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新品 :14113779812
中古 :14113779812-1 |
メーカー | 36c5963 | 発売日 | 2025-05-14 08:29 | 定価 | 25000円 | ||
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カテゴリ |
不昧公の正室・方子と娘・玉映の落款
閉じる「在天願作比翼鳥」白氏文集・漢詩文の落款
閉じる仙台藩医・木村寿禎の落款
閉じる原本の断層画像写真
閉じる女三の宮の降嫁、復元模型
閉じる左が冷泉天皇、右が源氏の君の模型
閉じる薫の君を抱く源氏の君(国宝
閉じる左が柏木、右が夕霧(国宝・源氏物語絵巻)
自筆「源氏物語」の「柏木(かしわぎ)」の巻は、禁裏(京都御所)において書かれたものです。
したがって、出品した自筆「源氏物語」は、天皇の曽祖父の貴重な自筆です。桶谷定一 ★ 肩衝 茶入 ★ 共箱 仕覆 ( 捻梅唐草 ) ★ 造形良く気品ある逸品 ★ 京焼 茶道具 ★。茶道具 膳所 肩衝 茶入 陽炎園 作 仕服 五色間道 桐箱入り 茶道 t 46321399。b-3817 昭阿弥造 黄交趾台子皆具揃 扇面 共箱 茶道具。茶道具 蓋置 黄交趾 太鼓、京都 高野昭阿弥作、共箱 新品。。茶道具 浅黄交趾 五徳 蓋置 中村 翠嵐 作 茶道 t 9304755。茶道具 香盆 女桑 茶道 t 28-1706。茶道具 蓋置 芦と蛍の図、 京都 高野 昭阿弥作 共箱■新品■。B04943 淡々斎書付 ゼゼ焼丸茶入 箱蓋のみ:真作。茶道具 重香合 塗 茶道 t ms2228-15。瑞山 作 七宝 蓋置 茶道具 煎茶道具 共箱 木箱入り 萬古焼 加賀瑞山造 釉七宝透 古美術。茶道具 志野 山水紋 擂座 火入 加藤 光右衛門 造 火入れ 茶道 t hiire-024。三代長太郎 黒薩摩 茶入 箱有 美品 茶道具 茶道。楽焼 一閑人 蓋置 路春造 共箱有 京焼 茶道具。O1702 【京焼 平安東山 笹田仁史 肩衝茶入 仕覆:宗薫緞子】 茶器 茶事/60。茶道具 鉄絵 口四方 火入 宮川 香斎 造 火入れ 茶道 t hiire-005。【真作保証】加賀瑞山 (トルコ釉 青海波) 喰篭。O1703 京焼【平安祥悦肩衝茶入】 松竹梅金襴仕覆 /60。O1681 【京焼 平安仁史 笹田仁史造 肩衝茶入】 【仕覆:西陣織 十色間道】/60。女二の宮付女房たちが、夕霧の凛々しさを見て、女二の宮との結婚を期待する。漢詩の由来は、「ことならば、ならしの枝にならさなむ葉守の神のゆるしありきと」との柏木の中の一文にあります。。【高取焼 笹山登古 肩衝茶入】長期保管品 茶道具・共箱 仕覆付・牙蓋。茶道具 座箒 長さ約50cm 紙箱 注)画像は参考商品ですので、寸法や模様は個々に異なります。。【蔵c9475】真葛香山 花文向付 小鉢 六客 共箱。茶道具 壷飾り むすび紐 飾り茶壷 結紐 飾り紐 茶壺 茶道 t ms2228-01a。茶道具 織部 鳥紋 口木瓜 火入 長谷川 青峯 造 火入れ 茶道 t hiire-013。
自筆上部の「在天願作比翼鳥」(天に在りて願わくは比翼の鳥とならん)「天に在ってのお願いは比翼の鳥となることである」の漢詩文の落款が押捺されている。
《原本中の凹凸はストロボの影響によるものです。古切に至る詳細な経緯は下記「希少価値欄」に記載
(1)・自筆の「原文の読み下し文」は次の通りです。この漢詩は「白氏文集」に由来するものです。
すこし、物おほえたる樣ならましかは、さはかりうち出てそめたりしに、
いとよう、氣色は見てましを。「女宮の、かくて、
世をそむき給へる有樣、おとろ々しき御惱みにもあらて、すかやかに、
おほし立ちける程よ。
二條のうへの、さはかり限りにて、『なくなく申(もうし)給ふ』と、
き(聞)ゝしをは、いみしきこ・・・・《とにおほ(思)して、》
(文責・出品者)
「原文の読み下し文」は、読みやすいように「通行訳」としております。
《「源氏物語」柏木(かしわぎ)の巻》
《大将の君(夕霧)、友人の衛門督(柏木)の回想をする》
《殿(源氏の君)が小声でお申しあげになると、
宮(女三の宮・源氏の君の正室・薫の君の母)はなんのご返事もなく、うつぶしてしまわれた。
(源氏の君)「どうお思いなのだろう。
《九・大将の君(夕霧)、友人の衛門督(柏木)の回想をする》
大将の君(夕霧)は、あの衛門督(えもんのかみ・柏木)が
思いあまって、》・・・・・それとなく口にしたことを、
(夕霧)「いったいどういういきさつがあったのだろうか。どうにもならぬ今はの際(きわ)とて、折もわるく、
はっきりせぬまま悲しいことになってしまったものよ」
と、その督の君(柏木)のの面影が忘れられなくて、兄弟の君たちにもまして無性に
悲しく思わずにはいらっしゃれないのだった。
またそれにしても、これを院(源氏の君がお許し申されてよいものだろうか。「尼姿」は、僧の薄墨の衣装をまとっているという意味。その秘密が源氏の君の知るところとなり苦悩する柏木と女三の宮を記す。柏木は生前、友人の夕霧に女二の宮(落葉の宮)の行く末を遺言として託す。
《柏木》
想道:“到底是怎一回事?如果他那神志再清爽些,
也会把真情出,我就可察知究竟了。
又想:“三公主此次并无何等重的疾病,而毅然决然地出家尼,
又是什道理?即使自愿出家,父道会允?
上次紫夫人病那危,啼啼哭哭地要求出家,
父尚且不肯抛舍,于将留住了。
写真一番左下の角印が仙台藩の家紋印(竹に雀)
家紋印の上の2つの印は仙台藩主第五代藩主・伊達吉村の正室(冬姫)。
冬姫は通称。左端の写真は「柏木の巻」末尾の拡大写真。
篆書体の下の二つの印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)と娘・玉映の落款
写真左から2枚目上の2つの印は仙台藩医・木村寿禎の落款
右端の写真上は仙台藩主(伊達家)正室一覧表の表紙。)
(出品した自筆の「断層画像写真」(柏木の巻)MRI 36―29B
自筆下二つの印のうち下は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)」、上は娘の幾千姫(玉映)の落款
「源氏物語」「柏木の巻」主人公・柏木の資料
下記写真は、国宝「源氏物語絵巻」の中に描かれる柏木。左が柏木、右が夕霧。2番目の写真は近衛基熙の肖像(陽明文庫・所蔵)
3番目の写真は、第107代後陽成天皇の曾孫・近衛基熙の天皇家・近衛家略系図
4番目の写真は、天皇家・近衛家略系図の出典(淡交テキスト「茶会記」に親しむ・7)平成29年7月淡交社・刊行
「在天願作比翼鳥」(天に在りて願わくは比翼の鳥とならん)「天に在ってのお願いは比翼の鳥となることである」の漢詩文の落款が押捺されている。
つまり、原文の内容に関する漢詩の落款を押捺しているのは、茶会における床の間の「掛け軸」(かけじく)を拝見(はいけん)の際に、茶会を主催する亭主が、客に「最高のごちそう」を振る舞うために披露したものです。「落款」の漢詩の由来を待合において説明する際に、長い時間を要し、茶会における貴重な時間であったと推定されております。上の「拡大断層(MRI)写真」でわかる通り、極めて薄い和紙の上に墨の文字がくっきりと浮き上がるように「源氏物語」の文字が記されております。肉眼では見ることのできない和紙の繊維の一本一本のミクロの世界を見ることができます。
古切の書は、一旦表装を剥離し分析と鑑定検査のために「断層(MRI)写真撮影」をしております。掛軸や屏風にすることが可能なように、「Removable Paste(再剥離用糊)」を使用しているため、自筆の書に影響をあたえずに、容易に「剥離」することができるような特殊な表装となっております。一方、アメリカやイギリスでは研究が進み和紙の組成状況を精確に分析・解析をするために断層(MRI)写真が利用されており、今回の出品に際し、「断層(MRI)写真」を資料として出しました。
一方、欧米では一般的には、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析をコンピューターの数値によって解析しております。解析の基準となるのが「ドーバート基準」で、アメリカでは日本国内の画像データを自動的に収集、自筆の分析に際し、数値データをコンピューターで自動的に解析し「極似」した画像データによって筆者を識別する研究が進んでおります。その後、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析と並行し、奥書の「宗」の字の下の文字が判読できずにいた。
「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、大炊御門宗氏が23歳から31歳までの間に書かれたものと推定されている。
3・自筆「源氏物語」の旧・所蔵者の特定の経緯について
近衛基熙の旧・所蔵の特定は、「花押」の写真照合技術によるものです。
4・近衛基熙(このえもとひろ)について
近衛基熙は、慶安元年(1648年)3月6日、近衛尚嗣(関白・左大臣)の長男として誕生。実母は近衛家女房(瑤林院)。父、尚嗣が早世し、尚嗣と正室女二宮の間には男子がなかったため、後水尾上皇の命により、近衛家の外にあった基熙が迎えられて上皇の保護下で育てられた。以後、摂関家の当主として累進し、翌年明暦元年(1655年)従三位に上り公卿に列せられる。寛文5年(1665年)6月、18歳で内大臣に任じられ、寛文11年(1671年)には右大臣、さらに延宝5年(1677年)に左大臣へ進み、長い時を経て元禄3年(1690年)1月に関白に昇進した。出品以外の所蔵品を紹介した出品者のホームページ「源氏物語の世界」をご覧ください。
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