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新品 :14037779812
中古 :14037779812-1 |
メーカー | c23b978ea3a7 | 発売日 | 2025-06-07 17:51 | 定価 | 25000円 | ||
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カテゴリ |
不昧公の正室・方子と娘・玉映の落款
閉じる「香煙引到楚香処」白氏文集の有名な漢詩
閉じる仙台藩医・木村寿禎の落款
閉じる原本の断層画像写真
閉じる大君と中の君を見る薫の君(源氏物語/国宝)
閉じる琵琶を弾く匂宮と中の君(拡大/国宝)
閉じる左は薫の君、右は大君と中の君(総角の絵)
閉じる大君・中の君姉妹と匂宮(網代車・宇治)
自筆「源氏物語」の「総角(あげまき)」の巻は、禁裏(京都御所)において書かれたものです。源氏物語書写 第47帖 「総 角」 : 書に関してあれこれ。
「総角の巻」の主人公は、源氏の君と女三の宮の皇子・薫の君と今上帝天皇と明石中宮の皇子・匂宮のきらびやかな恋物足りが描かれている
自筆「源氏物語」の筆者である「大炊御門宗氏(おおいのみかどむねうじ)」は、室町時代の第103代天皇である後土御門天皇(ごつちみかどてんのう)の曽祖父です。【美品】 佐々木虚室 帰来窯 緑釉 菓子器 在銘 虚室 共箱 桐四方桟 共布 由来書 茶道具。
したがって、出品した自筆「源氏物語」は、天皇の曽祖父の貴重な自筆です。b-3817 昭阿弥造 黄交趾台子皆具揃 扇面 共箱 茶道具。大炊御門宗氏の長男・信宗の娘が大炊御門信子(のぶこ)であり、信子は後花園天皇の寵愛を受け准后として御所に居住し、皇子を生み後に第103代後土御門天皇として即位し、信子は生母・皇太后となる。:引き取り限定【古都京都】「蒔絵と象嵌火鉢E-93」家具・民具・調度品.蒔絵・置物・時代箪笥〝家〟。現在の今上天皇と系譜がつながっている。茶道具 蓋置 黄交趾 太鼓、京都 高野昭阿弥作、共箱 新品。。
関白・近衛基熙(このえ もとひろ)は、後水尾院(第108代後水尾天皇)の皇女・常子内親王と結婚。茶道具 染付 詩箋 火入 須田 菁華 造 火入れ 茶道 t hiire-007 注)長期在庫品につき箱に変色等が見られますが、本体は問題ございません。。二人の皇女・熙子(ひろこ)は、甲府藩主・徳川綱豊と結婚。茶道具 仁清写 筍 香合 清閑寺 杉田 祥平 作 茶道 t 9304718。綱豊は、のち第六代将軍・徳川家宣となり、熙子(ひろこ)は将軍家宣の正室となった。茶道具 浅黄交趾 五徳 蓋置 中村 翠嵐 作 茶道 t 9304755。近衛基熙は、千利休の孫・千宗旦との茶会の交流(下記に掲示)で知られると同時に、第111代・後西院天皇や後水尾天皇を主賓に迎え茶会を開催。茶道具 高取 文琳 茶入 替仕服付 仕服:大内間道/逢坂金襴 高取 八山 作 茶道 16-3101。茶会の際、基熙が所蔵する藤原定家・自筆の「定家色紙」を持参した記録がある。茶道具 香盆 女桑 茶道 t 28-1706。基熙は、他にも朝廷・幕府の間で茶会を何度も開催した記録が残っている。聞香炉 青磁 八卦 横山 瑞祥 造 香道 火入れ 茶道 紙箱入り t tz21-004。(資料の記録は下記に掲示)
出品した「源氏物語」は、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)」の自筆です。茶道具 蓋置 芦と蛍の図、 京都 高野 昭阿弥作 共箱■新品■。
自筆「源氏物語」の書の特徴から高松宮系統と称されるものです。茶道具 菓子器 高取 七宝透 鉢十五代 亀井 味楽(正久) 造 茶道 t 9304916。「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、少なくとも応永五年から8年間にわたり書かれていることがわかる。B04943 淡々斎書付 ゼゼ焼丸茶入 箱蓋のみ:真作。このため後醍醐天皇の宸翰(しんかん・天皇自筆)にかなり近い年代に書かれていることがわかる。茶道具 仁清写 俵 香合 久世 久宝 作 桐箱入り 茶道 t 9304696。また、各巻ごとの書かれた年については不明。茶道具 重香合 塗 茶道 t ms2228-15。従って、応永五年とは、書き始めの年である。F321 野々田 電気 風炉 81-18950 茶道具 直接取引可 石狩市。また、落款から、後年、近衛基熙(1648~1722)の所蔵となり、時代が下って、松平不昧公の手にわたり、正室・方子の所蔵となったものである。瑞山 作 七宝 蓋置 茶道具 煎茶道具 共箱 木箱入り 萬古焼 加賀瑞山造 釉七宝透 古美術。近衛家で永く保存されておりましたので、保存状態は極めて良好です。茶道具 真塗 土風炉 眉風炉 月松斎 作 (3) 茶道 10-6114。
大炊御門家は、平安時代末期摂政関白藤原師実の子経実・治暦4年(1068)~天承元年(1131)を祖として創立された。茶道具 志野 山水紋 擂座 火入 加藤 光右衛門 造 火入れ 茶道 t hiire-024。大炊御門北に邸宅があったため「大炊御門(おおいみかど)」を称する。茶道具 仁清写 柴舟 香合 橋本 城岳 作 桐箱入り 茶道 t 9304672。初代、経実の子経宗は平治の乱で平清盛方の勝利に貢献。三代長太郎 黒薩摩 茶入 箱有 美品 茶道具 茶道。また、二条天皇の外戚として勢威をふるい、左大臣に昇った。茶道具 染付 隅田川 香合 真葛 宮川 香斎 作 桐箱入り 茶道 t 9304687。出品した「源氏物語」の筆者・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)は、大炊御門家13代の当主で南北朝時代から室町時代前期の公卿。楽焼 一閑人 蓋置 路春造 共箱有 京焼 茶道具。応永5年(1398年)に従三位となり公卿に列する。【金富士】値下げ中 明治期『成化年製』銘 漢詩高士図湯冷まし 煎茶道具 検/楽山紫砂九谷備前萩焼常滑宝生伊万里骨董中国古玩。備前権守、参議、権中納言、権大納言などを歴任し、応永27年(1420年)に内大臣に昇任した。O1702 【京焼 平安東山 笹田仁史 肩衝茶入 仕覆:宗薫緞子】 茶器 茶事/60。
旧・所蔵者の近衛基煕は、「源氏物語」に造詣が深く、「源氏物語」の注釈書『一簣抄』(いっきしょう)を著(あらわ)しております。和気亀亭 楽焼 竹型 蓋置 一双 共箱 検】茶道具。炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、近衛基熙が研究のために収集し、のちに出雲松平家に伝わり、松平治郷の正室・方子が鑑賞していたものです。茶道具 鉄絵 口四方 火入 宮川 香斎 造 火入れ 茶道 t hiire-005。近衛基熙が所蔵する自筆・「源氏物語」の中で、最も美しく繊細な筆致で記された平安時代の文字に最も近いとされております。茶道具 聞香炉 緑釉 松楽窯 茶道 紙箱 t ms2228-05。数ある自筆「源氏物語」の中で、第一級品と称される貴重な自筆です。【真作保証】加賀瑞山 (トルコ釉 青海波) 喰篭。
出品した「源氏物語」は総角(あげまき)の内容の要旨
『源氏物語』五十四帖の巻名のひとつ。O1683 【京焼 清水焼 平安 万代喜山 茄子茶入】 【仕覆:笹蔓緞子】 /60。総角の巻は、源氏の君と女三の御子、薫の君と今上天皇の皇子・匂宮の恋物語を描いております。O1703 京焼【平安祥悦肩衝茶入】 松竹梅金襴仕覆 /60。大君と中の君の姉妹は、朱雀院(前朱雀天皇)の弟・八の宮を父とする。※即決※ 山本一如 交趾楓蓋置★久田流十二代 尋牛斎花押★u949。八の宮のなきあと宇治にこもる大君と中の君の姉妹のうち、大君との結婚を望む薫の君(母は、前朱雀天皇の皇女・女三の宮)は老女房の弁たちの手引きで大君の寝所に入るが大君は気配に気づき隠れてしまう。O1681 【京焼 平安仁史 笹田仁史造 肩衝茶入】 【仕覆:西陣織 十色間道】/60。大君の意思を知った薫の君は中の君を匂宮(今上天皇と明石中宮の皇子)に紹介し結婚させようと考え、九月のある夜ひそかに匂宮を宇治に案内し、中の君と逢わせてしまう。茶道具 狂言袴紋 火入 須田 祥豊 造 火入れ 茶道 t hiire-011 注)長期在庫品につき箱に変色等が見られますが、本体は問題ございません。。しかし、母后・明石中宮に反対され、その後は身分柄思うように宇治を訪問することができない。【P038】 炉縁 唐松蒔絵 真塗り 中村宗悦 共箱 布着 外箱 茶道具 伝統工芸。大君と結ばれぬまま終わった薫は深い悲嘆に沈む。茶道具 乾山写 金彩 草紋 火入 北風 一三 造 火入れ 茶道 t hiire-009。一方、薫の君の悲しみを人伝てに聞いた明石中宮は、「ここまで想われる女人の妹姫なら、匂宮が通うのも無理はない」と思い直し、匂宮に「二条院へ妻として迎えても良い」と認めた。茶道具 染付 冠 火入 橋本 龍岳 造 火入れ 茶道 紙箱入り t hiire-017。匂宮は、中の君を京の二条院に引き取る決意をする。茶道具 煙管一双 如心斎好写 表流 木村 清五郎 作 t ms1911-26a 注)長期在庫品につき箱に変色等が見られますが、本体は問題ございません。。
原本自筆上部に「香煙引到楚香処」(香煙引き到る、楚香の処)という漢詩文の落款が押捺されている。茶道具 香盆 真塗 t 茶道 28-3616。この漢詩は「白楽天」のうち「李夫人(りふじん)」の中の有名な一節である。【高取焼 笹山登古 肩衝茶入】長期保管品 茶道具・共箱 仕覆付・牙蓋。この漢詩は、「反魂香(はんごんこう)」としても広く知られている。O1690 【京焼洛東 桶谷定一作 利休好肩衝茶入梅緞子仕覆付】 /60。前漢の武帝王が美しい李夫人の死をいたみ「反魂香」を九華帳(漢王の寝室にかける,幾重もの花模様のついた,美しいとばり)の中で香を焚くと、美しい夫人の魂が煙に導かれ魂を呼び返してその姿を煙の中に夫人の姿が現われる。茶道具 座箒 長さ約50cm 紙箱 注)画像は参考商品ですので、寸法や模様は個々に異なります。 茶道 t ms2229-04。紫式部が「総角」を書くに際し、「白楽天」の漢詩を読み理解したうえで、「総角」の中の「大君が父君の八の宮を呼ぶべき煙がほしい」という意味から原文の中で、「人の煙にありけむ香の煙そ、いと得まほしくおほさるる」と書いていることから紫式部が「白楽天」のうち「李夫人(りふじん)」の「反魂香(はんごんこう)」の漢詩に共鳴していることがよくわかる。茶道具 織部 草紋 火入 和田 桐山 造 火入れ 茶道 t hiire-016 注)長期在庫品につき箱に変色等が見られますが、本体は問題ございません。。詳細な理由は下記説明欄に記載
(自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。【真作保証】三浦竹泉 (五世) 染付柳橋絵・杓立・茶道具。)
大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」近衛基熙・旧蔵の来歴については下記「説明欄」に記載
《「源氏物語」総角(あげまき)の巻》
「総角」の巻は英文で「Trefoil Knots」と表記されます。【蔵c9475】真葛香山 花文向付 小鉢 六客 共箱。
《自筆上部の「香煙引到楚香処」(香煙引き到る、楚香の処)という漢詩文の落款が押捺されている。『紀州焼葵窯・二代目』 寒川栖豊作 焼しめ 肩衝茶入 桐共箱。この漢詩は「白楽天」のうち「李夫人(りふじん)」の中の一節です。茶道具 壷飾り むすび紐 飾り茶壷 結紐 飾り紐 茶壺 茶道 t ms2228-01a。この漢詩は、「反魂香(はんごんこう)」としても広く知られている「白氏文集」の中の有名一節です。茶道具 肩衝茶入 笹田有祥 造 仕覆付。》
(自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。茶道具 織部 鳥紋 口木瓜 火入 長谷川 青峯 造 火入れ 茶道 t hiire-013。)
「自筆原本」
自筆右下の印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室・方子と娘・幾千姫(玉映)の落款。茶道具 雲華焼 瓢形 火入 寄神 崇白 造 火入れ 茶道 t 9304944 注)長期在庫品につき箱に変色等が見られますが、本体は問題ございません。。
自筆上部の「香煙引到楚香処」(香煙引き到る、楚香の処)という漢詩文の落款が押捺されている。O1686 清水焼【平安 万代喜山造 胴紐肩衝茶入】 花兎段唐花織 仕覆付き /60。
この漢詩は「白楽天」のうち「李夫人(りふじん)」の中の有名な一節です。茶道具 絵唐津 鉄絵 口四方 火入 小峠 丹山 造 火入れ 茶道 t hiire-004。
《原本中の凹凸はストロボの影響によるものです。平安 山川巌 飾壺 皆具 共箱。》
自筆下部の印は出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)の落款(印譜)
自筆が「古切」とされたのは江戸時代。◆道八 造・染付・青華・風景図文・煎茶器揃・横手急須・煎茶碗5客・湯冷・箱付・茶器・煎茶道具◆aaa245。古切に至る詳細な経緯は下記「希少価値欄」に記載
(1)・自筆の「原文の読み下し文」は次の通りです。■楠廸庵■茶道具 火入 和田桐山作 唐津写 火入 共箱。
《「源氏物語」総角(あげまき)の巻》
《「香煙引到楚香処」(香煙引き到る、楚香の処)という漢詩文の落款が押捺されている。(B719) 永楽善五郎 十四代 10本 セット 徳利 酒瓶 染付捻 妙全 お悠さん 【悠】 酒器 とっくり 共箱 食器 懐石 骨董。この漢詩は「白楽天」のうち「李夫人(りふじん)」の中の有名な一節で「白氏文集」に由来するものです。樋谷定一 京焼茶入三種★肩衝・文琳・内海★即中斎花押★a876。》
《はつかしけ》・・・れと、「かゝるへきちきりこそはありけめ」
とおほ(思)して、こよなうのとかに、後やすき御心を、
かの片つ方の人に、見くらへたてまつり給へは、「あはれ」とも、
思ひ知られにたり。『中古品』 平安・笹田有祥作 利休地蔵写 肩衝茶入 桐共箱。空しくなりなん後の、思ひいてにも、
「心こはく、思ひ隈なからし」と、つゝみ給ひて、はしたなくも、
え押し放ち給はす。『未使用』 平安・笹田有祥作 六条肩衝写 茶入 桐共箱。夜もすから、人をそゝのかして、御湯なと、
まゐらせたてまつり給へと、露はかり參る氣色もなし。『中古品』 平安・笹田有祥作 利休丸壷写 茶入 桐共箱。
「いみしのわさや。新品未使用 茶道具セット。いかにしてかは、かけとゝむへき」
と、いはん方なく思ひ給へり。N1140 京焼洛東 桶谷定一作 文琳茶入 林檎風球形茶心壷 共箱 仕覆セット 抹茶 茶道具 お点前 茶器 /60。不斷經のあかつきかたの、
ゐ(居)かはりたるこゑ(聲)の、いとたうた(尊)きに、
あさり(阿闍梨)も、よゐ(夜居)にさふらひて
ねふりたる、・・・・《うちおとろきて》
(文責・出品者)
「原文の読み下し文」は、読みやすいように「通行訳」としております。O1104 京焼 洛東 桶谷定一 肩衝茶入 茶道具 仕覆 共箱/60。
《「源氏物語」総角(あげまき)の巻》
《桐壺天皇の皇子・八の宮の御子・大君と中の君と薫の君、匂宮の恋物語》
《薫の君、宇治の大君(桐壺天皇の皇子・八の宮の姫君)の邸を訪ねる》
《中納言(薫の君)、姫宮(桐壺天皇の皇子・八の宮の姫君・大君)の体調を気遣う》
《中納言(薫の君)新帝即位式や新嘗祭の宮中行事のあと大君を見舞う》
《(薫の君)「このところずっとご看病申しあげていらっしゃって、さぞお疲れでございましょう。和蘭陀喰籠 河合瑞豊作42dbzi。
せめて今晩くらいゆっくりお休みなさいまし。国領寿人 菱模様香合 共箱 茶道具 工芸品 京焼。この宿直人(とのいびと)が控えておりますから」
とお申しあげになるので、中の宮(桐壺天皇の皇子・八の宮の姫君・中の君)は気がかりであるけれども、
なんぞ子細でもとお思いになって少し奥にお入りになる。『中古品』 平安・笹田有祥作 玉津島写 茶入 桐共箱。
姫宮(桐壺天皇の皇子・八の宮の姫君・大君)は、中納言(薫の君)まともに
顔を合せるわけではないけれど、中納言(薫の君)がそっと寄ってきてはお看取り申されるので、
ほんとにつらく恥ずかしく》・・・・お感じになる。『瀬戸』 銘「明烏」肩衝 茶入 桐共箱。
けれども、こうまでしていただく宿縁があったのだろうとお思いになって、このうえもなく
穏やかで安心のできるこのお方(薫の君)のお人柄を、あのもうお一方(匂宮・今上天皇の皇子)に
比べてごらんになると、しみじみと中納言(薫の君)のありがたさがお分りになる。茶道具 遠州七窯 膳所焼 岩崎新定作 膳所焼 模槍鞘肩衝茶入 美品!!。
自分がこの世を去ったあとにも、このお方から、強情で人の気持の分らなかった女であったというふうには
思い出されたくない、とお気づかいになって、姫宮(桐壺天皇の皇子・八の宮の姫君・大君)は、
中納言(薫の君)をそっけなく遠ざけることもおできにならない。【風流庵】 『天壇毛氈』 ウール 100% ★ 紺色 毛氈 【5㎜厚】 破紙箱。
中納言(薫の君)は夜通し誰彼に指図してお薬などをお勧め申されるけれど、
姫宮(桐壺天皇の皇子・八の宮の姫君・大君)は、まるで召しあがるご様子もない。茶道具 風炉先屏風 女桑 裏アジロ両面使い。
(薫の君)「容易ならぬことになった、どうすればお命をとりとめることができるだろうか」
と、中納言(薫の君)は万策尽きて言いようのないお気持である。岡本為治(造)刷毛目 鉢 共箱 京焼 茶道具 陶磁器 現代工芸 z6568k。
《三十三・健康回復の祈りを捧げる僧が大君に父・八の宮の夢を語る》
不断経(ふだんぎょう)の、夜明け近くに交替した声がまことに尊く聞えるので、
夜伽(よとぎ)に詰めて居眠りしていた阿闍梨(あじゃり)も、・・・・《ふと目を覚まして
陀羅尼(だらに)を読みはじめる。N1138 美品 京焼 洛東 桶谷定一造 仕覆付き肩衝茶入 茶器 茶事 茶席 茶道具 伝統工芸 共箱/60。》
現代語訳の出典・「源氏物語」小学館刊・阿部秋生・東大名誉教授(1999年没)
備考・出品した自筆は、大炊御門宗氏・自筆で近衛基熙の旧・所蔵になるものです。清少納言の日記「枕草子」安土・桃山時代・慶長二年(1597)の古筆(自筆)貴重書・不味公・正室方子・旧蔵・落款入21-4。
《Trefoil Knots (総角)》
She strove to dispel her embarrassment with the thought that a bond
from a former life must account for their being so near.
When she compared his calm gentleness with Niou's heartless behavior,
she had to admit that the contrast was startling.
And she did not want to be remembered for her coldness.
She could not send him away.
All through the night he had women at work brewing medicines,
but she quite refused to take them.
He was beside himself. The crisis was real, that much was clear.
And what could be done to save her?
New lectors came for the matins, and the abbot,
who had been present through the night, started up at the
fresh resonance and began intoning mystical formulas.
英語訳文(英文)の出典:『The Tale of Genji』
Edward George Seidensticker(エドワード・ジョージ・サイデンステッカー)コロンビア大学教授(2007年没)
《総角》
“原来我同他有的宿!”
回思此人性情温厚着,重可靠。N1153 美品 京焼 信楽焼 在銘あり 肩衝茶入 茄子茶入 3点まとめて 茶器 茶事 茶席 茶道具 伝統工芸 時代物/60。
比起那个人来,在越得多。桂窯 雲華焼 寄神崇白作 菓子器 茶道具 器 盛皿 料理にも。深恐自己死后,
在此人的回中是一个倔固、冷酷无情的人,
因此并不拒他。◎491085 【SALE♪】 京焼 紫翠窯 西村徳泉 染付山水風景 煎茶器揃 宝瓶 泡瓶 茶瓶 急須 煎茶碗 湯呑 湯冷まし 共箱。薰中言通夜坐在身旁,
指侍女,病人服。【友】中村翠嵐 交趾盃 交趾胴締ぐい呑 酒器 煎茶碗 茶道具 共箱。但大女公子一口也不想喝。【風流庵】 『未使用』 籐蔓付 ★ 十草 平丸形 火消壷 化粧箱。
薰中言想:“病了!
怎可以保住性命?”他心中着无限。【風流庵】 『未使用』 西尾瑞豊造 ★ 黒 棗形 火消壷 [籐蔓付] 化粧箱。
通夜不断地的僧人,到天明分了班,
声音非常庄。3218 時代物 作家物 作者不明 楽焼 菓子皿 向付 検 楽吉左衛門 九代了入。阿梨也通夜念,偶打个睡,
此也已醒来,始朗陀尼。●平安 巌造【天目釉荘壷 共箱】状態良好! 正絹網・紐3本・口覆・口紐付き 京焼 山川巌 茶道具 飾壷 茶器。他然年老而喉音枯嗄,
但因修行功夫甚深,听来法力甚宏。■楠廸庵■茶道具 水指 浅黄交趾末廣水指 真葛香斎作 共箱。他向薰中言探:
中国訳文の出典:『源氏物語(Yunsh wy)』
豊子愷(ほうしがい)中国最初の「源氏物語」翻訳者(文化大革命で没)
注記・中国語の文字の一部がシステムの関係で反映されない場合があります。◎486562 【SALE♪】 良品 京焼 平安清鳳造 高野清鳳 色絵三盛果 茶器揃 宝瓶×2 湯冷×1 湯呑×6 共箱 煎茶道具茶道具茶具玉露。この場合、落札後に正確な中国語の文字を記載した中国語訳文を交付いたします。『真葛焼 色絵桜川 盃 「香斎」造 在名 共箱』江戸時代から続く京焼の窯元「真葛焼」四代真葛香斎 流水桜 さくら 酒盃 酒器 酒杯 ぐい呑。
左の写真2枚が「源氏物語」総角の巻の末尾(原本番号88-B)右面と左面の押印。茶道具 遠州七窯 膳所焼陽炎園 岩崎新定作 膳所焼肩衝茶入 美品!!。
写真一番左下の角印が仙台藩の家紋印(竹に雀)
家紋印の上の2つの印は仙台藩主第五代藩主・伊達吉村の正室(冬姫)。茶道具 茶懐石 杉田祥平作『清閑寺窯 祥平造「染付干支 辰 杯6客まとめて」共箱・在銘「清閑寺」』未使用 京焼 茶事 表千家 裏千家十職。冬姫は内大臣・通誠の養女。【土風炉師】寄神崇白「雲華焼 半田 一双」 茶道具 水屋道具 灰器 炭所望 炉風炉兼用 裏千家淡々斉茶道文化功労賞受賞 難有 y91601949。
冬姫は通称。■楠廸庵■茶道具 火入 膳所焼 鉄絵口四方火入 岩崎新定作 共箱。正式な名は伊達貞子。『未使用』 平安・高野昭阿弥作 鉄仙 色絵蓋置 共箱。左端の写真は「総角の巻」末尾の拡大写真。N029 京焼 平安栄山作 染付山水楼閣文 茶器揃 急須 湯冷まし 湯呑五客揃 茶器 茶事 茶席 茶道具 伝統工芸/80。
左上の篆書体は、「香煙引到楚香処」(香煙引き到る、楚香の処)の押印。◆乾伸行 伊羅保建水 裏千家 十五代 鵬雲斎 花押◆b719。
篆書体の下の二つの印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)と娘・玉映の落款
写真左から2枚目上の2つの印は仙台藩医・木村寿禎の落款
右端の写真上は仙台藩主(伊達家)正室一覧表の表紙。▽ 【13】 厳嶋豊之助 作 赤瓷金彩茶器 / 落款 銘有 在銘 茶道具 共箱。表紙の下は一覧の拡大写真(仙台市立博物館・刊行)
(奥書は、令和2年11月29日に蔵の中の桐箱から発見されたものです。茶壷 平安(万代)草山造289vlba。)
(出品した自筆の「断層画像写真」(総角の巻)MRI 47―72B
自筆下二つの印のうち下は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)」、上は娘の幾千姫(玉映)の落款
「源氏物語」「総角の巻」主人公・総角の資料
下記写真は、国宝「源氏物語絵巻」の中に描かれる大君・中の君姉妹。◆栄山・染付・僧侶図・煎茶器揃・宝瓶・煎茶碗5客・湯冷・茶器・煎茶道具◆aaa210。
左側が琵琶と筝を奏でる大君・中の君姉妹、右が姉妹を覗き込む薫の君
「近衛基熙の肖像」「後西院天皇主賓の茶会の記録」
1番上の写真は、第103代後土御門天皇と曽祖父・大炊御門宗氏の系図(公家事典303頁)
2番目の写真は「額縁裏面」に表記されるラベル。『未使用』 平安・高野昭阿弥作 二閑人雪だるま 色絵蓋置 共箱。2番目の写真は近衛基熙の肖像(陽明文庫・所蔵)
3番目の写真は、第107代後陽成天皇の曾孫・近衛基熙の天皇家・近衛家略系図
4番目の写真は、天皇家・近衛家略系図の出典(淡交テキスト「茶会記」に親しむ・7)平成29年7月淡交社・刊行
源氏物語「総角」原本に記されております。N547 美品 清水焼 京薩摩 貫入 金彩牡丹文茶器揃 急須 湯冷まし 湯呑五客揃 茶器 茶事 茶席 茶道具 伝統工芸 古美術/80。紫式部が「総角」を書くに際し、「白氏文集」の漢詩を熟読したうえで「源氏物語」の「総角の巻」を書いていることがわかります。華中亭道八造 青華 山水画 茶器 共箱 / 染付 山水図 文字 煎茶器揃 急須 煎茶碗 高橋道八。この原詩の言葉の引用は、「総角の巻」に用いられていることで広くしられている。尋牛斎 久田宗也 花押入 舞扇 扇子 扇子 書 金箔 茶道具 茶掛け 表千家。紫式部がこの原詩に親しんでいたと推定されている。k30-5597[MIT] 即中斎 花押 扇面 風炉先 屏風 茶道具。
「香煙引到楚香処」(香煙引き到る、楚香の処)の漢詩文の落款が押捺されている。茶入 大海茶入 桶谷定一 在銘 仕覆付 共箱 茶器 茶壷 煎茶道具 茶道具 ★岡山発送★(広島発送品同梱不可)。この漢詩は「白氏文集」に由来するものです。茶道具 蛤香合 荒井 正春 作 茶道 06-8304。
つまり、原文の内容に関する漢詩の落款を押捺しているのは、茶会における床の間の「掛け軸」(かけじく)を拝見(はいけん)の際に、茶会を主催する亭主が、客に「最高のごちそう」を振る舞うために披露したものです。茶箱 茶碗 振出 茶巾筒 巾筒 共箱。茶会の際に落款に記された由来を知った客が広くそのことを社会に広めたために結果的に、多くの茶会に開催される「最高のごちそう」として原文に関係する漢詩の落款を付したものです。411730 【 未使用 茶道具 清虚窯 平山秀 山女魚紋 喰籠 菓子鉢 陶印 共布 共箱 】 検)作家物 懐石道具 料亭 会席 茶道 茶器 茶の湯ⅲ。「落款」の漢詩の由来を待合において説明する際に、長い時間を要し、茶会における貴重な時間であったと推定されております。大雅堂2833 利祥造 在銘 染付山水紋 煎茶6点セット 急須(高さ7㎝重さ170g)美品 煎茶道具茶道具茶席道具 越前蔵うぶ出し。
出品している書の「断層(MRI)写真」の原板は、レントゲン写真と同じ新聞の半分ほどの大きさのフィルムです。京焼 宮本清香 造 赤地金襴手青海波 水次 共箱 茶道具 美品 画像10枚掲載中。肉眼では見ることのできない和紙の繊維の一本一本のミクロの世界を見ることができます。十六代永楽善五郎(即全)造 宗偏流家元 不審庵『山田宗囲書付』仁清写 菊桐蓋置 茶道具 保証品。日本国内では医療用以外には見ることのできない書の「断層(MRI)写真」です。【閑】京焼 河合紀造 浮彫陶額『双鶴』共箱★時代物★4D0907 ■。
古切の書は、一旦表装を剥離し分析と鑑定検査のために「断層(MRI)写真撮影」をしております。【逢絢亭】茶道具 蓋置 京焼 松葉彫 真葛(宮川)香斎 共箱入り。撮影後、展示のために再表装をしております。【八八八】久世久宝 染付 花鳥文 蓋置 ◆共箱 茶道具 【b-025】。掛軸や屏風にすることが可能なように、「Removable Paste(再剥離用糊)」を使用しているため、自筆の書に影響をあたえずに、容易に「剥離」することができるような特殊な表装となっております。【閑】茶道具 四代 清風与平 造 秘色窯 大型鉢 径20.5cm 共箱 時代物★希少品★美品 4D1103。
国内における鑑定人は、自筆の筆者を識別するために、個々の文字ごとに字画線の交叉する位置や角度や位置など、組み合わせられた字画線間に見られる関係性によって、個人癖の特徴を見出して識別する方法、また個々の文字における、画線の長辺、湾曲度、直線性や断続の状態、点画の形態などに見られる筆跡の特徴によって識別する方法、そして、書の勢い、速さ、力加減、滑らかさ、などの筆勢によって識別する方法が一般的な手法です。☆アンティーク・☆煎茶道具 染付風景文煎茶碗六客&花に鳳凰文茶托 五 箱無。
一方、欧米では一般的には、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析をコンピューターの数値によって解析しております。【八八八】桶谷定一 ? 瀬戸 鉄釉 胴紐茶入◆箱なし 茶道具 仕覆付【c-146】。数値解析は、文字の筆順に従いX、Y座標を読み、そのX、Y座標をコンピューターへ入力後、コンピューターによって多変量解析を行うものです。古美術 文政2年 丹波大海 茶入 茶道具 煎茶道具 骨董品 美品 唐茶 舟越★真贋保証(管理ID:4229)。解析の基準となるのが「ドーバート基準」で、アメリカでは日本国内の画像データを自動的に収集、自筆の分析に際し、数値データをコンピューターで自動的に解析し「極似」した画像データによって筆者を識別する研究が進んでおります。茶道具 火入 三島、京焼 中村秋峰作 桐共箱■新品■。
2・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)の自筆の特定について
自筆の筆者は、書体、書風から京都の公卿によって書かれたものであるはわかっていたが、昭和38年以来、筆者名は特定されていなかった。10299/○桶谷定一 内海茶入 共箱 仕覆付 京焼 茶器 煎茶道具 茶道具。その後、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析と並行し、奥書の「宗」の字の下の文字が判読できずにいた。楽吉左衛門 九代 了入 黒茶入 眼鏡箱 共箱・認得斎・鵬雲斎花押・15代吉左衛門極め! n504。それが、技術の進歩により「宗」の下の文字が「氏」と判読された結果、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)」であることが判明した。【閑】時代 手捻り煎茶碗(5客)盃揃い☆4D0803 ■。
「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、大炊御門宗氏が23歳から31歳までの間に書かれたものと推定されている。四代 楽吉左衛門 一入 黒茶入「連月」表千家 九代 了々斎花押 即中斎追書 二重箱k449。宗氏は、正二位・内大臣まで昇進したのち、応永28年(1421)47歳で没している。【十七代 永楽善五郎 而全】 浅黄交趾 蓋物 共箱 千家十職 茶道具 食器 懐石 器 菓子器。
3・自筆「源氏物語」の旧・所蔵者の特定の経緯について
近衛基熙の旧・所蔵の特定は、「花押」の写真照合技術によるものです。【逢絢亭】茶道具 水屋道具 灰器 京焼 雲華焼 白色 炉・風炉一双 桂窯 寄神崇白 共箱入り。アメリカのコンピューターを用い、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析を、花押の照合に応用し、指紋の照合方法と同じ手法により99.9パーセントの確率で特定に至ったものです。29376 清水 六兵衛 犬山 茶瓶 【文】 もみじ 茶道具。
4・近衛基熙(このえもとひろ)について
近衛基熙は、慶安元年(1648年)3月6日、近衛尚嗣(関白・左大臣)の長男として誕生。清水焼 色絵花鳥文 小筥 1万円スタート。母は後水尾天皇皇女女二宮。京 粟田焼 二代目 美山作 能絵「天鼓」 菓子器。実母は近衛家女房(瑤林院)。■茶道具 桶谷定一作 釉垂 肩衝 仕覆 茶入。幼名は多治丸。皇室ボンボ二エール 手塚石雲 龍神鳳凰文 豪華箱 共箱 共布 高約6cm 対角約11.5cm。父、尚嗣が早世し、尚嗣と正室女二宮の間には男子がなかったため、後水尾上皇の命により、近衛家の外にあった基熙が迎えられて上皇の保護下で育てられた。大樋焼亀の淵香合 松雲窯 泉喜仙作50vcae。承応3年(1654年)12月に元服して正五位下に叙せられ、左近衛権少将となる。【閑】煎茶道具 高野昭阿弥造赤絵『双龍花鳥文』涼炉 台付 焜炉 茶炉 風炉 共箱★美品★4D0529■。以後、摂関家の当主として累進し、翌年明暦元年(1655年)従三位に上り公卿に列せられる。大徳寺 茶杓 長谷川 寛州 銘深山路 宗?作 茶道具 共箱 0083/0227。明暦2年(1656年)に権中納言、万治元年(1658年)に権大納言となり、寛文4年(1664年)11月23日には後水尾上皇の皇女常子内親王を正室に賜った。織部 菓子鉢 川崎和楽作。寛文5年(1665年)6月、18歳で内大臣に任じられ、寛文11年(1671年)には右大臣、さらに延宝5年(1677年)に左大臣へ進み、長い時を経て元禄3年(1690年)1月に関白に昇進した。十六代 永楽善五郎【即全 造】仁清写 秋草 茶碗【即中斎 書附箱】抹茶碗 茶道具 管理77627。近衛基熙は、寛文5年(1665年)から晩年まで『基熈公記』で知られる日記を書いている
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