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新品 :3650779812
中古 :3650779812-1 |
メーカー | 6bafed2193f39 | 発売日 | 2025-05-28 06:42 | 定価 | 25000円 | ||
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カテゴリ |
不昧公の正室・方子と娘・玉映の落款
閉じる「香煙引到楚香処」白氏文集の有名な漢詩
閉じる仙台藩医・木村寿禎の落款
閉じる原本の断層画像写真
閉じる大君と中の君を見る薫の君(源氏物語/国宝)
閉じる琵琶を弾く匂宮と中の君(源氏物語・国宝)
閉じる左は薫の君、右は大君と中の君(総角の絵)
閉じる大君・中の君姉妹と匂宮(網代車・宇治)
自筆「源氏物語」の「総角(あげまき)」の巻は、禁裏(京都御所)において書かれたものです。
したがって、出品した自筆「源氏物語」は、天皇の曽祖父の貴重な自筆です。現在の今上天皇と系譜がつながっている。二人の皇女・熙子(ひろこ)は、甲府藩主・徳川綱豊と結婚。近衛基熙は、千利休の孫・千宗旦との茶会の交流(下記に掲示)で知られると同時に、第111代・後西院天皇や後水尾天皇を主賓に迎え茶会を開催。基熙は、他にも朝廷・幕府の間で茶会を何度も開催した記録が残っている。
自筆「源氏物語」の書の特徴から高松宮系統と称されるものです。このため後醍醐天皇の宸翰(しんかん・天皇自筆)にかなり近い年代に書かれていることがわかる。従って、応永五年とは、書き始めの年である。近衛家で永く保存されておりましたので、保存状態は極めて良好です。◆錵◆ 李朝時代 鉄絵蓋物 14cm 朝鮮古陶 唐物骨董 [S155]S/23.9廻/OD/(80)。朝鮮褐釉面取り花瓶。李朝十角面取小壺 Y290。杯台■李朝後期 祭器壷 中国古玩 貫入青磁 馬上杯 酒杯台 時代物 骨董■。初荷品コレクター放出品 発掘品高麗古銅香炉合わせ箱付。即決 徳利 高さ12.4cm。台湾 古美術 骨董 草花文 82 コレクター放出品 蔵出し。李朝 香炉 瑠璃釉 瑠璃香炉 仏教美術 アンティーク香炉 蔵出し 1客。【送料無料】李朝小壺 江戸期 染付 朝鮮 韓国 茶道具 呉須 水指 焼物 入手困難 骨董 コレクション文化財 茶道家旧蔵(旧家蔵出し) WWTT119。大雅堂721 時代 古玩 李朝期白磁茶碗 仕覆 桐箱 本物保証 お抹茶道具茶席道具 越前蔵うぶ出し。。この漢詩は、「反魂香(はんごんこう)」としても広く知られている。紫式部が「若紫」を書くに際し、「白楽天」の漢詩を読み理解したうえで、「総角」の中の「大君が父君の八の宮を呼ぶべき煙がほしい」という意味から総角の原文の中で、「人の煙にありけむ香の煙そ、いと得まほしくおほさるる」と書いていることから紫式部が「白楽天」のうち「李夫人(りふじん)」の「反魂香(はんごんこう)」の漢詩に共鳴していることがよくわかる。)
大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」近衛基熙・旧蔵の来歴については下記「説明欄」に記載
《「源氏物語」総角(あげまき)の巻》
「総角」の巻は英文で「Trefoil Knots」と表記されます。この漢詩は「白楽天」のうち「李夫人(りふじん)」の中の一節です。》
(自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。
自筆上部の「香煙引到楚香処」(香煙引き到る、楚香の処)という漢詩文の落款が押捺されている。◆錵◆ 李朝時代 青磁製 小皿 3点纏めて 金継ぎ直し 朝鮮古陶 唐物骨董 [P28.1]QQ3/23.8廻/IT/(80)。李朝 白磁 古染付 染付 茶道具 平茶碗 古玩 アンティーク李朝 蔵出し 1客。李朝 時代 白磁 台鉢 検 茶道具 煎茶道具 中国 古玩 民藝 高麗 新羅 清朝 書道具。花瓶■李朝 時代物 唐木花台付き 古い花器 花生け 古玩 唐物 中国 古美術 時代物 骨董品■。c 李朝白磁皿① 李朝時代 遺跡発掘品 朝鮮半島 陶器 釉薬。茶碗■三島茶碗 時代物 夏茶碗 仕覆付き(江戸期)古いお茶道具 古美術 骨董品 お茶の先生所蔵品■。初荷品蔵出し品 珍品李朝 仏教 瓦 古時代箱付。大珍品 中国 宋代 建窯 茶碗 兎毫 油滴 柿釉 天目茶碗 唐物 禾目天目。刷毛目小服茶碗 三島時代。。》
現代語訳の出典・「源氏物語」小学館刊・阿部秋生・東大名誉教授(1999年没)
備考・出品した自筆は、大炊御門宗氏・自筆で近衛基熙の旧・所蔵になるものです。李朝 青磁 粉彩 煎茶碗 華の図 アンティーク李朝 蔵出し 茶道具 2客。李朝 古染付 染付 小壺 花入 アンティーク李朝 蔵出し 1客。
薰中言思量:“大女公子前因服在身,所以未便答我的要求,
如今服即将脱去了。◆錵◆2 李朝時代 白磁製 草花文染付壷 11.5cm 提灯壷 朝鮮古陶 唐物骨董 [S180.3]UR3/23.9廻/OD/(80)。貴重 李朝 井戸釉 徳利 三夜荘蔵品(本願寺派門主旧別荘) 三夜荘:浄土真宗本願寺派門主の旧別荘。。
写真一番左下の角印が仙台藩の家紋印(竹に雀)
家紋印の上の2つの印は仙台藩主第五代藩主・伊達吉村の正室(冬姫)。
冬姫は通称。左端の写真は「総角の巻」末尾の拡大写真。
篆書体の下の二つの印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)と娘・玉映の落款
写真左から2枚目上の2つの印は仙台藩医・木村寿禎の落款
右端の写真上は仙台藩主(伊達家)正室一覧表の表紙。)
(出品した自筆の「断層画像写真」(総角の巻)MRI 47―16B
自筆下二つの印のうち下は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)」、上は娘の幾千姫(玉映)の落款
「源氏物語」「総角の巻」主人公・総角の資料
下記写真は、国宝「源氏物語絵巻」の中に描かれる大君・中の君姉妹。2番目の写真は近衛基熙の肖像(陽明文庫・所蔵)
3番目の写真は、第107代後陽成天皇の曾孫・近衛基熙の天皇家・近衛家略系図
4番目の写真は、天皇家・近衛家略系図の出典(淡交テキスト「茶会記」に親しむ・7)平成29年7月淡交社・刊行
「香煙引到楚香処」(香煙引き到る、楚香の処)の漢詩文の落款が押捺されている。
つまり、原文の内容に関する漢詩の落款を押捺しているのは、茶会における床の間の「掛け軸」(かけじく)を拝見(はいけん)の際に、茶会を主催する亭主が、客に「最高のごちそう」を振る舞うために披露したものです。「落款」の漢詩の由来を待合において説明する際に、長い時間を要し、茶会における貴重な時間であったと推定されております。上の「拡大断層(MRI)写真」でわかる通り、極めて薄い和紙の上に墨の文字がくっきりと浮き上がるように「源氏物語」の文字が記されております。肉眼では見ることのできない和紙の繊維の一本一本のミクロの世界を見ることができます。
古切の書は、一旦表装を剥離し分析と鑑定検査のために「断層(MRI)写真撮影」をしております。掛軸や屏風にすることが可能なように、「Removable Paste(再剥離用糊)」を使用しているため、自筆の書に影響をあたえずに、容易に「剥離」することができるような特殊な表装となっております。一方、アメリカやイギリスでは研究が進み和紙の組成状況を精確に分析・解析をするために断層(MRI)写真が利用されており、今回の出品に際し、「断層(MRI)写真」を資料として出しました。
一方、欧米では一般的には、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析をコンピューターの数値によって解析しております。解析の基準となるのが「ドーバート基準」で、アメリカでは日本国内の画像データを自動的に収集、自筆の分析に際し、数値データをコンピューターで自動的に解析し「極似」した画像データによって筆者を識別する研究が進んでおります。その後、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析と並行し、奥書の「宗」の字の下の文字が判読できずにいた。
「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、大炊御門宗氏が23歳から31歳までの間に書かれたものと推定されている。
3・自筆「源氏物語」の旧・所蔵者の特定の経緯について
近衛基熙の旧・所蔵の特定は、「花押」の写真照合技術によるものです。
4・近衛基熙(このえもとひろ)について
近衛基熙は、慶安元年(1648年)3月6日、近衛尚嗣(関白・左大臣)の長男として誕生。実母は近衛家女房(瑤林院)。父、尚嗣が早世し、尚嗣と正室女二宮の間には男子がなかったため、後水尾上皇の命により、近衛家の外にあった基熙が迎えられて上皇の保護下で育てられた。以後、摂関家の当主として累進し、翌年明暦元年(1655年)従三位に上り公卿に列せられる。寛文5年(1665年)6月、18歳で内大臣に任じられ、寛文11年(1671年)には右大臣、さらに延宝5年(1677年)に左大臣へ進み、長い時を経て元禄3年(1690年)1月に関白に昇進した。出品以外の所蔵品を紹介した出品者のホームページ「源氏物語の世界」をご覧ください。
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