です。酒造秘書　寫本　奧書／寛永元年甲子六月十五日。犀89）便蒙魚山假譜大全　松帆諦圓　感應寺中後援會出版部　大正十五年。大炊御門宗氏の長男・信宗の娘が大炊御門信子（のぶこ）であり、信子は後花園天皇の寵愛を受け准后として御所に居住し、皇子を生み後に第103代後土御門天皇として即位し、信子は生母・皇太后となる。現在の今上天皇と系譜がつながっている。送料込み、1827年,江戸時代の和本「御成敗式目證註」全1巻。鎌倉幕府の法律。糸ほつれ有。

関白・近衛基熙（このえもとひろ）は、後水尾院（第108代後水尾天皇）の皇女・常子内親王と結婚。長谷川伸旧蔵書山田俊蔵・大角豊次郎著『近世事情』（7冊セット＝初編-三篇）明治7年刊明治時代和本幕末-明治初期の内政・外交関係など。【まとめ】梧坡教諭上 + 梧窓漫筆三編/畏天知命畏聖三録/後編 9冊セット著:晴湖荒井尭民/大田錦城　天保11年(1840年)【ta01g】。綱豊は、のち第六代将軍・徳川家宣となり、熙子（ひろこ）は将軍家宣の正室となった。近衛基熙は、千利休の孫・千宗旦との茶会の交流（下記に掲示）で知られると同時に、第111代・後西院天皇や後水尾天皇を主賓に迎え茶会を開催。f24050715〇扶氏經驗遺訓緒方洪庵譯本２冊第１巻～第３巻第２４巻第２５巻安政四年ベルリン大学教授フーフェランドの内科書医学必携。鹿食三益家宝往来。基熙は、他にも朝廷・幕府の間で茶会を何度も開催した記録が残っている。（資料の記録は下記に掲示）

出品した「源氏物語」は、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏（おおいのみかどむねうじ）」の自筆です。狂歌關東百題集　下巻　　山東京傳・北寿・辰齋等画。送料込み、江戸時代の和本「信州川中島五戦記」全5冊10巻、写本、1巻に虫食い染み少しあり。川中島合戦。特殊労務者の労務管理前田一山海堂昭和19年帯付き戦前戦時中古書古本レトロアンティークビンテージ。このため後醍醐天皇の宸翰（しんかん・天皇自筆）にかなり近い年代に書かれていることがわかる。また、各巻ごとの書かれた年については不明。曽我物語　全十二巻の内　巻二・巻三・巻四・巻六～巻十二　正保頃刋　献上本。頭書図画遊仙窟鈔。また、落款から、後年、近衛基熙（1648～1722）の所蔵となり、時代が下って、松平不昧公の手にわたり、正室・方子の所蔵となったものである。近衛家で永く保存されておりましたので、保存状態は極めて良好です。銃創瑣言　大槻俊斎　訳　　じゅうそうさげん　　軍陣外科書　セリウス　モスト。ｈ∞　明治期　旧金銀貨幣価格表　18丁　明治7年　和本　古書　　　/A06。大炊御門北に邸宅があったため「大炊御門」を称する。初代、経実の子経宗は平治の乱で平清盛方の勝利に貢献。西村茂樹編西阪成一解白石千別閲南摩綱紀序『新撰百人一首』明治16年中外堂刊明治時代和本彩色木版画譜「小倉百人一首」改訂版。サナエ550　江戸期古文書　小笠原流仕方百カ条覚事　７９ｐ　剣術　墨書　本物保証　越前府中旧家蔵うぶだし。出品した「源氏物語」の筆者・大炊御門宗氏（おおいのみかどむねうじ）は、大炊御門家13代の当主で南北朝時代から室町時代前期の公卿。応永5年（1398年）に従三位となり公卿に列する。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管　中津　古文書　　書状。「はやり哥古今集」古今新左衛門[著] ; 山田清作編輯米山堂 1934.1 稀書複製會, 第8期第15回会報付。

旧・所蔵者の近衛基煕は、「源氏物語」に造詣が深く、「源氏物語」の注釈書『一簣抄』（いっきしょう）を著（あらわ）しております。炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、近衛基熙が研究のために収集し、のちに出雲松平家に伝わり、松平治郷の正室・方子が鑑賞していたものです。節宇遺稿　全　付　遺芳纂録　亀山雲平　節宇遺稿出版事務所　播磨聖人。魏禧 (冰叔) 著土屋弘編『文家金丹』（全二冊揃）明治13年晩晴舎蔵版明治時代和本中国清代の文人・魏禧の漢文集漢籍唐本和刻本。数ある自筆「源氏物語」の中で、第一級品と称される貴重な自筆です。

出品した「源氏物語」は「若菜（わかな）下」の内容の要旨
『源氏物語』五十四帖の巻名のひとつ。1907年近松世話浄瑠璃詳解検索:時代物世話物歌舞伎平安堂巣林子不移山人人形劇流派義太夫節河東節一中節常磐津節富本節清元節。焦竑輯王元貞校小出永安点『老子翼』（全6巻6冊揃）寛延4年勝村治右衛門板江戸時代和本唐本漢籍和刻本中国古典籍老。柏木は朱雀院（前朱雀天皇）皇女で源氏の君の正室に降嫁した女三の宮へのかなえられない恋に煩悶する。四年の歳月が経過。長谷川伸旧蔵書吉村藤舟『郷土物語』（6冊）昭和7-12年郷土史研究会刊（山口県下関市）島崎藤村に師事した山口県の郷土史家。@1941年支那百話検索: 汪精衛蒋介石関東軍陸軍国民党憲兵租界生写真革命党孔祥熈 GHQ 満洲総督府軍備軍閥禁書張学良風俗。翌年、朱雀院（前朱雀天皇）と女三の宮との対面を企画し五十の賀宴が催されることになった。源氏の君は六条院の女たちによる「女楽」による演奏の宴を開いた。近藤有芳画南原桂処（南原薫）著『大成真写譜』（全2冊揃）明治21年寿泉堂蔵版彩色木版画譜博物画譜。三井銀行五十年史。葵祭りの前日、柏木は源氏の君の不在時に小侍従の手引きにより女三の宮と逢瀬をした。夏のある日、源氏の君は女三の宮の体調不良の原因がご懐妊と知り、不審を抱いた源氏の君が柏木から女三の宮あての手紙から柏木と女三の宮の密事が発覚する。速水春暁斎『絵本金毘羅神霊記』(全10冊揃)文化5年鶴屋喜右衞門他刊江戸時代和本・読本大坂の浮世絵師による絵入本。合信（ベンジャミン・ホブソン）管茂材撰『西医略論』（全4冊揃）安政5年桃樹園蔵梓西洋医学書医書江戸時代和本中国上海仁濟医館版翻刻。

自筆下部の印は出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子（よりこ）」と娘・幾千姫（玉映）の落款（印譜）

自筆上部の「懸其所仕之車置諸廟（其仕ふる所の車を懸（か）けて諸（これ）を廟（城門）に置く）」の漢詩の落款
漢詩は「白氏文集」の中の有名一節です。押捺の詳細な理由は下記説明欄に記載
（自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。支那書画名家詳伝全13冊セット自上古至明人清人嵩山堂発行中国書中文書。坪内逍遥　署名入り？サイン本？　良寛と子守その他　サイン入り？　坪内雄蔵。
《原本上部に「懸其所仕之車置諸廟（其仕ふる所の車を懸（か）けて諸（これ）を廟（城門）に置く）」という。これは、中国の皇帝が譲位した場合、高位の高官も職を致仕（退官）するという「白氏文集」の漢詩文に由来している。枯崖円悟『枯崖和尚漫録全』（全3巻1冊）宝永4年長村半兵衛刊中国宋代禅門逸話集江戸時代和本漢籍唐本和刻本禅籍。長谷川伸旧蔵書長尾半平『鴻爪所感』昭和7年秋水社刊著者直筆献呈署名入（長谷川伸宛）。原文には、「かしこき帝の君も位を去りたまひぬるに、年ふかき身の冠（かふふり）を懸（か）けむ」と記されており、「白氏文集」の漢詩文からの引用である。》

「額縁入自筆原本」

（自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。華月帖　初刷・極美本　加藤季鷹編　天保七年正月跋刋。1938年週報中華民国臨時政府軍政要人検索:生写真支那汪精衛蒋介石関東軍閥国民党共産党抗日革命党満洲総督府張学良古建築。

自筆上部のタテ長の印は、「懸其所仕之車置諸廟（其仕ふる所の車を懸（か）けて
諸（これ）を廟（城門）に置く）」という漢詩文の落款。。
反対側の印は仙台藩医・木村寿禎の落款

《原本中の凹凸はストロボの影響によるものです。》

自筆下部の印は出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子（よりこ）と娘・幾千姫（玉映）の落款（印譜）

自筆が「古切」とされたのは江戸時代。古屋芳雄『民族淘汰論』岸田劉生・武者小路実篤らと交友した作家国立公衆衛生院長をつとめた公衆衛生学者。嘉永五年八月尾花沢紫家青隣寺旅中寫本　　新庄藩前侍医佐々玄達老人。

《「源氏物語」若菜（わかな）下の巻》
《原本上部に「懸其所仕之車置諸廟（其仕ふる所の車を懸（か）けて諸（これ）を廟（城門）に置く）」という若菜・下の原文中に引用されている漢詩の落款が押捺されている。》

《あを（青）》・・・・いろ（色）に、すはう（蘇芳）のかさみ（汗衫）、
からあや（唐綾）のうへのはかま（袴）、あこめ（袙）は、
やまふき（山吹）なるから（唐）のき（綺）を、おなしさまに整へたり。橋本雅邦画『雅邦帖』明治42年光華堂刊彩色木版画全30枚揃。■希少美品 1700年頃（江戸中期）手書き華道手本巻物！三雅流挿花法式図（華道/いけばな）「遠州流」）全長約5.9ｍ、幅12.7ｃｍ。
宮の御方にも、かくつとひ給ふへく聞き給ひて、童への姿はかりは、
ことにつくろはせ給へり。青丹に、柳の汗衫、葡萄染の袙なと、
ことに好ましく、めつらしきさまにはあらねと、おほかたのけはひの、
いかめしく氣高きことさへ、いと、なら（並）ひなし。光悦謡本『江口上製本』慶長年間刊拵帙付（森銑三自筆題簽「光悦謡曲本江口慶長中刊古活字版上製本」）嵯峨本江戸時代和本。生写真中国軍人新四軍八路軍検索:支那兵中華民国共産軍蒋介石関東軍閥国民党日中戦争革命党満洲総督府張学良古建築北伐軍。

（２）・自筆の「原文の現代語訳文」は次の通りです。

《「源氏物語」若菜（わかな）下の巻》

《朱雀院（前・朱雀天皇）の五十歳の御賀を兼ねて宮廷の豪華な祝宴の準備が進む》

《正月の二十日、女三の宮、紫の上、明石女御による女楽のために華麗に揃う》

《明石の女御（今上天皇の后）の御あたりでも、お部屋の飾り付けなどの一段と
あらたまった正月の晴れやかさに加えて、女房たちがめいめい競い合って
意匠をこらしている装束装束がまたとなくあざやかである。栗山碧嶺編『周甲遺念霧海軒書画譜』大正15年刊橋本関雪小堀鞆音野田九浦菊地契月横山大観鏑木清方西沢笛畝ら還暦記念書画帖。長谷川伸旧蔵書矢部甚一郎『歌集雪代集』昭和15年かぐつち社刊（本郷区根津片町）。
明石の御方の女童は、そう大げさでなく、紅梅襲が二人、桜襲が二人、
四人ともみな青磁(あおじ)色の汗衫で、衵は濃紫も薄紫もあり、
単衣は打目の艶などなんともいいようのないのをお着せになっている。
女三の宮（前朱雀天皇の皇女・源氏の君の正室）の御あたりでも、こうして方々が
お集まりになるとお聞きになって、女童の身なりだけは格別にととのえさせておいでになる。舎密開宗　内編。送料込み、1859年版。江戸時代の和本「阿蘭陀国条約並税則・日蘭修好通商条約」全1巻、金幸堂、綴じほつれ有、安政五カ国条約、不平等条約。@1926年絵にしたる歴史の裏田村孝之介俳諧俳文浮世絵漫画家洋画家大西孝之助信濃橋洋画所風景裸婦スケッチの技法永田禎彌。》

備考：冷泉天皇は桐壺天皇と藤壺中宮の皇子としているが実際は源氏の君と藤壺の皇子。東宮（皇太子）は、今上天皇として即位し、今上天皇と明石女御の御子は、源氏の君の孫、のちに次期天皇として即位する未来が開け源氏の君の栄華が際立つ。和本『韻府古篆彙選　5冊揃』　西陵陳策嘉謀父纂　博文館　明治36　　落款。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管　　巻物　一張弓　宇相是也　正法山紫賜僧開善前住　古文書　書状。
禁裏（京都御所）で書かれたものです。

（２）・自筆の「英訳文」は次の通りです。「俳諧名物鑑 : 畫賛 [反故齋果然編] ; 山田清作編輯米山堂 1930.11-1932.1 稀書複製會, 第7期第1, 12, 15回雪 , 月 , 華会報付。【明治】『滋賀県会日誌』他まとめて一括計117冊セット●明治20年~明治28年発行のうち●検)地租税/課税/法令/通達/布達/公文書/官報/議案。

《若菜・下》
女童穿的是青色外衣、暗色汗袗，外中国裙子，
中又加棣棠色中国衣，个个一模一。
明石夫人的女童打扮并不十分，穿面紫里袍者二人，
穿白面里袍者二人，外衣四人都是青瓷色的，衣或深紫色或淡紫色，
都用光花，无比。大正元年細川流四季之景図 12図勝野博園和本検索:盆石家元武将茶人大名盆山盆景盆庭戦前図版残雪武将大名書院茶会茶人。『三帖和讃並正信偈』浄土和讃高僧和讃正信念佛偈正像末和讃４帖その他２冊　レトロ　古本　版摺　親鸞　浄土真宗　嘉永元年。穿的是深青色外衣、
白面里汗袗和淡紫色衣。服并不特或珍，
然而大体上气派堂皇高雅，无可比。孟子白文天冊子　0228S11r。北堀江大川水屋仲／文政11年／1828年。

中国訳文の出典：『源氏物（Yunsh wy）』
豊子愷（ほうしがい）中国最初の「源氏物語」翻訳者（文化大革命で没）

「若菜・下の巻」原本の末尾（原本番号107-B）の印は、仙台藩第五代藩主・伊達吉村の正室・伊達貞子の押印
中央の写真（右から２番目）の写真が「源氏物語」若菜・下の巻の末尾（原本番号107-B）の押印。
左下の四角の大きな印は仙台・伊達家の家紋の印（竹に雀）
家紋の上２つの印は仙台藩主第五代藩主・伊達吉村の正室（冬姫）の印。●郷土資料●『改正絵入南都名所記』全1冊嘉永5年刊絵図屋庄八奈良●古書和本江戸時代。◆ヴィンテージ◆ 歩兵操典註解昭和十五年改訂應用戦術ノ参考書 2冊セット戦争昭和レトロ戦時当時物資料。
冬姫は通称。正式な名は伊達貞子。浅草吉原ほか地図多数・解説入江戸の名所案内「再校江戸砂子」明和9年菊岡沾涼 7冊☆千住湯島谷中四谷渋谷など和本江戸時代資料 B245yn。f23121610〇浮世絵東京名所四十八景浅草寺境内弁天山時の鐘昇斎一景明治四年蔦屋吉蔵〇和本古書古文書。左端の写真は「若菜・上の巻」末尾の拡大写真。
左上端の細長い落款は、「懸其所仕之車置諸廟（其仕ふる所の車を懸（か）けて諸（これ）を廟（城門）に置く）」の漢詩文の印。書簡朝比奈知泉小林元茂宛書生党水戸藩。神谷大周『説教士女訓二編』明治15年大村屋宇田総兵衛刊明治時代和本浄土宗大僧正・霊巌寺住職仏教書仏書。方子の上の印は方子の娘・幾千姫（玉映）の印。右上の印は仙台藩医・木村寿禎の落款。木版画年賀状全100枚揃『郵便局の名所スタンプ意匠絵葉書交換会』限定100部昭和10年二葉会宮尾しげを磯ヶ谷紫紅桝岡良吉田初三郎。宗長独吟伊勢千句。表紙の下は一覧の拡大写真（仙台市立博物館・刊行）

自筆の疎明資料等は、下記の通りです。

（Ⅰ）・上の写真右端は、高松宮「源氏物語」のうち「桐壺」の巻冒頭・(出典資料　別冊「太陽」「源氏物語絵巻五十四帖」（平凡社・刊）７８頁。『天台円宗四教五時西谷名目』（全2冊揃）江戸初期刊天台宗江戸時代和本仏教書仏書。■希少美品江戸後期天保13年（1842年）！佐藤慎斎書『永寿百人一首浜真砂』絵師：鍬形蕙斎画重田一九頭書全96ページ。中央の写真は、応永五年（1398）の年号。年号の左の印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子（よりこ）の落款（印譜）。蝦夷志■享保5年序■和本■写本。高橋白山(高橋利貞)編小野湖山題辞『征清詩史完』明治30年高橋作衛刊明治時代和本日清戦争に関する漢詩集。左大臣から関白に昇進した近衛基熙（もとひろ）公の花押。上下２段の花押のうち、上の印は。ｇ∞　明治期　華山翁蘭竹画譜乾・坤 2冊揃　明治13年　編・貫輪吉五郎　/E02。完品瀧和亭画『耕香館画謄』（全4冊揃）明治17年瀧精一刊明治時代和本木版画譜南画家滝和亭中国古画臨写康熙綴線装本。2番目の写真は近衛基熙の肖像（陽明文庫・所蔵）
3番目の写真は、第107代後陽成天皇の曾孫・近衛基熙の天皇家・近衛家略系図
【天皇家・近衛家略系図の出典（淡交テキスト「茶会記」に親しむ・７）平成29年7月淡交社・刊行】
4番目の写真は、「日本史の茶道」千利休の孫・宗旦と近衛基熙の茶の湯の交流」120頁（淡交社刊）
5番目の写真は、近衛基熙が、御所で第111代・後西院天皇を主賓に茶会を開催した記録「公家茶道の研究」55頁（谷端昭夫・著）

「源氏物語」「若菜・下の巻」絵図、茶室関係資料

下記写真1番目は、「源氏物語屏風（若菜・下）」（源氏物語絵巻）

朱雀院（前朱雀天皇）の五十の賀を祝い女三の宮、紫の上、明石女御が演奏する「女楽」の有名な場面
上の女性三人のうち右から紫の上は和琴、明石の女御は箏、女三の宮の琴。
手前の後ろ姿で琵琶を弾いているのが明石の君

上から2番目の写真は、「淡交」別冊（愛蔵版・№71　『源氏物語』特集）

上から3番目左右の写真は、茶会における大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」を茶道具として用いた茶室の事例

大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」近衛基熙・旧所蔵（断簡）を出品
商品説明（来歴）	大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、第107代後陽成天皇の曾孫・近衛基熙の旧所蔵である。御手鑑　慶安四年辛卯仲春日開板　筆者／東利菴「花押」古筆了佐編。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管　　犬甘　古文書　書状。出品した大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、近衛基熙が研究のために収集し、のちに近衛家から出雲松江藩主・松平治郷（不昧公）の正室・方子（よりこ）に伝わり、方子の生家である仙台藩から同藩の藩医・木村寿禎に伝来していたものである。
漢詩文	原本自筆上部に「懸其所仕之車置諸廟（其仕ふる所の車を懸（か）けて諸（これ）を廟（城門）に置く）」という。文久江戸時代　論語　孟子　学庸　古文書　1026P3h。入江兼通（入江若水）『通俗両国誌』（全二十六巻二十冊揃）享保6年蓍屋勘兵衛刊江戸時代和本中国史読本通俗両国志。「若菜・下」では在位十八年の冷泉帝が譲位し、これにつれて太政大臣が致仕する。青木理中浄書。明治27年訂正第3版。明治期の文章規範・模範文例。。春風亭香雨編望斎秀月画『鬼神阿松白浪草紙』（全二冊揃）春陽堂刊明治時代和本彩色木版画表紙女盗賊「鬼神のお松」を題材とした絵入本。紫式部は「若菜・下の巻」を書くに際し、漢詩を熟読したうえで原文を書いていることがわかります。また、原文中の上部に「篆書（てんしょ）体」の落款を入れたのは、仙台藩の藩主の正室・仙台藩主第五代藩主・伊達吉村の正室（冬姫）、通称伊達貞子か出雲・松江藩主・松平治郷の正室・方子（よりこ）と娘・幾千姫（玉映）のいずれかと推定されております。獨鶴（知影）著岡崎元軌序『独鶴詩集』（全2冊揃）文政7年刊京都光隆寺の僧知影の漢詩集江戸時代和本本願寺派資料。古版　愚問賢注。貴族から始まり藩主、あるいは高名な茶人や僧侶が書かれて、それが茶会の「掛軸」に装丁されて披露されておりました。　特に出雲・松江藩などの茶道の盛んな大名家の所蔵する自筆などに「讃」が付され、後に自筆に代わり、石刻による「漢詩」の篆書が「讃」として用いられました。妙義竜眞詣集。『英和封譯袖珍辞書』●堀達之助編/秀山社●昭和48年発複製版発行●検)徳川蔵田屋静岡学問所沼津学校英和辞典。晩餐会では、「ワインを楽しむために行われる」ところも似ています。とりわけ、茶室に入って行うことは、床の間の「掛け軸」（かけじく）を拝見（はいけん）することです。謎なぞ春の氷　初編。禮記草稿　共二册　　横山宗良草稿　元治元年季秋。とりわけ、漢詩の落款は、ただ、古典の漢詩を入れればいいという単純なものではなく、たとえば、「源氏物語」の場合、原本の中に込められている紫式部が考えた知識を読み解くことにあります。「讃」の中に有名な白楽天の漢詩を単純に落款として入れたのではなく、紫式部が原本の中に白楽天の漢詩を読み込んでいることを知ったうえで漢詩を選んでおります。新訂増補和蘭薬鏡。1915年明初拓張遷碑玻璃版藝苑真賞社羅振玉書道法帖墓誌検:支那印譜法書金石篆刻印存王鐸呉昌碩原拓本張瑞図董其昌珂羅版。この漢詩は「白氏文集」の漢詩に由来するものです。つまり、原文の内容に関する漢詩の落款を押捺しているのは、茶会における床の間の「掛け軸」（かけじく）を拝見（はいけん）の際に、茶会を主催する亭主が、客に「最高のごちそう」を振る舞うために披露したものです。馬占山氏生写真検索:支那中華民国汪精衛蒋介石関東軍閥憲兵国民党土匪生写真革命党満洲総督府張学良古建築満鉄馬賊事変。河田貫之介書簡。「落款」の漢詩の由来を待合において説明する際に、長い時間を要し、茶会における貴重な時間であったと推定されております。
自筆の希少価値について	自筆の稀少価値は、和紙の生成技法の緻密さにあります。傳、藤原定家卿小倉色紙　及古筆了仲證文（鑑定書）古書簡と古色紙の一括。国立北平故宮博物院宛委別藏五服図解影元至治本線装本唐本漢籍検索⇒古籍善本木刻木版武英殿本聚珍版宋版内府彫版支那花箋。出品している書の「断層（MRI）写真」の原板は、レントゲン写真と同じ新聞の半分ほどの大きさのフィルムです。肉眼では見ることのできない和紙の繊維の一本一本のミクロの世界を見ることができます。【R】D3◆超希少◆ 皇族御写真帖当時物天皇陛下日本政治貴重品。新板　曽呂里はなし　怪異小説の一源流　怪談　曾呂里物語。古切の書は、一旦表装を剥離し分析と鑑定検査のために「断層（MRI）写真撮影」をしております。撮影後、展示のために再表装をしております。栄松斎一寿撰文松斎一僊画『遠州流挿花四季園』（全4冊揃）文化10年千鐘房花道華道生け花江戸時代和本中国古花器多数。柳田泉旧蔵書正司考祺輯録『武家七徳』（全十八巻十八冊揃＝前編十巻十冊+後編八巻八冊）嘉永5年序刊江戸時代和本近世木活字本経世書。
断層(MRI)写真	従来、日本の古美術の鑑定の際の分析・解析は、エックス線写真、赤外写真、顕微鏡が中心です。一方、アメリカやイギリスでは研究が進み和紙の組成状況を精確に分析・解析をするために断層(MRI)写真が利用されており、今回の出品に際し、「断層(MRI)写真」を資料として出しました。千宗茶湯會席　千利休・羽柴秀吉・豊臣秀吉・古田織部。明治期小説挿絵巻　五姓田芳流　小林清親　永濯　桂舟　魚州。
寸法	「源氏物語」自筆の大きさ　タテ２１．８センチ　ヨコ１２．８センチ。額縁の大きさは　タテ３７．０センチ　ヨコ２８．０センチです。1940年支那幌子風習招牌看板広告牌租界生写真古建築洋行銭荘票號商標商号酒保酒舗照片牌額旧中国図版相片憲兵事変。武備考口義　　軍学写本。
「源氏物語」の自筆について	１・筆跡の分析について　国内における鑑定人は、自筆の筆者を識別するために、個々の文字ごとに字画線の交叉する位置や角度や位置など、組み合わせられた字画線間に見られる関係性によって、個人癖の特徴を見出して識別する方法、また個々の文字における、画線の長辺、湾曲度、直線性や断続の状態、点画の形態などに見られる筆跡の特徴によって識別する方法、そして、書の勢い、速さ、力加減、滑らかさ、などの筆勢によって識別する方法が一般的な手法です。一方、欧米では一般的には、「筆者識別（Handwriting Analysis）」と呼ばれる文字解析をコンピューターの数値によって解析しております。1935~6 三才流盤景 2冊揃非売品コロタイプ検索⇒珂羅版玻璃版口傳生花芸道秘傳書秘術家元乙丸益子乙丸晃川乙丸旺川和泉智川。即決1690（元禄3）年『ホキ日用大成＝ホキ校暦傳　5冊』アンティーク江戸期和本天文暦学書、卜占、古暦、歴史民俗学、安政ドナチ彗星出現図。解析の基準となるのが「ドーバート基準」で、アメリカでは日本国内の画像データを自動的に収集、自筆の分析に際し、数値データをコンピューターで自動的に解析し「極似」した画像データによって筆者を識別する研究が進んでおります。２・大炊御門宗氏（おおいのみかどむねうじ）の自筆の特定について自筆の筆者は、書体、書風から京都の公卿によって書かれたものであるはわかっていたが、昭和38年以来、筆者名は特定されていなかった。1940年生写真雲南省昆明中華民国旗袍支那美人伝統服漢服西南聯大蒋介石国民政府軍閥蔡元培督軍龍雲鉄血共和本物当時物。＠1941年北京観光案内現地刊検索:支那事変中華民国軍閥蒋介石閻錫山馮玉祥老照片国民党生写真古建築北平相片妓女美女姑娘。それが、技術の進歩により「宗」の下の文字が「氏」と判読された結果、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏（おおいのみかどむねうじ）」であることが判明した。「源氏物語」には、応永五年（1398）～応永十三年（1406）までの複数の年号の記載があることから、大炊御門宗氏が２３歳から３１歳までの間に書かれたものと推定されている。堀田葦男編『新編反故草子』（4冊）昭和19年江戸時代和本零葉集西鶴本を含む寛永期以降の仮名草子・浮世草子・洒落本・人情本など計119枚。華厳遊心法界紀。３・自筆「源氏物語」の旧・所蔵者の特定の経緯について近衛基熙の旧・所蔵の特定は、「花押」の写真照合技術によるものです。アメリカのコンピューターを用い、「筆者識別（Handwriting Analysis）」と呼ばれる文字解析を、花押の照合に応用し、指紋の照合方法と同じ手法により99.9パーセントの確率で特定に至ったものです。永峰秀樹訳『欧羅巴文明史』（全14冊揃）明治10年フランス歴史家ギゾーのソルボンヌ大学講義録訳出明治時代和本牧治三郎旧蔵書西洋史。1916年世界實観支那風景検索:生写真順天府招牌幌子銭荘票號當舗洋行洋場租界憲兵巡捕大煙館妓院中華民国大総統黎元洪妓生。母は後水尾天皇皇女女二宮。実母は近衛家女房（瑤林院）。関宿藩領関宿江戸町古文書河川関係●1873年　デレーケ氏柴工水刎　全　26丁下総国東葛飾郡関宿江戸町現在の千葉県野田市 221010。ｈ∞∞　頭書増補和歌題林抄　1巻～10巻　不揃い　10冊セット　11巻欠け　古文書　古書　発行年不明　/C05。父、尚嗣が早世し、尚嗣と正室女二宮の間には男子がなかったため、後水尾上皇の命により、近衛家の外にあった基熙が迎えられて上皇の保護下で育てられた。承応3年（1654年）12月に元服して正五位下に叙せられ、左近衛権少将となる。ｓ▲*　江戸期　絵入り　相撲　和本　題名不明　番付有り(10点)　天保9年　19丁　木版　和本　古書　和綴じ　紐閉じ　　/　F64。輿地誌畧一巻ヨリ三巻、二編一ヨリ四巻・七冊【総論支那印度土耳古東印度諸島・二編欧羅巴、絵入川上冬崖、模画】内田正雄、明治七年。明暦2年（1656年）に権中納言、万治元年（1658年）に権大納言となり、寛文4年（1664年）11月23日には後水尾上皇の皇女常子内親王を正室に賜った。寛文5年（1665年）6月、18歳で内大臣に任じられ、寛文11年（1671年）には右大臣、さらに延宝5年（1677年）に左大臣へ進み、長い時を経て元禄3年（1690年）1月に関白に昇進した。■『滑稽發句屋奈幾樽/川柳猫鯰』時雨庵蛙水編纂。伊澤駒吉編輯發行。明治22年大阪南區長堀橋筋・前野茂久次初刷。近衛基熙は、寛文5年（1665年）から晩年まで『基熈公記』で知られる日記を書いている
HP	近衛基熙・旧所蔵「源氏物語」自筆を出品いたしました。原鈐印譜検索⇒金石篆刻印存書道封泥朱印雅印遊印雅号印石鼓文篆印官印私印原打印落款印支那唐本漢籍呉昌碩鄧石如斉白石。1944年初版限定3000部支那経済史図版原色写真陶瓷器銀票古銭銀元宝銀錠大明宝鈔銭荘票号當舗老北京琉璃厰古玩庭園古建築。ツイッター「源氏物語の世界」も合わせてご覧ください。