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条件により送料とは別に通信販売手数料がかかります ■本州・四国・九州 お買上金額 5,000円未満…240円 お買上金額 5,000円以上…無料 ■北海道・沖縄 お買上金額 5,000円未満…570円 お買上金額 5,000円以上10,000未満…285円 お買上金額10,000円以上…無料
江馬細香の2つの印「細香」「湘夢」
緒方洪庵の「滴々斎」の落款
断層画像写真
江馬細香の肖像(手前)
原本の旧・所蔵主・緒方洪庵の肖像
緒方洪庵が創立した適塾(現・大阪大学)
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自筆下部に江馬細香の落款(印譜)「細香」と「湘夢」がある。大河ドラマ 徳川家康 第32回 家康江戸入り - 動画配信。2つとも細香の落款
自筆上部に緒方洪庵の所蔵を示す「適々齋」の落款(印譜)がある。橋本城岳 造 仁清写 海松波文水次 共箱 検)淡々斎好。
江馬細香の書は、茶会・茶席において「掛軸」として仙台藩等において利用されておりました。【逢絢亭・新品】茶道具 水屋道具 灰器 楽焼 白楽 炉用 松楽窯 紙箱入り。現代においても茶会や茶席で利用されております。茶道具 浅黄交趾 蝶 蓋置 陽炎園 作 茶道 t 46313671。ちなみに平成29年4月16日(日)金沢三渓園鶴翔閣において金沢煎茶茶道会協会主催の慈善茶会において掛軸が江馬細香・書画の「春蘭」が飾られその様子はBSジャパンでテレビ放映されました。梅絵 茶器 鵬雲斎 宗匠箱 乾山 山崎窯 浅野紫仙 造 銀の蒔絵 薄茶点前にも 蒔絵作品。「江馬細香の掛軸利用の茶会」をご覧ください。B12675 井上春峰 滓盂2点:本物保証 送料無料。現在でも江馬細香・自筆「日本外史」は茶会で用いられております。☆ 久田家十二代 中誠宗也 尋牛斎 極 福禄寿 染付 徳利 平安陶工 西村徳泉 作 (共箱共布)茶道具。
出品した額は、海外展示の際に用いられた額です。茶道具 大板 真塗 風炉 茶道 13-7801。
(自筆の凹凸はストロボの反射によるものです。茶道具 祥瑞紋 茶器 薄茶器 山本 壹楽 作 桐箱入り 茶道 t 46321424。)
「自筆原本」
原本下部の2つの印は、江馬細香の「細香・湘夢」の落款。C09416 金森彦兵衛 南鐐五徳蓋置 118g 淡々斎箱書:真作。上は、緒方洪庵の「滴々斎」の落款。【蔵c8608】楽焼 清水六兵衛(六居) 括猿手焙 共箱。
《江馬細香・自筆「日本外史」徳川家康は伏見城で豊臣秀吉に代わり天下の政治を執り行う》
原本の来歴及び国内所蔵数については下記に記載
海外展示に際し、断層写真により分析されております。【閑】明治期 白泥地白釉『雷文』火入(一対)香炉 茶道具★時代物★5D0508。原本を分析・解析するために海外の研究機関において「断層(MRI)写真」撮影等による新技術による分析・検査・証明が行われた後、一般の展示に付されたものです。B05962 千亀利窯 小林一雅 手鉢 即中斎宗匠書付:本物保証 送料無料。
出品した自筆は、アメリカで撮影された下記「断層(MRI)写真」においてわかる通り、微細な曲線をも精緻に描いた極めて美しい芸術性の高い日本語の優れた文字としても高い評価を受けております。茶道具 菓子器 草花紋 染付 草花紋 八角鉢 陶楽 作 化粧箱 t 茶道 23-4711。上から3番目の写真は、科学的で客観的な分析データを重視するアメリカの航空宇宙局(NASA)の技術による「断層(MRI)写真」です。茶道具 乾山写 雁絵 蓋置 福森 阿也 作 茶道 t 9304730。「断層(MRI)写真」によって、古切の書の詳細を知ることができます。茶道具 重香合 桑 茶道 t ms2228-16。NASA(アメリカ航空宇宙局)の優れた技術である「断層(MRI)写真」撮影を通して、日本の優れた伝統技術をアメリカ国内において広く知らせているものです。茶道具 京焼 平安喜山作 肩衝茶入 美品!!。
《日本外史 巻之二十一 徳川史氏正記》
《亦》・・・・兼程至。【和】(8625) 作家物 中里重利作 絵唐津徳利 清水公照絵付 共箱有。内大臣延正信問謀。茶道具 蓋置 交趾 竹節、 京焼 高野 昭阿弥作 共箱■新品■。且曰。茶道具 抹茶茶碗 油滴 天目茶碗 桶谷 定一 造 仕服:草花唐草緞子 茶道 t 9304780。三中老調停尋盟。茶道具 乾山写 すすき絵 替茶器 薄茶器 棗 暁楽窯 作 桐箱入り 茶道 t 9304813。
要我於大坂。茶道具 織部 火入 加藤 光右衛門 造 火入れ 茶道 t 9304946 注)長期在庫品につき箱に変色等が見られますが、本体は問題ございません。。可往否。T06164 香合6、蓋置3、茶入1 計10点セット:真作。正信曰不可。茶道具 瀬戸 茄子 茶入 桶谷 定一 作 仕服 樹下双羊紋裂 桐箱入り 茶道 t 46321404。因問曰。香炉 平安春峰 染付 漢詩 香道具 茶道具。淺野彈正近爲何。古萬古焼 抹茶茶碗 箱付 金継ぎ 三島手。
曰。茶道具 膳所 色絵 笹絵 口四方 火入 陽炎園 造 火入れ 茶道 t hiire-003。亦負平生。B16563 香合5 蓋置3 棗1 計9点セット:真作。久不來此。【涼風庵】十四代楽吉左衛門(覚入) 作 杵形 蓋置 きね形 共箱。正信赴淺野氏。【空山 竹亭影】 木彫扇看板 東久世通禧 明治時代 M0905K。與來。茶道具 茶壷 洛東 京焼 飾網紐付 共箱 万代 草山造。
内大臣讓曰。茶箱■京焼お茶道具13点セット 薩摩 清宗寺 黒楽茶碗 蓋置 茶筅 香合 棗 茶杓 野点 漆器箱 古美術 時代物 骨董品■。吾與子親日久。茶道具 錆釉 火入 楽入窯 製 火入れ 茶道 t hiire-030 注)長期在庫品につき箱に変色等が見られますが、本体は問題ございません。。太閣之喪。桶谷定一 ★ 肩衝 茶入 ★ 共箱 仕覆 ( 捻梅唐草 ) ★ 造形良く気品ある逸品 ★ 京焼 茶道具 ★。治部猶訃於我。【売切り屋】茶入 一入 四代楽吉左衛門 表千家第六代家元 覚々斎花押 仕覆 二重箱付 茶道具。
子何獨欺我乎。茶道具 膳所 肩衝 茶入 陽炎園 作 仕服 五色間道 桐箱入り 茶道 t 46321399。彈正少弼始知爲三成所賣。【美品】 佐々木虚室 帰来窯 緑釉 菓子器 在銘 虚室 共箱 桐四方桟 共布 由来書 茶道具。流涕陳謝。b-3817 昭阿弥造 黄交趾台子皆具揃 扇面 共箱 茶道具。
自是益傾心焉。:引き取り限定【古都京都】「蒔絵と象嵌火鉢E-93」家具・民具・調度品.蒔絵・置物・時代箪笥〝家〟。而三成等務推戴前田氏。茶道具 蓋置 黄交趾 太鼓、京都 高野昭阿弥作、共箱 新品。。勸除德川氏。茶道具 染付 詩箋 火入 須田 菁華 造 火入れ 茶道 t hiire-007 注)長期在庫品につき箱に変色等が見られますが、本体は問題ございません。。
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利長色變。聞香炉 青磁 八卦 横山 瑞祥 造 香道 火入れ 茶道 紙箱入り t tz21-004。忠興曰。茶道具 蓋置 芦と蛍の図、 京都 高野 昭阿弥作 共箱■新品■。子悔告我乎。茶道具 菓子器 高取 七宝透 鉢十五代 亀井 味楽(正久) 造 茶道 t 9304916。前田氏存亡。B04943 淡々斎書付 ゼゼ焼丸茶入 箱蓋のみ:真作。將決於此。茶道具 仁清写 俵 香合 久世 久宝 作 桐箱入り 茶道 t 9304696。
不敢不忠謀。茶道具 重香合 塗 茶道 t ms2228-15。生死必與子。F321 野々田 電気 風炉 81-18950 茶道具 直接取引可 石狩市。子勿憂。瑞山 作 七宝 蓋置 茶道具 煎茶道具 共箱 木箱入り 萬古焼 加賀瑞山造 釉七宝透 古美術。利長大悟曰。茶道具 真塗 土風炉 眉風炉 月松斎 作 (3) 茶道 10-6114。
微子。茶道具 志野 山水紋 擂座 火入 加藤 光右衛門 造 火入れ 茶道 t hiire-024。我殆不免。茶道具 仁清写 柴舟 香合 橋本 城岳 作 桐箱入り 茶道 t 9304672。請煩・・・・《子諫家君。三代長太郎 黒薩摩 茶入 箱有 美品 茶道具 茶道。》
漢文の文責・出品者
注記・漢字が難字(旧字)の場合、システムの関係でエラーとなり画像に反映されない場合があります。茶道具 染付 隅田川 香合 真葛 宮川 香斎 作 桐箱入り 茶道 t 9304687。その場合、空白となりますが落札の際に出力文を交付いたします。楽焼 一閑人 蓋置 路春造 共箱有 京焼 茶道具。「原文の読み下し文」と「現代語訳解読文」は、漢文の文字(難字・旧字)を正確に反映しております。【金富士】値下げ中 明治期『成化年製』銘 漢詩高士図湯冷まし 煎茶道具 検/楽山紫砂九谷備前萩焼常滑宝生伊万里骨董中国古玩。
《日本外史 巻之二十一 徳川史氏正記》
《適々税を監して西上し、》・・・・亦た程を兼ねて至る。和気亀亭 楽焼 竹型 蓋置 一双 共箱 検】茶道具。内大臣、正信を延きて謀を問い、
且つ曰く、「三中老、調停して盟を尋め、我を大坂に要す。茶道具 鉄絵 口四方 火入 宮川 香斎 造 火入れ 茶道 t hiire-005。往く可きや否や」と。茶道具 聞香炉 緑釉 松楽窯 茶道 紙箱 t ms2228-05。正信曰く、不可なり」と。【真作保証】加賀瑞山 (トルコ釉 青海波) 喰篭。因りて問いて曰く、「浅野弾正は近ごろ何の状を為す」と。O1683 【京焼 清水焼 平安 万代喜山 茄子茶入】 【仕覆:笹蔓緞子】 /60。
曰く、「亦だ平生に負きて、久しく此に来らず」と。O1703 京焼【平安祥悦肩衝茶入】 松竹梅金襴仕覆 /60。正信即ち浅野氏に赴き、与に偕に来る。※即決※ 山本一如 交趾楓蓋置★久田流十二代 尋牛斎花押★u949。
内大臣責めて曰く、「吾と子と親呪すること日久し。O1681 【京焼 平安仁史 笹田仁史造 肩衝茶入】 【仕覆:西陣織 十色間道】/60。太閤の喪、治部猶お我に訃す。茶道具 狂言袴紋 火入 須田 祥豊 造 火入れ 茶道 t hiire-011 注)長期在庫品につき箱に変色等が見られますが、本体は問題ございません。。
子何ぞ独り我を欺きしや」と。【P038】 炉縁 唐松蒔絵 真塗り 中村宗悦 共箱 布着 外箱 茶道具 伝統工芸。弾正少弼、始めて三成の売る所となるを知り、流沸して陳謝す。茶道具 乾山写 金彩 草紋 火入 北風 一三 造 火入れ 茶道 t hiire-009。
これより益々心を傾く。茶道具 染付 冠 火入 橋本 龍岳 造 火入れ 茶道 紙箱入り t hiire-017。而して三成ら、務めて前田氏を推戴し、徳川氏を除かんことを勧む。茶道具 煙管一双 如心斎好写 表流 木村 清五郎 作 t ms1911-26a 注)長期在庫品につき箱に変色等が見られますが、本体は問題ございません。。
利家の嗣子利長、秘かに之を細川忠興に告ぐ。茶道具 香盆 真塗 t 茶道 28-3616。
忠興曰く、「呼。【高取焼 笹山登古 肩衝茶入】長期保管品 茶道具・共箱 仕覆付・牙蓋。子も亦だ治部の為に欺かるゝなり」と。O1690 【京焼洛東 桶谷定一作 利休好肩衝茶入梅緞子仕覆付】 /60。
利長、色変ず。茶道具 座箒 長さ約50cm 紙箱 注)画像は参考商品ですので、寸法や模様は個々に異なります。 茶道 t ms2229-04。忠興曰く、「子、我に告ぐるを悔ゆるか。茶道具 織部 草紋 火入 和田 桐山 造 火入れ 茶道 t hiire-016 注)長期在庫品につき箱に変色等が見られますが、本体は問題ございません。。前田氏の存亡、将に此に決せんとす。【真作保証】三浦竹泉 (五世) 染付柳橋絵・杓立・茶道具。
敢て忠謀せずんばあらず。【蔵c9475】真葛香山 花文向付 小鉢 六客 共箱。生死必ず子と倶にせん。『紀州焼葵窯・二代目』 寒川栖豊作 焼しめ 肩衝茶入 桐共箱。子憂うる勿れ」と。茶道具 壷飾り むすび紐 飾り茶壷 結紐 飾り紐 茶壺 茶道 t ms2228-01a。
利長、大に悟りて曰く、「子無かりせば、我れ殆ど免れじ。茶道具 肩衝茶入 笹田有祥 造 仕覆付。請う、子を煩さん。茶道具 織部 鳥紋 口木瓜 火入 長谷川 青峯 造 火入れ 茶道 t hiire-013。
漢文の読み下し文の文責・出品者
《日本外史 巻之二十一 徳川史氏正記》
《徳川家康は伏見城で豊臣秀吉に代わり天下の政治を執り行う》
《石田三成配下の諸老と奉行、徳川家康に政権の座から降りるよう勧告》
《徳川家と前田家の和解》
《本多正信・伊奈忠次は、年貢取り立てのためにたまたま西上した。O1686 清水焼【平安 万代喜山造 胴紐肩衝茶入】 花兎段唐花織 仕覆付き /60。》・・・・・・これもまた、
二日の行程を一日ほどでやって来た。茶道具 絵唐津 鉄絵 口四方 火入 小峠 丹山 造 火入れ 茶道 t hiire-004。
徳川家康は本多正信を召し寄せて、計を問うた。平安 山川巌 飾壺 皆具 共箱。そして徳川家康がいうには
(徳川家康)「三中老は仲裁するから誓いをせよといい、大坂ではわれが行くのを待っているという。◆道八 造・染付・青華・風景図文・煎茶器揃・横手急須・煎茶碗5客・湯冷・箱付・茶器・煎茶道具◆aaa245。
行くがよいか、行かぬかよいか」と。■楠廸庵■茶道具 火入 和田桐山作 唐津写 火入 共箱。
本多正信がいうには「行ってはなりません」と。(B719) 永楽善五郎 十四代 10本 セット 徳利 酒瓶 染付捻 妙全 お悠さん 【悠】 酒器 とっくり 共箱 食器 懐石 骨董。そこで、本多正信が徳川家康に問うていうには
「近頃、浅野長政はいかがでございます」と。樋谷定一 京焼茶入三種★肩衝・文琳・内海★即中斎花押★a876。
徳川家康がいうには
(徳川家康)「彼はいつもと違って、長い間ここへやって来ない」と。『中古品』 平安・笹田有祥作 利休地蔵写 肩衝茶入 桐共箱。
本多正信はすぐに浅野長政のところへ行き、一緒に連れて来た。『未使用』 平安・笹田有祥作 六条肩衝写 茶入 桐共箱。
徳川家康が浅野長政の不埓を責めていうには、
(徳川家康)「私と貴公とは、今まで長い間、親密な間柄であった。『中古品』 平安・笹田有祥作 利休丸壷写 茶入 桐共箱。太閤が死去されたことを、
治部(石田三成)でさえおれに告げてくれた。新品未使用 茶道具セット。それなのに貴公は、なぜおれを欺いたのか」と。N1140 京焼洛東 桶谷定一作 文琳茶入 林檎風球形茶心壷 共箱 仕覆セット 抹茶 茶道具 お点前 茶器 /60。
浅野長政はこのとき、はじめて石田三成に煽(だま)されたことを知り、涙を流して詫びた。O1104 京焼 洛東 桶谷定一 肩衝茶入 茶道具 仕覆 共箱/60。
その後は、心底から徳川氏に付き従った。ヤ100★中古 茶釜/鉄 風炉釜/真鍮 無地切合釜? 鬼面風炉 茶釜添え 釜カン 真鍮5.4kg。
石田三成らはできるだけ前田氏を持ち上げて、徳川氏を滅ぼすよう勧めた。和蘭陀喰籠 河合瑞豊作42dbzi。
[徳川家康と前田利家の和解]
前田利家の跡取りで、その子の前田利長がこのことをひそかに細川忠興に告げた。国領寿人 菱模様香合 共箱 茶道具 工芸品 京焼。
細川忠興がいうには、
(細川忠興)「なんと、貴公もまた治部(石田三成)に編されているのか」
前田利長は顔色を変えた。『中古品』 平安・笹田有祥作 玉津島写 茶入 桐共箱。
細川忠興がいうには、
(細川忠興)「貴公は私に話したのを後悔しているのか。『瀬戸』 銘「明烏」肩衝 茶入 桐共箱。前田家が今後立っていくかどうかは、
ここに決まろうとしている。茶道具 遠州七窯 膳所焼 岩崎新定作 膳所焼 模槍鞘肩衝茶入 美品!!。できるだけ誠実に相談をしなければならない。【風流庵】 『天壇毛氈』 ウール 100% ★ 紺色 毛氈 【5㎜厚】 破紙箱。
私は生きるも死ぬるも、貴公(前田利長)と一緒にする考えだ。茶道具 風炉先屏風 女桑 裏アジロ両面使い。貴公、心配することはない」と。岡本為治(造)刷毛目 鉢 共箱 京焼 茶道具 陶磁器 現代工芸 z6568k。
前田利長が大いに悟っていうには、
(前田利長)「貴公(細川忠興)がいなければ、とんだ目に遭うところでした。N1138 美品 京焼 洛東 桶谷定一造 仕覆付き肩衝茶入 茶器 茶事 茶席 茶道具 伝統工芸 共箱/60。・・・・・
・《どうか貴公から、家君(前田利家)に諌言してもらいたい」と。清少納言の日記「枕草子」安土・桃山時代・慶長二年(1597)の古筆(自筆)貴重書・不味公・正室方子・旧蔵・落款入21-4。》
現代語訳の出典・「日本外史」
訳・頼惟勤・お茶の水女子大学名誉教授(1922~)
(断層画像MRI-21-3-B)
「細香・湘夢」の2つの印は、江馬細香の落款。21-12 京焼 仁阿弥道八 水滴。
「序文の記載年号、落款、花押、及び隷書体の資料」
写真右から隷書体の「曹全碑」写真。清少納言の日記「枕草子」安土・桃山時代・慶長二年(1597)の古筆(自筆)貴重書・不味公・正室方子・旧蔵・落款入20-4。右から2番目は、序文末尾の拡大写真。N1153 美品 京焼 信楽焼 在銘あり 肩衝茶入 茄子茶入 3点まとめて 茶器 茶事 茶席 茶道具 伝統工芸 時代物/60。日付左の印は、大垣藩医・江馬蘭斎の娘、江馬細香の号である「湘夢」の落款。桂窯 雲華焼 寄神崇白作 菓子器 茶道具 器 盛皿 料理にも。右から3番目は、序文末尾に記された「文政十年(1827) 5月21日」の日付。◎491085 【SALE♪】 京焼 紫翠窯 西村徳泉 染付山水風景 煎茶器揃 宝瓶 泡瓶 茶瓶 急須 煎茶碗 湯呑 湯冷まし 共箱。その左が「湘夢」の落款。【友】中村翠嵐 交趾盃 交趾胴締ぐい呑 酒器 煎茶碗 茶道具 共箱。右から4番目が巻十六末尾下の「細香」の自筆署名と「湘夢」の落款。【風流庵】 『未使用』 籐蔓付 ★ 十草 平丸形 火消壷 化粧箱。左端は、江馬細香・自筆の評価額・出典・「美術年鑑」古美術名家撰851頁(美術年鑑社・刊)
上の写真は、江馬細香の肖像。【風流庵】 『未使用』 西尾瑞豊造 ★ 黒 棗形 火消壷 [籐蔓付] 化粧箱。手前が細香、右上が紅蘭(原図は江馬家所蔵)
下の写真は、江馬細香の自筆の詩稿、三十九歳の時の漢文。3218 時代物 作家物 作者不明 楽焼 菓子皿 向付 検 楽吉左衛門 九代了入。校正個所は頼山陽
「日本外史」は本来、二十二巻から構成される冊子本であるが、出品した自筆の体裁は、一巻から七巻までを長尺の一巻の「巻物」として、合計三巻の「巻物」となっている。茶道具 遠州七窯 膳所焼陽炎園 岩崎新定作 膳所焼肩衝茶入 美品!!。そして、本来冒頭にあるはずの「序文」が末尾に表装されている。茶道具 茶懐石 杉田祥平作『清閑寺窯 祥平造「染付干支 辰 杯6客まとめて」共箱・在銘「清閑寺」』未使用 京焼 茶事 表千家 裏千家十職。序文に記載されている日付は、文政十年(1827)五月二十一日である。【土風炉師】寄神崇白「雲華焼 半田 一双」 茶道具 水屋道具 灰器 炭所望 炉風炉兼用 裏千家淡々斉茶道文化功労賞受賞 難有 y91601949。このため、本自筆は松平定信へ献上する前の完成していない「書きかけ」途中の「日本外史」であることがわかる。■楠廸庵■茶道具 火入 膳所焼 鉄絵口四方火入 岩崎新定作 共箱。
この自筆は、大垣藩の藩医・江馬蘭斎の娘で頼山陽の弟子・江馬細香の旧所蔵「日本外史」を頼山陽と親交があり、また尊敬をしていた仙台藩の大槻磐渓が譲り受けた「隷書体」の貴重な自筆です。『未使用』 平安・高野昭阿弥作 鉄仙 色絵蓋置 共箱。(所蔵経緯の詳細は下記説明欄に記載)。N029 京焼 平安栄山作 染付山水楼閣文 茶器揃 急須 湯冷まし 湯呑五客揃 茶器 茶事 茶席 茶道具 伝統工芸/80。出品して「日本外史」自筆は、隷書体による「日本外史」として初めてのものであり、貴重な隷書体の書として身近なものとして鑑賞することができます。◆乾伸行 伊羅保建水 裏千家 十五代 鵬雲斎 花押◆b719。
出品している書の「断層(MRI)写真」の原板は、レントゲン写真と同じ新聞の半分ほどの大きさのフィルムです。茶道具 交趾 青竹 蓋置 真葛香斎 共箱 京焼 色絵 棚 お稽古 茶会。落札後には、見やすいようにA4サイズの「光沢紙」に転写し交付いたします。▽ 【14】 大海茶入 桶谷定一 作 / 平茶入 仕服 仕覆 桐箱 共箱 茶道具。肉眼では見ることのできない和紙の繊維の一本一本のミクロの世界を見ることができます。『未使用』 平安・高野昭阿弥作 三ッ人形 色絵蓋置 共箱。日本国内では医療用以外には見ることのできない書の「断層(MRI)写真」です。お茶道具 風炉師 浅尾宗筌 造 愈好斎好み 雲華焼 独楽透かし手培一対。
古切の書は、一旦表装を剥離し分析と鑑定検査のために「断層(MRI)写真撮影」をしております。★【茶道具 火入】楽焼 桂窯 檜垣良多 造 香炉釉 瓢形火入 (ひさごがたひいれ)★共箱 共布 未使用品。撮影後、展示のために再表装をしております。春陽 (造) 瓶掛 五徳 敷板付 京焼 瓶掛け 瓶かけ 炉台 溜塗 茶道具 陶磁器 漆工芸 木工芸 天然木 z6325t。掛軸や屏風にすることが可能なように、「Removable Paste(再剥離用糊)」を使用しているため、隷書体による自筆の書に影響をあたえずに、容易に「剥離」することができるような特殊な表装となっております。清少納言の日記「枕草子」安土・桃山時代・慶長二年(1597)の古筆(自筆)貴重書・落款入・茶道・茶道具・26-2。
1・自筆には、「江馬細香」の落款である「湘夢」の押捺、及び三巻の巻物の「日本外史」原本を収納していた「桐箱」の中の付箋には、「細香之書、文政十年(1827)三月二十七日、頼先生から譲受」と記されている。◆栄山・染付・煎茶器揃・山水風景図・宝瓶・煎茶碗6客・湯冷・茶器・煎茶道具◆aaa209。この字を記したのは、仙台藩医・大槻磐渓である。N547 美品 清水焼 京薩摩 貫入 金彩牡丹文茶器揃 急須 湯冷まし 湯呑五客揃 茶器 茶事 茶席 茶道具 伝統工芸 古美術/80。磐渓の父・大槻玄沢は杉田玄白の筆頭弟子である江馬細香の父・江馬蘭斎の上司であった。華中亭道八造 青華 山水画 茶器 共箱 / 染付 山水図 文字 煎茶器揃 急須 煎茶碗 高橋道八。
頼山陽(1780~1832)は、文化11年(1814)35歳のおり、京都の医者であった小石元瑞(1784~1849)の養女・梨影(りえ)を妻に迎えている。尋牛斎 久田宗也 花押入 舞扇 扇子 扇子 書 金箔 茶道具 茶掛け 表千家。頼山陽は、小石元瑞の患者でもあった。k30-5597[MIT] 即中斎 花押 扇面 風炉先 屏風 茶道具。小石元瑞は、仙台藩の侍医・大槻玄沢(1757~1829)に師事していた関係で、玄沢の次男・大槻磐渓(1801~1878)とも親しくしている。茶箱■10点セット【平安春峰】赤絵 京焼 朱塗り茶入 漆器箱 京薩摩茶碗 花唐草 お茶道具揃え 古美術 時代物 骨董品■。二人の交流は、頼山陽及び大槻磐渓両人の日記や著書に記されている。青磁捻梅水指 加藤藤山作27daad。頼山陽の文政10年(1827)3月27日の日記(頼山陽46歳)には、「雨、大槻磐渓来訪」と記され、翌3月28日の日記には、頼山陽、大槻磐渓、小石元瑞ら18名で「夜桜」見物をしていることが記されている。《gu》 初代 伊藤陶山 造 秋草画菓子鉢 共箱: 茶道具 煎茶 宝瓶 京焼 日本陶磁 帝室技芸員 陶山 827/319。
磐渓は、頼山陽と「夜桜見物」にでかけた時のことを次のようにその日記に記している。平安北峰 2代 大丸辰夫 白磁 小皿 20客揃 共箱 茶托 茶道具 京焼 bcu-48b1945。
「二十八日、新晴、二賴(山陽と杏坪)及び諸氏に陪して平野に遊ぶ。茶器 【TY278 茶道具 赤沢露石 紫交趾 小菊 面取 棗 陶器 江戸 幕末 明治 大正 昭和 骨董品 時代物 茶道 香道 お茶 煎茶 レトロ 】。・・・晩桜乱発、落片雪の如く繽紛地に敷く。【閑】煎茶道具 古伊万里焼染付『山水風景文』煎茶碗四客セット☆時代物☆4D1128。乃ち榻を花下に移し、張飲一場、頽然、皆酔ふ。30414/○平安喜山 肩衝茶入 仕覆付 京焼 茶器 茶壷 煎茶道具 茶道具。日暮に及び、花下の茶肆、各々数十の毬燈を以て之を枝に掛く。【八八八】平安 三浦竹軒 梅花形 灰皿 ◆共箱 喫煙具 煙草 【y-249】。遠近映発して煌々昼の如し。R47 貴山造 祥瑞染付胴帯皆具 共箱 茶道具。」上記の通り、「桐箱」の中の付箋には、「細香之書、文政十年(1827)三月二十七日、頼先生から譲受」と記されていることから、頼山陽と会った日に「日本外史」自筆を受け取っていることがわかる。茶入 大海茶入 桶谷定一 在銘 仕覆付 共箱 茶器 茶壷 煎茶道具 茶道具 ★岡山発送★(広島発送品同梱不可)。これは、大槻磐渓の個人的な依頼によるものではなく、仙台藩への献上品として前もって依頼し、この日に受け取っていることがわかる。茶道具 蛤香合 荒井 正春 作 茶道 06-8304。金銭の授受は明記されていない。茶箱 茶碗 振出 茶巾筒 巾筒 共箱。また、頼山陽が仙台藩への献上について記していないのは、前老中の松平定信への献上が約束されており、山陽の自筆文を松平定信の前に仙台藩に献上することに遠慮があったものと推定されている。411730 【 未使用 茶道具 清虚窯 平山秀 山女魚紋 喰籠 菓子鉢 陶印 共布 共箱 】 検)作家物 懐石道具 料亭 会席 茶道 茶器 茶の湯ⅲ。
大槻磐渓は、持ち帰った「日本外史」を藩に献上する前に隷書体「日本外史」を元に格調高い文体で「日本外史」を写している。大雅堂2833 利祥造 在銘 染付山水紋 煎茶6点セット 急須(高さ7㎝重さ170g)美品 煎茶道具茶道具茶席道具 越前蔵うぶ出し。磐渓は、「日本外史」を手書きによって書き写したのは、尊敬する頼山陽の業績を自らの手で確認したいとの思惑があったのではないかと考えられる。【閑】人間国宝 近藤悠三作 赤絵染付『梅文』煎茶碗(五客)共箱 茶道具★時代物★4D1003。
2・「緒方洪庵の旧所蔵」
自筆の一部には緒方洪庵の所蔵を示す「適々齋」の落款(印譜)がある。R47 笹田有祥 中興名物 二見写 茶入 遠州緞子仕覆 共箱 茶道具。一部の自筆が緒方洪庵の手許に渡っていることがわかる。京焼 宮本清香 造 赤地金襴手青海波 水次 共箱 茶道具 美品 画像10枚掲載中。緒方洪庵は、大槻玄沢の弟子であることは広く知られている。十六代永楽善五郎(即全)造 宗偏流家元 不審庵『山田宗囲書付』仁清写 菊桐蓋置 茶道具 保証品。緒方洪庵自身も一部を所蔵し、大切に読みこなしていたことをうかがい知ることができる。【閑】京焼 河合紀造 浮彫陶額『双鶴』共箱★時代物★4D0907 ■。緒方洪庵は、大阪大学の前身・適塾を創設。【逢絢亭】茶道具 蓋置 京焼 松葉彫 真葛(宮川)香斎 共箱入り。洪庵は文化7年(1810)7月14日生~文久3年(1863)6月10日没。【八八八】久世久宝 染付 花鳥文 蓋置 ◆共箱 茶道具 【b-025】。
「日本外史」の外国語訳版では、「NIKHON GAISI」V.M.Mendrin,1915,Vradivostok.があります。【閑】茶道具 四代 清風与平 造 秘色窯 大型鉢 径20.5cm 共箱 時代物★希少品★美品 4D1103。外国での展示に際し、上記「NIKHON GAISI」の表記ではなく、日本の国外における表記に準じ、「NIHON GAISHI」と表記。【豆緑】法亭宣一作 肩衝茶入/内海茶入 仕覆 共箱付 茶道具。アーネスト・サトウは、明治5、6年頃「The Japan Mail」に「日本外史」の英訳を載せている。洛東 桶谷定一作 天目釉 飾壷 共箱 高さ26cm 四つ耳 美品 茶道具 画像10枚掲載中。そのノートは、ケンブリッジ大学アストン文庫に残っている。皆具 新春■ 昌山 造 仁清金地笹文 皆具一式 [水指 建水 杓立 葢置]■ 茶道具 木箱入り №8337■。
出品した「日本外史」の書は、小さな断片です。飾壷 かざり壷 天目釉 万代草山 共箱 網 三本組紐 口覆い付き 口切り 稽古。このような断片を「古切」という。【八八八】清閑寺窯 杉田祥平 乾山 むさし乃 蓋置 ◆共箱 茶道具 武蔵野 【z-068】。頼山陽の自筆原本の多くは、頼家のある広島市が昭和20年の原爆投下によってその大半が焼失したため、爾来、出品者宅においても厳重に保管されていた。茶入 肩衝 肩付 京焼 平安窯 キザン。「日本外史」は、元来、大槻磐渓の書として冊子や巻子(かんす)で伝えられたものが、鑑賞用として「茶人」の好みにより「掛軸」、或いは屏風に仕立てられ茶道具として用いられた。☆アンティーク・☆煎茶道具 染付風景文煎茶碗六客&花に鳳凰文茶托 五 箱無。なお、自筆を断片化することを「古切」という。【八八八】桶谷定一 ? 瀬戸 鉄釉 胴紐茶入◆箱なし 茶道具 仕覆付【c-146】。
国内における所蔵先等
出品作品と同じ「日本外史」の写本は、国立国会図書館(村瀬秋水・写)、東京大学、京都大学、大阪府(1冊のみ)など8箇所に現存。古美術 文政2年 丹波大海 茶入 茶道具 煎茶道具 骨董品 美品 唐茶 舟越★真贋保証(管理ID:4229)。「国書総目録」第6巻379頁(岩波書店・刊)出品作品は、所蔵経緯、来歴が明確であるため極めて希少価値が高い。茶道具 火入 三島、京焼 中村秋峰作 桐共箱■新品■。ただし、いずれも「真書体」「楷書体」で、「隷書体」の「日本外史」自筆は、本出品の自筆は日本国内でただ1部現存するのみ。10299/○桶谷定一 内海茶入 共箱 仕覆付 京焼 茶器 煎茶道具 茶道具。
自筆は昭和39年以来アメリカの大学で分析され以後アメリカ国内で展示が継続されていた。楽吉左衛門 九代 了入 黒茶入 眼鏡箱 共箱・認得斎・鵬雲斎花押・15代吉左衛門極め! n504。一部が日本に戻り後の大半はまだアメリカで展示されております。【閑】時代 手捻り煎茶碗(5客)盃揃い☆4D0803 ■。自筆には、「江馬細香」の落款である「湘夢」の押捺、自筆署名の花押、及び三巻の巻物の「日本外史」原本を収納していた「桐箱」の中の付箋には、「細香之書、文政十年(1827)三月二十七日、頼先生から譲受」と記されている。四代 楽吉左衛門 一入 黒茶入「連月」表千家 九代 了々斎花押 即中斎追書 二重箱k449。この字を記したのは、仙台藩医・大槻磐渓である。【十七代 永楽善五郎 而全】 浅黄交趾 蓋物 共箱 千家十職 茶道具 食器 懐石 器 菓子器。磐渓の父・大槻玄沢は杉田玄白の筆頭弟子である江馬細香の父・江馬蘭斎の上司であった。【逢絢亭】茶道具 水屋道具 灰器 京焼 雲華焼 白色 炉・風炉一双 桂窯 寄神崇白 共箱入り。
蘭斎は、江戸での学業を途中で打切り大垣藩の藩医となる。29376 清水 六兵衛 犬山 茶瓶 【文】 もみじ 茶道具。大垣藩で蘭医として名声の上がっている江馬蘭斎の許を頼山陽が訪れ蘭斎の娘・江馬細香に求婚するが父・蘭斎が断る。清水焼 色絵花鳥文 小筥 1万円スタート。若い頼山陽の貧しさを父・蘭斎が嫌ったことが原因である。京 粟田焼 二代目 美山作 能絵「天鼓」 菓子器。しかし、細香は頭脳明晰で漢文や詩文をこよなく愛し、その後頼山陽に弟子入りしている。■茶道具 桶谷定一作 釉垂 肩衝 仕覆 茶入。
頼山陽は、早い時期から「日本外史」を書き始め、文化2年(1805)年3月20日の「大槻子縄(仙台藩学頭)に与ふる書」の中で「日本外史」を起草していることを示している。皇室ボンボ二エール 手塚石雲 龍神鳳凰文 豪華箱 共箱 共布 高約6cm 対角約11.5cm。「日本外史」は「文政十年(1827)五月二十一日付」で白河藩主・松平定信に献上したものだが、献上以前に並行して仙台藩からも求められ頼山陽が弟子の江馬細香に写させていたと推定されている。大樋焼亀の淵香合 松雲窯 泉喜仙作50vcae。
白河藩主・松平定信の献上の二ケ月前に大槻磐渓に渡されたのは、大槻磐渓の父・玄沢が病床にあったことが関係しているという説、及び白河藩より仙台藩の方が大藩であったことと、頼山陽が仙台藩から援助を受けていたことも関係しているとの説もある。【閑】煎茶道具 高野昭阿弥造赤絵『双龍花鳥文』涼炉 台付 焜炉 茶炉 風炉 共箱★美品★4D0529■。また、大槻磐渓は、文政十年(1827)より以前に序文のない下書の「日本外史」を入手し「楷書体」による写しを進め、後年、前記の通り、磐渓の父の弟子である緒方洪庵に渡っていることがわかっている。大徳寺 茶杓 長谷川 寛州 銘深山路 宗?作 茶道具 共箱 0083/0227。
2・「江馬細香の自筆とアメリカの基準について」
①・自筆は「女文字」であり、同時に上記、細香自筆の草書体の花押、落款、及び来歴から日本国内的では「江馬細香・自筆」とされていた。織部 菓子鉢 川崎和楽作。しかし、アメリカでの展示に際しては、科学的な筆跡全体の照合が条件として追加される。十六代 永楽善五郎【即全 造】仁清写 秋草 茶碗【即中斎 書附箱】抹茶碗 茶道具 管理77627。日本的な鑑定人による視覚による主観的な分析ではなく、科学的な解析手法である「ドーバート基準」による筆跡の分析、すなわち、江馬細香の「隷書体」自筆との照合であるが、細香は「湘夢遺稿」など多くの自筆文を残しているがいずれも「行書体」「草書体」で「隷書体」の自筆文は現存していない。【風流庵】 『京間用』 溜塗縁 両面使用 ★ 詩入『渓流~雲帯~』 腰風炉先。このため、細香の他の隷書体の文字との照合ができないため、海外展示に際し、「江馬細香・旧所蔵」とし、「Ema Saikou・Autograph(江馬細香・自筆)」とはしていなかった。灰器■焼貫灰器 二代長楽作 「小川長楽」 赤楽 灰入れ 灰鉢 灰器 京焼 共箱 古美術 時代物 骨董品■。(2015年1月迄)
その後のコンピュータ分析の精度向上の結果、江馬細香の「草書体」の文字と「隷書体」の文字情報を高速度で分析した結果、自筆は「江馬細香・自筆」であると解析された(分析法は下記②の欄)。小野多美枝 ( 空女 )★ 京薩摩 蓋置 ★ 共箱 共布 栞 ★ 絵付け作家 ★ 細かく丁寧で雅な逸品 ★ 茶道具 ★。この結果、「江馬細香・自筆」と説明欄に追記した。鉄瓶 高橋敬典 竹地紋銚子 共箱。
②・自筆の筆者の識別方法について
国内における鑑定人は、自筆の筆者を識別するために、個々の文字ごとに字画線の交叉する位置や角度や位置など、組み合わせられた字画線間に見られる関係性によって、個人癖の特徴を見出して識別する方法、また個々の文字における、画線の長辺、湾曲度、直線性や断続の状態、点画の形態などに見られる筆跡の特徴によって識別する方法、そして、書の勢い、速さ、力加減、滑らかさ、などの筆勢によって識別する方法が一般的な手法です。茶箱 セット [B29722] 栗色 茶道具。
一方、欧米では一般的には、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析をコンピューターの数値によって解析しております。【涼風庵】笹田有祥 作 六条肩衝茶入 共箱 仕覆 越後裂。数値解析は、文字の筆順に従いX、Y座標を読み、そのX、Y座標をコンピューターへ入力後、コンピューターによって多変量解析を行うものです。☆煎茶道具 色絵金彩 霊芝と花文の煎茶碗 五客。解析の基準となるのが「ドーバート基準」で、アメリカでは日本国内の画像データを自動的に収集、自筆の分析に際し、数値データをコンピューターで自動的に解析し「極似」した画像データによって筆者を識別する研究が進んでおります。■楠廸庵■茶道具 蓋物 青交趾若松彫蓋物 永楽正全作 共箱。
③・筆跡について
欧米では、筆跡の細部を検証するには人間の目ではなく、指紋の照合と同様アメリカではコンピューターが利用されております。▲60SK1682▲京焼 桶谷定一作 瓢形茶入 仕覆・共箱付 洛東 茶壷 茶心壺。資料として断層画像写真を出品欄に掲示しております。大徳寺 茶杓 前田昌道 茶道具 共箱 0082/0227。落札後の額縁裏面には説明文として、「Nihon Gaishi・1827 Ema Saikou・Autograph」との表記されております。【閑】江戸文政三年湖東焼 青華染付『雁飛来図』 あわび型向付(10客)当時木箱付 茶事/茶道具★時代物★希少品★4D0615。
上記英文の日本語訳は、「日本外史・1827 江馬細香・自筆」
出品に際しては、アメリカの基準に準拠し説明欄に記載している。【逢絢亭】茶道具 水屋道具 灰器 楽焼 赤楽 素焼き 風炉用 吉村楽入 共箱入り。
徳川将軍家の正室は京都の公卿筋から選ぶべきだとの意見があり、その反対論を一蹴したのが「日本外史」であった。真葛香山作 仁清意 色絵 七寶透香炉。安政元年の春、薩摩藩江戸屋敷に水戸斉昭、山内豊信、伊達宗盛、松平春嶽などの幕府老中たちが薩摩藩主・島津斉彬を囲み「花見の宴」を開いていた。新品 京焼 白井半七造 金彩桜柄蓋置 茶道具。宴の目的は島津斉彬の娘・篤姫が将軍の正室にふさわしいかどうかを老中たちが見定めるためである。伊羅保か? 文字「價三千」 京 紫野 花押あり。老中たちへの挨拶に訪れた篤姫に対し、水戸斉昭が篤姫の愛読書「日本外史」について質問する。:【古都京都】「丸平大木平蔵能面額F-49」能面.茶道具・華道・花瓶・花生・鉄瓶・茶臼・碾き臼・蒔絵・香道〝江〟。篤姫は正確に受け答えをし、老中たちは篤姫のその読書量と理解の明晰さに感動したという。【骨董・茶道具】★京焼 真葛香斎★★瀬戸釉肩衝茶入 gn008yg.。老中諸侯の反対論が一蹴されたことはいうまでもない。030850「高取焼 十四代 亀井味楽 造 木瓜形 菓子鉢 在銘 共箱」茶器 茶道具 味楽 高取。「日本外史」をきっかけにその場にいた老中たち全員が正室入輿の推進者となったと言われている。永楽 茶道具 『赤絵鳳凰菓子鉢』 菓子鉢 飾鉢 茶碗 (管理ID:3752)。
水戸斉昭や伊達宗盛はこの時の様子を日記に記し、また篤姫の正室入りに最も強く反対していた福井藩主・松平春嶽は「斉彬公行状記」の中でこの時の篤姫の様子を「聡明にして温和、人との応接も機智に富み、学問(日本外史)深し。皇室につらなる伏見宮家の皇女・日榮(能筆家)自筆「法華経」(細字)化城喩品(けじょうゆほん)・宮殿を仏に奉上・茶道・茶道具7-16。かくなる姫を御台所(正室)に迎えるは徳川家にとっても幸福というべきなり」と記している。【閑】茶道具 織部焼敷板 流れ釉/ 茶道具 4D0208■。その後、日本国内で「日本外史」を理解する篤学の女性として「東の篤姫、西の細香」とまで言われた。京都の旧家から 金彩染付急須 1117Q4r。後年、江馬細香の漢詩が掛軸となり茶の道具として用いられるようになるのは、こうした歴史的背景がある。茶道具・黒なつめと大振りの茶入れ・袋付・陶器製。
ツイッター「源氏物語の世界」も合わせてご覧ください。【風流庵】 『未使用』 平安・高野昭阿弥作 ★ 色絵 鞍 蓋置 共箱。