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新品 :13861879812
中古 :13861879812-1 |
メーカー | cd5a3ed | 発売日 | 2025-05-26 12:13 | 定価 | 25000円 | ||
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カテゴリ |
不昧公の正室・方子と娘・玉映の落款
閉じる「半是君詩半是書」白氏文集の有名な漢詩
閉じる仙台藩医・木村寿禎の落款
閉じる国宝・橋姫・大君と中の君と薫の君
閉じる左・中の君、右・大君(国宝・拡大)
閉じる中の君と大君をのぞく薫の君(国宝・拡大)
閉じる大君と中の君をのぞく薫の君(絵の資料)
閉じる八の宮の家系図(大君・中の君)
自筆「源氏物語」の「橋姫(はしひめ)」の巻は、禁裏(京都御所)において書かれたものです。
自筆「源氏物語」の筆者である「大炊御門宗氏(おおいのみかどむねうじ)」は、室町時代の第103代天皇である後土御門天皇(ごつちみかどてんのう)の曽祖父です。
したがって、出品した自筆「源氏物語」は、天皇の曽祖父の貴重な自筆です。大炊御門宗氏の長男・信宗の娘が大炊御門信子(のぶこ)であり、信子は後花園天皇の寵愛を受け准后として御所に居住し、皇子を生み後に第103代後土御門天皇として即位し、信子は生母・皇太后となる。現在の今上天皇と系譜がつながっている。
関白・近衛基熙(このえ もとひろ)は、後水尾院(第108代後水尾天皇)の皇女・常子内親王と結婚。二人の皇女・熙子(ひろこ)は、甲府藩主・徳川綱豊と結婚。綱豊は、のち第六代将軍・徳川家宣となり、熙子(ひろこ)は将軍家宣の正室となった。近衛基熙は、千利休の孫・千宗旦との茶会の交流(下記に掲示)で知られると同時に、第111代・後西院天皇や後水尾天皇を主賓に迎え茶会を開催。茶会の際、基熙が所蔵する藤原定家・自筆の「定家色紙」を持参した記録がある。基熙は、他にも朝廷・幕府の間で茶会を何度も開催した記録が残っている。(資料の記録は下記に掲示)
出品した「源氏物語」は、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)」の自筆です。
自筆「源氏物語」の書の特徴から高松宮系統と称されるものです。「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、少なくとも応永五年から8年間にわたり書かれていることがわかる。このため後醍醐天皇の宸翰(しんかん・天皇自筆)にかなり近い年代に書かれていることがわかる。また、各巻ごとの書かれた年については不明。従って、応永五年とは、書き始めの年である。また、落款から、後年、近衛基熙(1648~1722)の所蔵となり、時代が下って、松平不昧公の手にわたり、正室・方子の所蔵となったものである。近衛家で永く保存されておりましたので、保存状態は極めて良好です。
大炊御門家は、平安時代末期摂政関白藤原師実の子経実・治暦4年(1068)~天承元年(1131)を祖として創立された。大炊御門北に邸宅があったため「大炊御門(おおいみかど)」を称する。初代、経実の子経宗は平治の乱で平清盛方の勝利に貢献。また、二条天皇の外戚として勢威をふるい、左大臣に昇った。出品した「源氏物語」の筆者・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)は、大炊御門家13代の当主で南北朝時代から室町時代前期の公卿。応永5年(1398年)に従三位となり公卿に列する。。【P038】 炉縁 唐松蒔絵 真塗り 中村宗悦 共箱 布着 外箱 茶道具 伝統工芸。茶道具 乾山写 金彩 草紋 火入 北風 一三 造 火入れ 茶道 t hiire-009。茶道具 染付 冠 火入 橋本 龍岳 造 火入れ 茶道 紙箱入り t hiire-017。茶道具 煙管一双 如心斎好写 表流 木村 清五郎 作 t ms1911-26a 注)長期在庫品につき箱に変色等が見られますが、本体は問題ございません。数ある自筆「源氏物語」の中で、第一級品と称される貴重な自筆です。
出品した「源氏物語」は橋姫(はしひめ)の内容の要旨
『源氏物語』五十四帖の巻名のひとつ。橋姫の巻は、源氏の君と女三の御子、薫の君と今上天皇の皇子・匂宮、そして、朱雀院(前朱雀天皇)の弟・八の宮(朱雀天皇の皇太子)を父とする浮舟の恋物語を描いております。大君と中の君の姉妹は、朱雀院(前朱雀天皇)の弟・八の宮(朱雀天皇の皇太子)を父とする。 茶道 t ms2229-04。茶道具 織部 草紋 火入 和田 桐山 造 火入れ 茶道 t hiire-016 注)長期在庫品につき箱に変色等が見られますが、本体は問題ございません。その気品高い優雅に心ゆらいだ薫の君は応対に出た大君に交誼を申し出るが、代わりに応対に出た弁の君は柏木の乳母子であることを告げたうえ、柏木の遺言を伝えたいと申し出る。冬十月、宇治を訪れた薫の君に、大君と中の君の姉妹の後見の依頼を受け承諾した。その明け方、薫の君は弁の君と対面し自分の出生の秘密を知る。その証拠の品である柏木の遺書を読み、自分の薫は出生の秘密を知る。しかし、父柏木の顔を知らない。だが、親であることは間違いない。こまやかな目に見えない愛情の交流を闇の中で手探りをするような心境。。O1686 清水焼【平安 万代喜山造 胴紐肩衝茶入】 花兎段唐花織 仕覆付き /60。茶道具 絵唐津 鉄絵 口四方 火入 小峠 丹山 造 火入れ 茶道 t hiire-004。平安 山川巌 飾壺 皆具 共箱。◆道八 造・染付・青華・風景図文・煎茶器揃・横手急須・煎茶碗5客・湯冷・箱付・茶器・煎茶道具◆aaa245。■楠廸庵■茶道具 火入 和田桐山作 唐津写 火入 共箱。(B719) 永楽善五郎 十四代 10本 セット 徳利 酒瓶 染付捻 妙全 お悠さん 【悠】 酒器 とっくり 共箱 食器 懐石 骨董。樋谷定一 京焼茶入三種★肩衝・文琳・内海★即中斎花押★a876。『中古品』 平安・笹田有祥作 利休地蔵写 肩衝茶入 桐共箱。『未使用』 平安・笹田有祥作 六条肩衝写 茶入 桐共箱。『中古品』 平安・笹田有祥作 利休丸壷写 茶入 桐共箱。新品未使用 茶道具セット。N1140 京焼洛東 桶谷定一作 文琳茶入 林檎風球形茶心壷 共箱 仕覆セット 抹茶 茶道具 お点前 茶器 /60。O1104 京焼 洛東 桶谷定一 肩衝茶入 茶道具 仕覆 共箱/60。ヤ100★中古 茶釜/鉄 風炉釜/真鍮 無地切合釜? 鬼面風炉 茶釜添え 釜カン 真鍮5.4kg。和蘭陀喰籠 河合瑞豊作42dbzi。国領寿人 菱模様香合 共箱 茶道具 工芸品 京焼。『中古品』 平安・笹田有祥作 玉津島写 茶入 桐共箱。『瀬戸』 銘「明烏」肩衝 茶入 桐共箱。茶道具 遠州七窯 膳所焼 岩崎新定作 膳所焼 模槍鞘肩衝茶入 美品!!。【風流庵】 『天壇毛氈』 ウール 100% ★ 紺色 毛氈 【5㎜厚】 破紙箱。茶道具 風炉先屏風 女桑 裏アジロ両面使い。岡本為治(造)刷毛目 鉢 共箱 京焼 茶道具 陶磁器 現代工芸 z6568k。N1138 美品 京焼 洛東 桶谷定一造 仕覆付き肩衝茶入 茶器 茶事 茶席 茶道具 伝統工芸 共箱/60。清少納言の日記「枕草子」安土・桃山時代・慶長二年(1597)の古筆(自筆)貴重書・不味公・正室方子・旧蔵・落款入21-4。21-12 京焼 仁阿弥道八 水滴。清少納言の日記「枕草子」安土・桃山時代・慶長二年(1597)の古筆(自筆)貴重書・不味公・正室方子・旧蔵・落款入20-4。N1153 美品 京焼 信楽焼 在銘あり 肩衝茶入 茄子茶入 3点まとめて 茶器 茶事 茶席 茶道具 伝統工芸 時代物/60。桂窯 雲華焼 寄神崇白作 菓子器 茶道具 器 盛皿 料理にも。◎491085 【SALE♪】 京焼 紫翠窯 西村徳泉 染付山水風景 煎茶器揃 宝瓶 泡瓶 茶瓶 急須 煎茶碗 湯呑 湯冷まし 共箱。【友】中村翠嵐 交趾盃 交趾胴締ぐい呑 酒器 煎茶碗 茶道具 共箱。【風流庵】 『未使用』 籐蔓付 ★ 十草 平丸形 火消壷 化粧箱。【風流庵】 『未使用』 西尾瑞豊造 ★ 黒 棗形 火消壷 [籐蔓付] 化粧箱。3218 時代物 作家物 作者不明 楽焼 菓子皿 向付 検 楽吉左衛門 九代了入。●平安 巌造【天目釉荘壷 共箱】状態良好! 正絹網・紐3本・口覆・口紐付き 京焼 山川巌 茶道具 飾壷 茶器。■楠廸庵■茶道具 水指 浅黄交趾末廣水指 真葛香斎作 共箱。◎486562 【SALE♪】 良品 京焼 平安清鳳造 高野清鳳 色絵三盛果 茶器揃 宝瓶×2 湯冷×1 湯呑×6 共箱 煎茶道具茶道具茶具玉露。『真葛焼 色絵桜川 盃 「香斎」造 在名 共箱』江戸時代から続く京焼の窯元「真葛焼」四代真葛香斎 流水桜 さくら 酒盃 酒器 酒杯 ぐい呑。茶道具 遠州七窯 膳所焼陽炎園 岩崎新定作 膳所焼肩衝茶入 美品!!。茶道具 茶懐石 杉田祥平作『清閑寺窯 祥平造「染付干支 辰 杯6客まとめて」共箱・在銘「清閑寺」』未使用 京焼 茶事 表千家 裏千家十職。【土風炉師】寄神崇白「雲華焼 半田 一双」 茶道具 水屋道具 灰器 炭所望 炉風炉兼用 裏千家淡々斉茶道文化功労賞受賞 難有 y91601949。■楠廸庵■茶道具 火入 膳所焼 鉄絵口四方火入 岩崎新定作 共箱。『未使用』 平安・高野昭阿弥作 鉄仙 色絵蓋置 共箱。N029 京焼 平安栄山作 染付山水楼閣文 茶器揃 急須 湯冷まし 湯呑五客揃 茶器 茶事 茶席 茶道具 伝統工芸/80。◆乾伸行 伊羅保建水 裏千家 十五代 鵬雲斎 花押◆b719。▽ 【13】 厳嶋豊之助 作 赤瓷金彩茶器 / 落款 銘有 在銘 茶道具 共箱。茶壷 平安(万代)草山造289vlba。茶道具 交趾 青竹 蓋置 真葛香斎 共箱 京焼 色絵 棚 お稽古 茶会。▽ 【14】 大海茶入 桶谷定一 作 / 平茶入 仕服 仕覆 桐箱 共箱 茶道具。『未使用』 平安・高野昭阿弥作 三ッ人形 色絵蓋置 共箱。お茶道具 風炉師 浅尾宗筌 造 愈好斎好み 雲華焼 独楽透かし手培一対。★【茶道具 火入】楽焼 桂窯 檜垣良多 造 香炉釉 瓢形火入 (ひさごがたひいれ)★共箱 共布 未使用品。春陽 (造) 瓶掛 五徳 敷板付 京焼 瓶掛け 瓶かけ 炉台 溜塗 茶道具 陶磁器 漆工芸 木工芸 天然木 z6325t。清少納言の日記「枕草子」安土・桃山時代・慶長二年(1597)の古筆(自筆)貴重書・落款入・茶道・茶道具・26-2。N185 美品 京焼 平安 万代喜山造 仕覆付肩衝茶入 御茶入れ 茶器 茶事 茶席 茶道具 共箱/60。◆栄山・染付・僧侶図・煎茶器揃・宝瓶・煎茶碗5客・湯冷・茶器・煎茶道具◆aaa210。『未使用』 平安・高野昭阿弥作 二閑人雪だるま 色絵蓋置 共箱。【友】煎茶道具 二代 三浦竹軒 青華文 染付 籐提手 急須 煎茶道具 美品 共箱。茶道具 早蕨 蓋置 伊東 桂楽 作 茶道 20-8301。【風流庵】 『未使用』 平安・高野昭阿弥作 ★ 色絵 三ッ人形 蓋置 共箱。茶道具 遠州七窯 膳所焼岩崎新定作 膳所焼肩衝茶入 間道仕覆付 美品!!。◆栄山・染付・煎茶器揃・山水風景図・宝瓶・煎茶碗6客・湯冷・茶器・煎茶道具◆aaa209。N547 美品 清水焼 京薩摩 貫入 金彩牡丹文茶器揃 急須 湯冷まし 湯呑五客揃 茶器 茶事 茶席 茶道具 伝統工芸 古美術/80。華中亭道八造 青華 山水画 茶器 共箱 / 染付 山水図 文字 煎茶器揃 急須 煎茶碗 高橋道八。尋牛斎 久田宗也 花押入 舞扇 扇子 扇子 書 金箔 茶道具 茶掛け 表千家。k30-5597[MIT] 即中斎 花押 扇面 風炉先 屏風 茶道具。茶箱■10点セット【平安春峰】赤絵 京焼 朱塗り茶入 漆器箱 京薩摩茶碗 花唐草 お茶道具揃え 古美術 時代物 骨董品■。青磁捻梅水指 加藤藤山作27daad。《gu》 初代 伊藤陶山 造 秋草画菓子鉢 共箱: 茶道具 煎茶 宝瓶 京焼 日本陶磁 帝室技芸員 陶山 827/319。平安北峰 2代 大丸辰夫 白磁 小皿 20客揃 共箱 茶托 茶道具 京焼 bcu-48b1945。茶器 【TY278 茶道具 赤沢露石 紫交趾 小菊 面取 棗 陶器 江戸 幕末 明治 大正 昭和 骨董品 時代物 茶道 香道 お茶 煎茶 レトロ 】。【閑】煎茶道具 古伊万里焼染付『山水風景文』煎茶碗四客セット☆時代物☆4D1128。30414/○平安喜山 肩衝茶入 仕覆付 京焼 茶器 茶壷 煎茶道具 茶道具。【八八八】平安 三浦竹軒 梅花形 灰皿 ◆共箱 喫煙具 煙草 【y-249】。R47 貴山造 祥瑞染付胴帯皆具 共箱 茶道具。茶入 大海茶入 桶谷定一 在銘 仕覆付 共箱 茶器 茶壷 煎茶道具 茶道具 ★岡山発送★(広島発送品同梱不可)。茶道具 蛤香合 荒井 正春 作 茶道 06-8304。茶箱 茶碗 振出 茶巾筒 巾筒 共箱。411730 【 未使用 茶道具 清虚窯 平山秀 山女魚紋 喰籠 菓子鉢 陶印 共布 共箱 】 検)作家物 懐石道具 料亭 会席 茶道 茶器 茶の湯ⅲ。大雅堂2833 利祥造 在銘 染付山水紋 煎茶6点セット 急須(高さ7㎝重さ170g)美品 煎茶道具茶道具茶席道具 越前蔵うぶ出し。【閑】人間国宝 近藤悠三作 赤絵染付『梅文』煎茶碗(五客)共箱 茶道具★時代物★4D1003。R47 笹田有祥 中興名物 二見写 茶入 遠州緞子仕覆 共箱 茶道具。京焼 宮本清香 造 赤地金襴手青海波 水次 共箱 茶道具 美品 画像10枚掲載中。十六代永楽善五郎(即全)造 宗偏流家元 不審庵『山田宗囲書付』仁清写 菊桐蓋置 茶道具 保証品。【閑】京焼 河合紀造 浮彫陶額『双鶴』共箱★時代物★4D0907 ■。【逢絢亭】茶道具 蓋置 京焼 松葉彫 真葛(宮川)香斎 共箱入り。【八八八】久世久宝 染付 花鳥文 蓋置 ◆共箱 茶道具 【b-025】。【閑】茶道具 四代 清風与平 造 秘色窯 大型鉢 径20.5cm 共箱 時代物★希少品★美品 4D1103。【豆緑】法亭宣一作 肩衝茶入/内海茶入 仕覆 共箱付 茶道具。洛東 桶谷定一作 天目釉 飾壷 共箱 高さ26cm 四つ耳 美品 茶道具 画像10枚掲載中。皆具 新春■ 昌山 造 仁清金地笹文 皆具一式 [水指 建水 杓立 葢置]■ 茶道具 木箱入り №8337■。飾壷 かざり壷 天目釉 万代草山 共箱 網 三本組紐 口覆い付き 口切り 稽古。【八八八】清閑寺窯 杉田祥平 乾山 むさし乃 蓋置 ◆共箱 茶道具 武蔵野 【z-068】。茶入 肩衝 肩付 京焼 平安窯 キザン。☆アンティーク・☆煎茶道具 染付風景文煎茶碗六客&花に鳳凰文茶托 五 箱無。【八八八】桶谷定一 ? 瀬戸 鉄釉 胴紐茶入◆箱なし 茶道具 仕覆付【c-146】。古美術 文政2年 丹波大海 茶入 茶道具 煎茶道具 骨董品 美品 唐茶 舟越★真贋保証(管理ID:4229)。茶道具 火入 三島、京焼 中村秋峰作 桐共箱■新品■。10299/○桶谷定一 内海茶入 共箱 仕覆付 京焼 茶器 煎茶道具 茶道具。楽吉左衛門 九代 了入 黒茶入 眼鏡箱 共箱・認得斎・鵬雲斎花押・15代吉左衛門極め! n504。【閑】時代 手捻り煎茶碗(5客)盃揃い☆4D0803 ■。四代 楽吉左衛門 一入 黒茶入「連月」表千家 九代 了々斎花押 即中斎追書 二重箱k449。【十七代 永楽善五郎 而全】 浅黄交趾 蓋物 共箱 千家十職 茶道具 食器 懐石 器 菓子器。【逢絢亭】茶道具 水屋道具 灰器 京焼 雲華焼 白色 炉・風炉一双 桂窯 寄神崇白 共箱入り。29376 清水 六兵衛 犬山 茶瓶 【文】 もみじ 茶道具。清水焼 色絵花鳥文 小筥 1万円スタート。京 粟田焼 二代目 美山作 能絵「天鼓」 菓子器。■茶道具 桶谷定一作 釉垂 肩衝 仕覆 茶入。皇室ボンボ二エール 手塚石雲 龍神鳳凰文 豪華箱 共箱 共布 高約6cm 対角約11.5cm。大樋焼亀の淵香合 松雲窯 泉喜仙作50vcae。【閑】煎茶道具 高野昭阿弥造赤絵『双龍花鳥文』涼炉 台付 焜炉 茶炉 風炉 共箱★美品★4D0529■。大徳寺 茶杓 長谷川 寛州 銘深山路 宗?作 茶道具 共箱 0083/0227。織部 菓子鉢 川崎和楽作。十六代 永楽善五郎【即全 造】仁清写 秋草 茶碗【即中斎 書附箱】抹茶碗 茶道具 管理77627。【風流庵】 『京間用』 溜塗縁 両面使用 ★ 詩入『渓流~雲帯~』 腰風炉先。灰器■焼貫灰器 二代長楽作 「小川長楽」 赤楽 灰入れ 灰鉢 灰器 京焼 共箱 古美術 時代物 骨董品■。小野多美枝 ( 空女 )★ 京薩摩 蓋置 ★ 共箱 共布 栞 ★ 絵付け作家 ★ 細かく丁寧で雅な逸品 ★ 茶道具 ★。鉄瓶 高橋敬典 竹地紋銚子 共箱。茶箱 セット [B29722] 栗色 茶道具。【涼風庵】笹田有祥 作 六条肩衝茶入 共箱 仕覆 越後裂。☆煎茶道具 色絵金彩 霊芝と花文の煎茶碗 五客。■楠廸庵■茶道具 蓋物 青交趾若松彫蓋物 永楽正全作 共箱。▲60SK1682▲京焼 桶谷定一作 瓢形茶入 仕覆・共箱付 洛東 茶壷 茶心壺。大徳寺 茶杓 前田昌道 茶道具 共箱 0082/0227。【閑】江戸文政三年湖東焼 青華染付『雁飛来図』 あわび型向付(10客)当時木箱付 茶事/茶道具★時代物★希少品★4D0615。【逢絢亭】茶道具 水屋道具 灰器 楽焼 赤楽 素焼き 風炉用 吉村楽入 共箱入り。田中寿宝 火入 金襴手 捻 茶道具 中古美品 10.5cm 共箱 TNAKA Juho。【閑】茶道具 吉向焼 六世吉向松月造 青釉刻竹文 菓子鉢 共箱/茶事/茶道具★時代物★4D0511 ■。真葛香山作 仁清意 色絵 七寶透香炉。新品 京焼 白井半七造 金彩桜柄蓋置 茶道具。伊羅保か? 文字「價三千」 京 紫野 花押あり。:【古都京都】「丸平大木平蔵能面額F-49」能面.茶道具・華道・花瓶・花生・鉄瓶・茶臼・碾き臼・蒔絵・香道〝江〟。【骨董・茶道具】★京焼 真葛香斎★★瀬戸釉肩衝茶入 gn008yg.。030850「高取焼 十四代 亀井味楽 造 木瓜形 菓子鉢 在銘 共箱」茶器 茶道具 味楽 高取。永楽 茶道具 『赤絵鳳凰菓子鉢』 菓子鉢 飾鉢 茶碗 (管理ID:3752)。皇室につらなる伏見宮家の皇女・日榮(能筆家)自筆「法華経」(細字)化城喩品(けじょうゆほん)・宮殿を仏に奉上・茶道・茶道具7-16。【閑】茶道具 織部焼敷板 流れ釉/ 茶道具 4D0208■。京都の旧家から 金彩染付急須 1117Q4r。源氏物語」夢浮橋の巻 僧都、浮舟 桐壺天皇の皇子 八の宮の姫君。茶道具 仁清写 筍 香合 清閑寺 杉田 祥平 作 茶道 t 9304718。茶道具 浅黄交趾 五徳 蓋置 中村 翠嵐 作 茶道 t 9304755。茶道具 高取 文琳 茶入 替仕服付 仕服:大内間道/逢坂金襴 高取 八山 作 茶道 16-3101。茶道具 香盆 女桑 茶道 t 28-1706。聞香炉 青磁 八卦 横山 瑞祥 造 香道 火入れ 茶道 紙箱入り t tz21-004。茶道具 蓋置 芦と蛍の図、 京都 高野 昭阿弥作 共箱■新品■。茶道具 菓子器 高取 七宝透 鉢十五代 亀井 味楽(正久) 造 茶道 t 9304916。B04943 淡々斎書付 ゼゼ焼丸茶入 箱蓋のみ:真作。茶道具 仁清写 俵 香合 久世 久宝 作 桐箱入り 茶道 t 9304696。茶道具 重香合 塗 茶道 t ms2228-15。F321 野々田 電気 風炉 81-18950 茶道具 直接取引可 石狩市。瑞山 作 七宝 蓋置 茶道具 煎茶道具 共箱 木箱入り 萬古焼 加賀瑞山造 釉七宝透 古美術。茶道具 真塗 土風炉 眉風炉 月松斎 作 (3) 茶道 10-6114。茶道具 志野 山水紋 擂座 火入 加藤 光右衛門 造 火入れ 茶道 t hiire-024。茶道具 仁清写 柴舟 香合 橋本 城岳 作 桐箱入り 茶道 t 9304672。三代長太郎 黒薩摩 茶入 箱有 美品 茶道具 茶道。茶道具 染付 隅田川 香合 真葛 宮川 香斎 作 桐箱入り 茶道 t 9304687。楽焼 一閑人 蓋置 路春造 共箱有 京焼 茶道具。【金富士】値下げ中 明治期『成化年製』銘 漢詩高士図湯冷まし 煎茶道具 検/楽山紫砂九谷備前萩焼常滑宝生伊万里骨董中国古玩。O1702 【京焼 平安東山 笹田仁史 肩衝茶入 仕覆:宗薫緞子】 茶器 茶事/60。和気亀亭 楽焼 竹型 蓋置 一双 共箱 検】茶道具。茶道具 鉄絵 口四方 火入 宮川 香斎 造 火入れ 茶道 t hiire-005。茶道具 聞香炉 緑釉 松楽窯 茶道 紙箱 t ms2228-05。【真作保証】加賀瑞山 (トルコ釉 青海波) 喰篭。O1683 【京焼 清水焼 平安 万代喜山 茄子茶入】 【仕覆:笹蔓緞子】 /60。O1703 京焼【平安祥悦肩衝茶入】 松竹梅金襴仕覆 /60。※即決※ 山本一如 交趾楓蓋置★久田流十二代 尋牛斎花押★u949。O1681 【京焼 平安仁史 笹田仁史造 肩衝茶入】 【仕覆:西陣織 十色間道】/60。茶道具 狂言袴紋 火入 須田 祥豊 造 火入れ 茶道 t hiire-011 注)長期在庫品につき箱に変色等が見られますが、本体は問題ございません。備前権守、参議、権中納言、権大納言などを歴任し、応永27年(1420年)に内大臣に昇任した。
旧・所蔵者の近衛基煕は、「源氏物語」に造詣が深く、「源氏物語」の注釈書『一簣抄』(いっきしょう)を著(あらわ)しております。炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、近衛基熙が研究のために収集し、のちに出雲松平家に伝わり、松平治郷の正室・方子が鑑賞していたものです。近衛基熙が所蔵する自筆・「源氏物語」の中で、最も美しく繊細な筆致で記された平安時代の文字に最も近いとされております。。茶道具 香盆 真塗 t 茶道 28-3616。【高取焼 笹山登古 肩衝茶入】長期保管品 茶道具・共箱 仕覆付・牙蓋。O1690 【京焼洛東 桶谷定一作 利休好肩衝茶入梅緞子仕覆付】 /60。茶道具 座箒 長さ約50cm 紙箱 注)画像は参考商品ですので、寸法や模様は個々に異なります。八の宮の山籠りの留守中に宇治を訪れた薫の君は、有明の月の下で琴と琵琶を合奏する大君と中の君の二人の姫君の姿をかいま見る。。【真作保証】三浦竹泉 (五世) 染付柳橋絵・杓立・茶道具。【蔵c9475】真葛香山 花文向付 小鉢 六客 共箱。『紀州焼葵窯・二代目』 寒川栖豊作 焼しめ 肩衝茶入 桐共箱。茶道具 壷飾り むすび紐 飾り茶壷 結紐 飾り紐 茶壺 茶道 t ms2228-01a。茶道具 肩衝茶入 笹田有祥 造 仕覆付。茶道具 織部 鳥紋 口木瓜 火入 長谷川 青峯 造 火入れ 茶道 t hiire-013。茶道具 雲華焼 瓢形 火入 寄神 崇白 造 火入れ 茶道 t 9304944 注)長期在庫品につき箱に変色等が見られますが、本体は問題ございません。薫が老女弁の尼にあてた柏木の遺書を読むかびくさい反故の入った袋に入った柏木の遺書「小侍従の君へ」と上書きに記している。篆書印は、薫の君の実の父・柏木の乱れた文字にまだ見ぬ父をしのびつつ親の心情を理解する。薫の君は美しい大君に心を動かされ愛情が芽生えていく。
原本自筆上部に「半是君詩半是書」(半ばこれ君の詩、半ばこれ君の書)という漢詩文の落款が押捺されている。この漢詩は「白楽天」中の有名な一節である。薫は出生の秘密を知る。しかし、父柏木の顔を知らない。だが、親であることは間違いない。こまやかな目に見えない愛情の交流を闇の中で手探りをするような心境。薫が老女弁の尼にあてた柏木の遺書を読むかびくさい反故の入った袋に入った柏木の遺書「小侍従の君へ」と上書きに記している。篆書印は、薫の君の実の父・柏木の乱れた文字にまだ見ぬ父をしのびつつ親の心情を理解したものとされている。紫式部が「橋姫」を書くに際し、「白楽天」の漢詩を読み理解し共鳴していることがよくわかる。詳細な理由は下記説明欄に記載
(自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。)
大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」近衛基熙・旧蔵の来歴については下記「説明欄」に記載
《「源氏物語」橋姫(はしひめ)の巻》
「橋姫」の巻は英文で「The Eastern Cottage」と表記されます。
《自筆上部の原本自筆上部に「半是君詩半是書」(半ばこれ君の詩、半ばこれ君の書)という漢詩文の落款が押捺されている。
この漢詩は「白楽天」中の有名な一節です。》
(自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。)
「自筆原本」
自筆右下の上の印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室・方子と娘・幾千姫(玉映)の落款。
《自筆上部の原本自筆上部に「半是君詩半是書」(半ばこれ君の詩、半ばこれ君の書)
という漢詩文の落款が押捺されている。この漢詩は「白楽天」中の有名な一節です。》
《原本中の凹凸はストロボの影響によるものです。》
自筆下部の印は出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)の落款(印譜)
自筆が「古切」とされたのは江戸時代。古切に至る詳細な経緯は下記「希少価値欄」に記載
(1)・自筆の「原文の読み下し文」は次の通りです。
《「源氏物語」橋姫(はしひめ)の巻》
《「半是君詩半是書」(半ばこれ君の詩、半ばこれ君の書)
という漢詩文の落款が押捺されている。この漢詩は「白楽天」中の有名な一節です。》
《宇治八の宮の物語》
《薫の君、姉妹を垣間見る》
《薫の君、大君と御簾を隔てゝ対面》
《薫の君、宇治へ手紙を書く》
《薫の君、匂宮(今上天皇の皇子)に宇治の姉妹を語る》
《心なから》・・・・・かなはぬ心つきそめなは、おほきに
思ひに違ふへきことなむ、はへるへき」と聞こえたまへは、
「いて、あな、ことことし。例の、おとろおとろしき聖言葉、
見果てゝしかな」とて笑ひたまふ。心のうちには、かの古人の
ほのめかしし筋なとの、いとゝうちおとろかれて、ものあはれなるに、
をかしと見ることも、めやすしと聞くあたりも、
何はかり心にもとまらさりけり。
《第四章 薫の物語 薫、出生の秘密を知る》
《第一段 十月初旬、薫の君、宇治へ赴く》
十月になりて、五、六日のほとに、宇治へ参うてたまふ。
「網代をこそ、このころは御覧せめ」と、聞こゆる人ひとあれと、
「何か、そのひえおむし(蜉蝣)に争ふ心にて、網代にも寄らむ」
と、そきすてたまひて、例の、いと忍ひやかにて出て立ちたまふ。
か.ろ(軽)らかに・・・・《あしろくるま(網代車)にて》
(文責・出品者)
「原文の読み下し文」は、読みやすいように「通行訳」としております。
《「源氏物語」橋姫(はしひめ)の巻》
《桐壺天皇の皇太子・八の宮の二人の姫君(大君と中の君)と薫の君(女三の宮の子)の恋物語・自筆「源氏物語」橋姫》
《八の宮(桐壺帝の皇子で朱雀天皇の元皇太子)姫君(大君と中の君を養育)》
《国宝・橋姫の元になる原文・薫の君、大君と中の君の合奏を聴く》
《桐壺帝の皇子で朱雀天皇の元皇太子・八の宮の娘・大君と中の君の合奏後、薫の君老女房の昔語りを聞く》
《薫の君、弁の君の話(薫の君の出生の秘密を知る)に関心をいだき再開を約す》
《薫の君、宇治川を渡る柴刈積み舟を眺める》
《薫の君が帰京・宇治の姫君(桐壺帝の皇子で朱雀天皇の元皇太子・八の宮の御子・大君)と文を交わす》
《薫の君、匂宮(今上天皇の皇子)に宇治の姉妹(八の宮の御子・大君と中の君)を語る》
《宮は(今上天皇の皇子・匂宮)は、
是が非でも姫君(桐壺帝の皇子で朱雀天皇の元皇太子・八の宮の御子・大君と中の君)たちに
逢ってみたいお気持になられた。
(今上天皇の皇子・匂宮)「ではこれからも、もっとよく様子をさぐってくだされ」
と中将(薫の君)をお励ましになって、ご自身は格式のきまった高貴なご身分の窮屈さが
厭(いと)わしくさえなられ、なんともじれったく思っていらっしゃるので、
それが中将(薫の君)にはおもしろくなって、
(薫の君)「いやいや、埒(らち)もないことでございます。
この私はしばらくでも俗世間のことに執着すまいと
考えるわけのございます身でして、》・・・・・ろくでもないことからは遠ざかろうとしておりますのに、
もし万が一我ながら抑えかねる思いが生ずることにでもなりましたら、大いに不本意な結果となりましょう」
とお申しあげになる。すると、三の宮(今上天皇の皇子・匂宮)は、
(今上天皇の皇子・匂宮)「おや、なんと大げさな。例によってものものしい聖人ぶった口ぶり、
しまいにどうなることやら見届けたいものですよ」
と言ってお笑いになる。
中将(薫の君)は、心の中ではあの老人(弁の君)のほのめかしたことなどが、いよいよ
胸の突かれる思いをさそい、なんとなくもの悲しく感じられるので、美しいとか難がないとか、
目にし耳にする姫君(桐壺帝の皇子で朱雀天皇の元皇太子・八の宮の御子・大君と中の君)たち
についても、さほどは心にとまらないのであった。
《十六・薫の君、八の宮と対面、大君と中の君の後見を託される》
十月になって五、六日のころに、中将(薫の君)は宇治へまいられる。
(供人)「何よりも網代(あじろ)を、この季節にはごらんになるとよろしいでしょう」
と申しあげる人々がいるけれど、
(薫の君)「なんの、その氷魚(ひお)ではないが、蜉蝣(かげろう)とはかなさを争う心地で、
網代の見物でもあるまい」
と、中将(薫の君)は、そちらはお省きになって、いつものように、まことにひっそりとお立ち出でになる。
中将(薫の君)は、身軽に・・・・《網代車で、(かとり)の直衣(のうし)や指貫(さしぬき)を縫わせて、
ことさらにお微行(しのび)のお召物でいらっしゃる。》
備考・
美しい大君と中の君の二人の姫君の父・八の宮は、桐壺天皇の皇子であり、朱雀天皇の弟で皇太子でもあった。本来なら次期天皇と目されていたが政変により都を離れ宇治に住む。
現代語訳の出典・「源氏物語」小学館刊・阿部秋生・東大名誉教授(1999年没)
備考・出品した自筆は、大炊御門宗氏・自筆で近衛基熙の旧・所蔵になるものです。
《The Lady at the Bridge(橋姫)》
And if my feelings were to pull me against my resolve
you cannot tell me, can you, that any good would come of it."
"Fine!" Niou said, laughing.
"Another sermon.
Let us all fall silent and hear what our saint has to say.
But no. I think we have had enough."
It was with longing and dismay that Kaoru thought of the
events the old woman's story had hinted at.
He had never been very strongly drawn even to women of
uncommon charm and talent, and now they interested him still less.
On about the fifth or sixth day of the
Tenth Month he paid his next visit to Uji.
He must make it a point to have a look at the weirs, said his men.
It was the season when they were at their most interesting.
He would prefer not to, he replied.
"A fly having a look at the fish―a pretty picture."
英語訳文(英文)の出典:『The Tale of Genji』
Edward George Seidensticker(エドワード・ジョージ・サイデンステッカー)コロンビア大学教授(2007年没)
《橋姫》
如果自己不能控制此心,就大大地背我的本愿了。”
匂皇子笑道:“,
好神气!是得道高僧似的一篇大道理。
且看熬得到几。”上,
薰君心中一直挂念着那老侍女提到的那件事。
他此事比以前更加心,又很感。
因此即使自己看到美人,或者听人起某家女儿得漂亮,
他也全然不放在心上。到了十月里,
薰君于初五六日赴宇治。从者都:
“几天梁上景致正好,不妨去看看。”
薰君:“何必!人生无常跟蜉蝣相差无几,
梁有什好看?”
中国訳文の出典:『源氏物語(Yunsh wy)』
豊子愷(ほうしがい)中国最初の「源氏物語」翻訳者(文化大革命で没)
注記・中国語の文字の一部がシステムの関係で反映されない場合があります。この場合、落札後に正確な中国語の文字を記載した中国語訳文を交付いたします。
左の写真が「源氏物語」橋姫の巻の末尾(原本番号38-B)の押印。
写真一番左下の角印が仙台藩の家紋印(竹に雀)
家紋印の上の2つの印は仙台藩第五代藩主・伊達吉村の正室(冬姫)。冬姫は内大臣・通誠の養女。
冬姫は通称。正式な名は伊達貞子。左端の写真は「橋姫の巻」末尾の拡大写真。
上の篆書体は、「「半是君詩半是書」(半ばこれ君の詩、半ばこれ君の書)の押印。
篆書体の左の二つの印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)と娘・玉映の落款
写真右上の2つの印は仙台藩医・木村寿禎の落款
右端の写真上は仙台藩主(伊達家)正室一覧表の表紙。表紙の下は一覧の拡大写真(仙台市立博物館・刊行)
(奥書は、令和2年11月29日に蔵の中の桐箱から発見されたものです。)
(出品した自筆の「断層画像写真」(橋姫の巻)MRI 45―30B
自筆二つの印のうち上は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)」、上は娘の幾千姫(玉映)の落款。
「源氏物語」「橋姫の巻」主人公・橋姫の資料
下記写真は、国宝「源氏物語絵巻」の中に描かれる大君・中の君の姫君と薫の君。
「源氏物語絵巻 」橋姫(国宝)琵琶を前にする中の君(左端)と、
琵琶を横に置く大君。邸の外から二人の姫君を眺めるのが薫の君(右端)
「近衛基熙の肖像」「後西院天皇主賓の茶会の記録」
1番上の写真は、第103代後土御門天皇と曽祖父・大炊御門宗氏の系図(公家事典303頁)
2番目の写真は「額縁裏面」に表記されるラベル。2番目の写真は近衛基熙の肖像(陽明文庫・所蔵)
3番目の写真は、第107代後陽成天皇の曾孫・近衛基熙の天皇家・近衛家略系図
4番目の写真は、天皇家・近衛家略系図の出典(淡交テキスト「茶会記」に親しむ・7)平成29年7月淡交社・刊行
源氏物語「橋姫」原本に記されております。紫式部が「橋姫」を書くに際し、「白氏文集」の漢詩を熟読したうえで「源氏物語」の「橋姫の巻」を書いていることがわかります。この原詩の言葉の引用は、「橋姫の巻」に用いられていることで広く知られている。紫式部がこの原詩に親しんでいたと推定されている。
「香煙引到楚香処」(香煙引き到る、楚香の処)香煙引到楚香処」(香煙引き到る、楚香の処)の漢詩文の落款が押捺されている。この漢詩は「白氏文集」に由来するものです。
つまり、原文の内容に関する漢詩の落款を押捺しているのは、茶会における床の間の「掛け軸」(かけじく)を拝見(はいけん)の際に、茶会を主催する亭主が、客に「最高のごちそう」を振る舞うために披露したものです。茶会の際に落款に記された由来を知った客が広くそのことを社会に広めたために結果的に、多くの茶会に開催される「最高のごちそう」として原文に関係する漢詩の落款を付したものです。「落款」の漢詩の由来を待合において説明する際に、長い時間を要し、茶会における貴重な時間であったと推定されております。
出品している書の「断層(MRI)写真」の原板は、レントゲン写真と同じ新聞の半分ほどの大きさのフィルムです。肉眼では見ることのできない和紙の繊維の一本一本のミクロの世界を見ることができます。日本国内では医療用以外には見ることのできない書の「断層(MRI)写真」です。
古切の書は、一旦表装を剥離し分析と鑑定検査のために「断層(MRI)写真撮影」をしております。撮影後、展示のために再表装をしております。掛軸や屏風にすることが可能なように、「Removable Paste(再剥離用糊)」を使用しているため、自筆の書に影響をあたえずに、容易に「剥離」することができるような特殊な表装となっております。
国内における鑑定人は、自筆の筆者を識別するために、個々の文字ごとに字画線の交叉する位置や角度や位置など、組み合わせられた字画線間に見られる関係性によって、個人癖の特徴を見出して識別する方法、また個々の文字における、画線の長辺、湾曲度、直線性や断続の状態、点画の形態などに見られる筆跡の特徴によって識別する方法、そして、書の勢い、速さ、力加減、滑らかさ、などの筆勢によって識別する方法が一般的な手法です。
一方、欧米では一般的には、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析をコンピューターの数値によって解析しております。数値解析は、文字の筆順に従いX、Y座標を読み、そのX、Y座標をコンピューターへ入力後、コンピューターによって多変量解析を行うものです。解析の基準となるのが「ドーバート基準」で、アメリカでは日本国内の画像データを自動的に収集、自筆の分析に際し、数値データをコンピューターで自動的に解析し「極似」した画像データによって筆者を識別する研究が進んでおります。
2・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)の自筆の特定について
自筆の筆者は、書体、書風から京都の公卿によって書かれたものであるはわかっていたが、昭和38年以来、筆者名は特定されていなかった。その後、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析と並行し、奥書の「宗」の字の下の文字が判読できずにいた。それが、技術の進歩により「宗」の下の文字が「氏」と判読された結果、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)」であることが判明した。
「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、大炊御門宗氏が23歳から31歳までの間に書かれたものと推定されている。宗氏は、正二位・内大臣まで昇進したのち、応永28年(1421)47歳で没している。
3・自筆「源氏物語」の旧・所蔵者の特定の経緯について
近衛基熙の旧・所蔵の特定は、「花押」の写真照合技術によるものです。アメリカのコンピューターを用い、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析を、花押の照合に応用し、指紋の照合方法と同じ手法により99.9パーセントの確率で特定に至ったものです。
4・近衛基熙(このえもとひろ)について
近衛基熙は、慶安元年(1648年)3月6日、近衛尚嗣(関白・左大臣)の長男として誕生。母は後水尾天皇皇女女二宮。実母は近衛家女房(瑤林院)。幼名は多治丸。父、尚嗣が早世し、尚嗣と正室女二宮の間には男子がなかったため、後水尾上皇の命により、近衛家の外にあった基熙が迎えられて上皇の保護下で育てられた。承応3年(1654年)12月に元服して正五位下に叙せられ、左近衛権少将となる。以後、摂関家の当主として累進し、翌年明暦元年(1655年)従三位に上り公卿に列せられる。明暦2年(1656年)に権中納言、万治元年(1658年)に権大納言となり、寛文4年(1664年)11月23日には後水尾上皇の皇女常子内親王を正室に賜った。寛文5年(1665年)6月、18歳で内大臣に任じられ、寛文11年(1671年)には右大臣、さらに延宝5年(1677年)に左大臣へ進み、長い時を経て元禄3年(1690年)1月に関白に昇進した。近衛基熙は、寛文5年(1665年)から晩年まで『基熈公記』で知られる日記を書いている
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